どうもまさです
2番手以上飛ぶということで噂の「Yamaha inpres ud+2アイアン(2019)」の試打を行いました
実際に2番手飛距離アップできるのかを、高性能弾道計測器を使用して検証し、正直に感想をレビューします
一応結果から先に言っておくと、飛距離性能は素晴らしく実際に2番手飛距離アップすることができました
アイアンの飛距離不足に悩んでいて距離を伸ばしていきたいかたには最高のアイアンです
YAMAHA inpres ud+2(2019)アイアンの概要
ワイドソールによる低重心化と圧倒的なストロングロフトで、やさしく高弾道が打てる「ぶっ飛びアイアン」の最新モデル
二番手以上の飛距離アップが可能ということで飛び系アイアンのなかでは特に人気が高いアイアンです
標準装着シャフトは専用カーボンシャフトと、日本シャフトのNSPRO ZEROS7という軽量スチールシャフトの2種類となっています
- 2番手上の飛距離性能
- ワイドソールで高弾道
- 軽量で振りやすい2種類のシャフト
発売日
2018年10月5日発売
YAMAHA inpres UD+2(2019)アイアンのヘッド構造と特徴
ルールぎりぎりの反発力
フェース面をソール下部まで拡大して反発力がアップし、さらにスイートスポットも広くなっています。ミスヒットにも強い構造で芯を外しても飛距離ロスが少ない設計です
超低重心・超深重心設計でボールが上がりやすい
前作のUD+2アイアンと比較してトップブレードの厚みを薄くし、余った重量をソール後方に配置。さらに上がりやすくやさしいアイアンに仕上がっています
高初速ロフト設計
UD+2ならではの超ストロングロフト設計。ロフトは立っているがボールが上がりやすくなっている点がポイントです
スペックについて
NS PRO ZEROS7 | |||||
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ | バランス | 総重量 |
5 | 22 | 60.75 | 38.75 | D0 | 368 |
6 | 24 | 61 | 38.25 | D0 | 374 |
7 | 26 | 61.25 | 37.75 | D0 | 379 |
8 | 29 | 61.5 | 37.25 | D0 | 385 |
9 | 33 | 61.75 | 36.75 | D0 | 393 |
PW | 38 | 62.25 | 36.25 | D1 | 401 |
AW | 43 | 62.75 | 35.75 | D1 | 408 |
AS | 49 | 62.75 | 35.75 | D2 | 410 |
SW | 55 | 63.25 | 35.5 | D3 | 416 |
オリジナルカーボンシャフト | |||||
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ | バランス | 総重量 |
5 | 22 | 60.75 | 39 | C9 | 340 |
6 | 24 | 61 | 38.5 | C9 | 346 |
7 | 26 | 61.25 | 38 | C9 | 352 |
8 | 29 | 61.5 | 37.5 | C9 | 359 |
9 | 33 | 61.75 | 37 | C9 | 366 |
PW | 38 | 62.25 | 36.5 | D0 | 374 |
AW | 43 | 62.75 | 36 | D0 | 383 |
AS | 49 | 62.75 | 36 | D1 | 385 |
SW | 55 | 63.25 | 35.75 | D2 | 390 |
YAMAHA inpres ud+2(2019)アイアン試打レビュー
試打計測データ
試打測定データ(4球の平均値) | |
ヘッドスピード | 36.7 |
ボールスピード | 53.2 |
打ち出し角度 | 18.1 |
サイドスピン | 599左 |
バックスピン | 5575 |
キャリー | 169 |
総距離 | 181 |
Yamaha inpres ud+2(2019)アイアンを試打しての感想と評価
2番手上の飛距離性能
飛距離性能は素晴らしく実際に2番手飛距離がアップしました
ぼくはマイクラブ(7番で32°)で総距離160ヤードを狙っていきますが、inpres ud+2では総距離180ヤード超えという計測データでした
カーボンシャフトで軽量のクラブなので少し軽めにスイングしてこの数字、スチールシャフト装着のモデルであればまだまだ飛ばせそうなポテンシャルを感じました
高弾道でしっかり捕まる球筋
ロフトを目一杯立ててあるアイアンで、見た感じは正直5番アイアンに見える
ですが、ソールが分厚くて超がつくほどの手重心設計で自分が思っているよりも高弾道が打てて非常に楽
ロフトが立ち過ぎなので捕まらずにスライスしやすいのでは?と心配していましたが捕まり具合も良好
スライス系が持ち玉のぼくが打ってもドロー系の球筋なので多くの方が捕まった強いボールを打つことができるでしょう
この捕まりの良さはフェースの重心位置がネック寄りになりフェースターンしやすくなったことも要因かと推測します
反面、捕まりが良すぎる印象なのでフェードでコントロールするのは難しいと思います
バックスピンも思った以上にかかっているのでグリーン上でも問題なく止まってくれるはず
打感や打音
打感は反発力が強く、パチーンという爽快な打球音が心地良い
とにかく弾きがいいのが特徴。弾き感をアイアンにも求める場合は最高の打感です
ただ、音の印象から打感はやや硬めに感じますので柔らかい打感を求める方は苦手かなと思います
Yamaha inpres ud+2(2018)アイアンがおすすめのゴルファー
アイアンでとにかく飛距離アップしたい方
飛距離がバラつく方
ボールが上がらず飛距離ロスしている方
と言った方には特におすすめのアイアンです
ココが気になる
ココが気になるなと思った点としては、アドレスした時にバックフェース側が少し見えるところ
ソールが分厚いのでしょうがないですがココがどうしても気になって構えにくいなと思う方もいるのかなと思います
あとは低重心系のアイアンなのでダウンブローに打ち込んでいく人とは相性があまりよくない。ぼくもややダウンブロー傾向が強いタイプなので、もう少し緩やかな入射角であればさらに飛距離を出せたかなと感じます
とはいえ重心が低いので払って打っていく方には最高のアイアンです
まとめ
本当に2番手飛距離アップができるYAMAHA inpres ud+2アイアン、ぶっちゃけ7番アイアンでロフトが26度でクラブ長も長いので5番じゃねーかとなりますが、実際に打ってみると7番アイアンの感覚で振れて楽ちんで最高に飛ぶ
これは7番ですよといわれるだけで長いのに振りやすくなるから驚きです
捕まりも申し分なくドローが打ちやすく、風に負けない強い弾道が出るので多くのゴルファーが飛距離アップできでしょう。ユーティリティアイアンに近いほどの見た目の違和感は使いはじめには感じるかもしれませんが、ゴルフクラブは使っていくうちに見た目にはすぐに慣れるのであまり問題ないところだと思います
飛距離性能は高くやさしく打てるアイアンですが、ダウンブロー傾向の人とはあまり相性がよくないので自分のスイングタイプを把握しておきましょう
以上、YAMAHA inpres ud+2(2019)アイアン試打評価。ほんとに2番手飛ぶのかデータで検証してみる。という話題でした