試打&評価

タイトリスト T100Sアイアン試打&評価|顔良し、飛距離良しのツアーモデルアイアン

タイトリストT100Sアイアン試打&評価
まさ
まさ
どうもまさです

以前「タイトリストが「T100S」をラインナップに追加することを発表|ストロングロフトのT100アイアン」という記事でも紹介した、タイトリストのT100Sアイアンなのですが、ようやく試打クラブを手に入れたので早速テストを行いました

この記事では、タイトリストT100Sアイアンにフォーカスをあてて、性能や特徴、通常のT100アイアンとの違いを試打計測データをもとに、良かった点・気になった点を正直にレビューしていきます

動画でも紹介しています

関連2021タイトリストTシリーズアイアン、4モデルが公開【T100、T100S、T200、U505】

T100SアイアンのUSモデルを選択するのも賢い選択

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USモデル専門・正規ライセンス品取扱い店

日本モデルよりもUSモデルの方が金額的にはかなり安くなっているのでUSモデルを手に入れるのもありです

そこでおすすめなのがUSモデルのゴルフクラブを専門に扱っている老舗のフェアウェイゴルフさん

ぼくも普段USモデルを購入する際に利用しているショップで、今年に入ってからはコブラSpeedzoneドライバーやSIM MAX Dドライバーなども購入しています

メーカーから直接仕入れを行っている正規ライセンス品取扱い店なので安心感が違います

日本モデルは「タイトリスト セレクトストア」以外での販売はないようです
まさ
まさ
ネットで買うならUSのみしか無さそうですが、ロフト角が日本モデルよりも1°ずつ寝ているので注意しましょう

 

タイトリストT100Sアインの特徴

T100SアイアンUSモデル

タイトリストのT100アイアンのストロングロフト版として新たにラインナップに追加されたのが「T100S」

コンパクトなヘッドシェイプなど、プロや上級者の好むヘッド形状はそのままに、飛距離性能を向上させたというモデルとなっています

PGAのトッププロの間でもストロングロフト志向な選手が増えているというのも、理由になっている模様

ただし、普通にロフト角を立ててしまうと、グースが強くなってしまったりバウンス角などにも影響します

そういった弊害を取り除くとなると、やはり初めからロフト角を立てたモデルを作るほうが良いという判断だと思います

  T100S T100
4番 21° 23°
5番 24° 26°
6番 27° 29°
7番 31° 33°
8番 35° 37°
9番 39° 41°
P 44° 46°
W 48° 50°
まさ
まさ
全体的に2°ずつロフト角が立っています

 

 

タイトリストT100Sアイアン試打レビュー

タイトリストT100Sアイアン試打

T100Sの7番アイアンに、シャフトはモーダス105のSを装着したものを試打しました

ロフト角は31°

クラブの全長は37.0インチ

バランスはD1

総重量は419g

それでは弾道計測器スカイトラックにてデータ計測を行ったのでまずはデータを見ていきましょう

 

T100Sアイアン:試打計測データ

スカイトラック本体とipadproスカイトラックを使用して計測

 

  タイトリストT100S
ヘッドスピード(m/s) 40.25
ボールスピード(m/s) 51.6
打ち出し角(°) 18.15
サイドスピン(rpm) 19.4
バックスピン(rpm) 5190
キャリー(ヤード) 161
総距離(ヤード) 173
4球の平均値のデータです

結果からいうと、以前試打したT200アイアンに迫る飛距離性能となっていて、飛距離が向上したのをしっかりと実感できて好印象でした

飛距離性能はやはり向上している

T100Sアイアン弾道イメージ

ロフト角が立っているので当然ではあるのですが、やはり飛距離性能は大きく向上しています

以前に試打したT100はダイナミックゴールドのAMTホワイトが装着されていたモデルだったので、単純比較はできませんが平均でキャリーで7ヤードほど伸びています

対してT200とは、ほぼ同じような飛距離になりました

  T100S T100 T200
打ち出し角 18.15 20.7 18.4
バックスピン量 5190 5565 5244
キャリー 161 154 161
総距離 173 165 173

こうみると、打ち出し角とスピン量が減少傾向で、弾道的には低めになっていますね

シャフトも軽量のモデルを打ったのですが、これだけ弾道が低くなるから、構造的にはロフトを立てる限界値かなといったところです

T200とは同一シャフト(モーダス105)ということもありますが、かなり似通ったデータになっています

 

T100よりは捕まりにくい感じはある

T100Sのソール

ロフト角を立てているとはいえ、コンパクトなヘッド形状に加えて、抜けの良い秀逸なソール形状は健在

抜けの良さに定評のあるTシリーズのアイアンですが、その辺りも変わらずで抜けはバツグンに良いです

ただ気になるのはT100よりも少し捕まりにくくなったかなといったところ

コンパクトヘッドであるT100をそのままストロングロフト化しているのが影響しているものと思います

まさ
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ミドルアイアン以上は捕まりにくいので、T200と組み合わせたコンボアイアンが面白いかも

加えて左右の打点ブレに関するミスヒットにはそれほど寛容ではないですが、バウンスが結構効いているからダフリに対しては多少多めにみてくれるといったアイアンです

 

ヘッド形状は上級者好みの良顔

T100Sアイアンのヘッド形状

ロフトを立ててもFP値も大きめで、ストレートなネック形状となっています

以前のAP2にかなり似ているなーという印象です

フェース面はハーフミラー仕上げだから、反射もあまり気になりません

 

T100同様に打感は柔らかい

T100Sの打感

T100同様に打感は柔らかく、フェースにボールがしっかり乗る感覚があります

軟鉄鍛造ということもありますが、打感にこだわるゴルファーも満足いく仕上がりだと思います

 

総合評価:良顔、良打感で飛距離性能も申し分なしだが

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T100Sアイアンの評価チャート
こんな方におすすめ

  • 打感の良さと飛距離を両立したい方
  • ストレートネック形状のアイアンが好み
  • 抜けの良さを重視

T100の良い部分である、顔の良さと打感の良さを残しつつ飛距離を向上している点はシンプルに嬉しい部分です

ただロフト角が立っていることでミドルアイアン以上になると捕まりにくい印象があるのも否めません

基本的にはコンパクトヘッドでmありますし、打点ブレにはそれほど強くない事も考慮すると、中・上級者向けのアイアンというのが正直な感想です

面白いのはT200とのコンボセットにするというところでしょうか

タイトリストもコンボセットを推奨していますし、ミドルアイアンから上をT200、ショートアイアンをT100Sにするとロフトの流れも良いから、かなりおすすめの組み合わせです

おすすめ度:(コンボセットをおすすめ)

以上、タイトリスト T100Sアイアン試打&評価|顔良し、飛距離良しのツアーモデルアイアン。という話題でした

タイトリストT100Sアイアンを買うならUSモデルもおすすめ

T100SアイアンUSモデル

日本モデルよりもUSモデルの方が金額的にはかなり安くなっているのでUSモデルを手に入れるのもありです

そこでおすすめなのがフェアウェイゴルフさん

ぼくが普段USモデルを購入する際に利用しているショップで、メーカーから直接仕入れを行っている正規ライセンス品取扱い店なので安心感が違います

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら
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