「ゲーリーウッドランド使用『ウィルソンスタッフモデルブレードアイアン』特徴と取扱店について紹介」という記事でも紹介した、ウィルソンのブレードアイアンを試打することがきました
当初はUSモデルのみの販売でしたが、数量限定で国内モデルも発売されたということもあって今非常に注目度も高いアイアンです
そこでこの記事では、ウィルソンスタッフモデルブレードアイアンにフォーカスをあてて、性能や特徴について試打計測データをもとに、良かった点・気になった点を正直にレビューしていきます
ウィルソンスタッフモデルブレードアイアンのUSモデルを選択するのも賢い選択
日本国内モデルは数量限定ということもあって、番手とシャフトの選択肢がありません(ダイナミックゴールドS300が装着)
どうしても国内モデルが良いという方はそれでも良いと思いますが、USモデルだと同じヘッドでもカスタムして好みのシャフトを選択することもできますし、番手も選ぶことができます
そこでおすすめなのがUSモデルのゴルフクラブを専門に扱っている老舗のフェアウェイゴルフさん
ぼくも普段USモデルを購入する際に利用しているショップで、今年に入ってからはコブラSpeedzoneドライバーやSIM MAX Dドライバーなども購入しています
メーカーから直接仕入れを行っている正規ライセンス品取扱い店なので安心感が違います
参考USモデル専門「フェアウェイゴルフ」は安全?ヘビーユーザーがメリット・デメリットを徹底解説
ウィルソンスタッフモデルブレードアイアンの特徴
2019年の全米オープンチャンピオンゲーリー・ウッドランドが使用しているブレード型のマッスルバックアイアンが「ウィルソンスタッフモデルブレードアイアン」
スタッフプレーヤーでもあるブレンダン・スティールと共同開発したモデルでもあり、クラシカルな雰囲気のブレードアイアンなのだけれども、現代のテクノロジーも盛り込んだモデルとしても注目を集める硬派なアイアンです
素材にはSC20Cという軟鉄の中でも柔らかいとされる鉄を使用しているので、ソフトな打感を実現しています
そしてブレード型のアイアンでありながら、「Fluid Feel Hosel構造」という作り方によって重心位置を限りなくフェースセンターへ来るように調整されています
これは何かと言うと、上記の写真を見てもらうとわかるようにヒール側にウレタンやゴム片のような素材を入れることで軽量化を行い、ヒールに寄っている重心をセンターに移動されるというものです
これによって操作性が大幅に向上したり、必要以上にヘッドのトウ側を高くする必要がないというメリットがあります
ウィルソンスタッフモデルブレード | |
3番 | 20° |
4番 | 23° |
5番 | 26° |
6番 | 30° |
7番 | 34° |
8番 | 38° |
9番 | 42° |
PW | 46° |
ウィルソンスタッフモデルブレードアイアン試打レビュー
ウィルソンスタッフモデルブレードの7番アイアンに、シャフトはダイナミックゴールドのS300を装着したものを試打しました
ロフト角は34°
クラブの全長は37.25インチ
バランスはD2.5
総重量は441g
それでは弾道計測器スカイトラックにてデータ計測を行ったのでまずはデータを見ていきましょう
ウィルソンスタッフモデルブレードアイアン:試打計測データ
ヘッドスピード | 39.6m/s |
ボールスピード | 50.6m/s |
打ち出し角 | 20.4° |
打ち出し方向 | -1.6° |
バックスピン | 6863rpm |
サイドスピン | -158rpm |
センターからのブレ | -6.9yd |
キャリー | 151.6yd |
総距離 | 161.8yd |
結果から言うと、飛ばないけど打感とかは最高
ノーマルロフトなので飛距離性能には特別な期待はできない
ノーマルロフトということもあって飛距離的にはやはり期待できません
というか普通です
最近のストロングロフト系に慣れてしまうと全く飛ばない感覚に感じますが、昔ながらの飛距離という感じですね
スピン量も平均値では6863rpmということもありますので、前に行くというよりは上方向へ打球が飛んでいくイメージで、これは止まる!という弾道になります
また装着シャフトがダイナミックゴールドS300ということで重たいのでヘッドスピードが出せないのも要因かとは思います
あとはミスヒット時には10yd前後飛距離が落ちたりするので、そういったところはマッスルバックだなーという感じです
ミート率は確実に求められます
普通に打つとどちらかと言えばフェード系
マッスルバックアイアンにしてはヘッドの挙動は非常に大人しく感じます
開いたり閉じたりといった事はしやすいのですが、普通に打っていく分には開閉が少ない印象です
やはり重心位置がヒール寄りではなく、フェースセンターに調整が施されているからなのかなと実感できます
フェースターンが緩やかなので必要以上にフェースが返らず、基本弾道はフェードという感じになっていました
見た目の割に方向性も良いなと感じました
しかしこれは昔ながらのマッスルバックと比較した場合です
操作性自体はもちろん高く、必要な時には開いたり閉じたりといったこともかなりやりやすいあアイアンでした
米国産らしい丸みのあるストレートネック形状
こう見ると正直わかりにくいですが、ヘッドサイズはマッスルバックにしては気持ち大きめのミッドサイズといった感じ
全体的に丸みがあって、米国製のアイアンだなーというビジュアルです
あとはネックが思いっきりストレートで個人的にはかなり構えやすいアイアンです
打感と打音は文句なしで最高
打感ははっきり言って最高に良いです
ボールのフェース面への食いつきが凄くて、コンタクト時間がとにかく長く感じます
加えて打球音も重厚で、打っていてとにかく楽しいアイアンです
打感面では文句をつけるところはないです
総合評価:フィーリング面は言うことなしだが飛ばない
- 少しだけ大きめのマッスルバックを使いたい方
- ストレートネック形状のアイアンが好みの方
- 打感の良さにとにかくこだわる方
打感や打音、ヘッド形状などフィーリング面に関する項目的には最高レベルで、アイアンにこだわりのある方でも満足できる可能性が非常に高いクラブであるのは間違いありません
ただノーマルロフトなのでどうしても飛ばない(しょうがないんだけど)
ミスヒットにもシビアだし、スコアの事を考えるなら使いにくいアイアンではあります
ただクラシカルで硬派なデザインと、日本では使用者が絶対に少ないということで人とかぶらないといった事もある
要するにロマンなアイアンです
所有欲は確実満たされますし、フィーリング面を重視したいという方はチェックしてみてはいかがでしょうか
おすすめ度:
飛ばなくてもいいなら
以上、ウィルソンスタッフモデルブレードアイアン試打&評価|打感、打音が最高のミッドサイズマッスルバック。という話題でした
ウィルソンスタッフモデルブレードアイアンを買うならUSモデルもおすすめ
日本国内モデルは数量限定ということもあって、番手とシャフトの選択肢がありません(ダイナミックゴールドS300が装着)
どうしても国内モデルが良いという方はそれでも良いと思いますが、USモデルだと同じヘッドでもカスタムして好みのシャフトを選択することもできますし、番手も選ぶことができます
そこでおすすめなのがUSモデルのゴルフクラブを専門に扱っている老舗のフェアウェイゴルフさん
ぼくも普段USモデルを購入する際に利用しているショップで、今年に入ってからはコブラSpeedzoneドライバーやSIM MAX Dドライバーなども購入しています
メーカーから直接仕入れを行っている正規ライセンス品取扱い店なので安心感が違います
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