弾道計測器「スカイトラック」をついに購入しました
スカイトラックちゃんが舞い降りた🤗 pic.twitter.com/0E7XHjco6X
— まさ@スカイトラック同好会 (@masa_golf05) November 9, 2019
30万円以下で購入できる計測器の中では最も高性能な機種で、一般アマチュアゴルファー個人が買えるモデルとしてはまあギリギリ払える金額かなと思います
トラックマンやGC2などは業務用(プロ用)という感じで、費用も100〜200万円以上とさらに高額品で手が出ないというのが正直なところ
しかし30万円以下とはいえスカイトラックも高額品であることは間違いなく、購入をためらう金額ではあるでしょう
「買ってみたいけど実際のところその価格で正確に計測できるの?」と気になっている方もいらっしゃると思います
そこでこの記事では、スカイトラックの計測精度や、良かった点、ここはちょっと気になるという点を正直に評価レビューしていきます
弾道計測器「スカイトラック」の概要
- コンパクト外観で練習場にも持ち運んで使える
- 主要な9つのデータによる弾道測定
- 2Dと3Dビジュアルによる計測が可能
- 弾道の傾向を把握して、ショットの改善に役立つ
- モバイル版の使用にはios搭載端末が必要
コンパクトな外観ながら高精度な弾道計測が可能なポータブル弾道計測器が今回購入した「スカイトラック」です
小型で軽量なので、いつも行く練習場などに持ち込んで使うことができる点が最大のメリットです
弾道計測時に必要な9つのデータをみることができるので、個人用として使う分にはコスト的にも性能的にも現時点では最高峰のモデルとなります
スカイトラックと同梱物
- スカイトラック本体
- 充電用マイクロUSBケーブル
- 簡単設定マニュアル
- スカイトラックアジア(アプリ用のコード)
内容は以上の4点とシンプルです
簡単設定マニュアルが同梱されていて、設定は非常に簡単ですぐに使用可能です
スカイトラックで計測できるデータ
計測できるデータは以下の9つ
- ヘッドスピード
- ボールスピード
- キャリー
- 総距離
- 打ち出し角度
- 打ち出し方向
- バックスピン量
- サイドスピン量
- 中心ブレ
これだけのデータを瞬時に計測画面に表示してくれるので、自分の弾道の傾向を把握することで、ショットの欠点や修正点を改善するのに役立ちます
特に飛距離に影響を与えるのは「ボールスピード・打ち出し角・バックスピン量」のいわゆる飛びの3大要素と言われる数値です
そのほかは打球の方向性に影響を与える数値となっており、ショットの計測には不自由することはなく、必要十分といえます
また「スカイトラックアジア」という付属アプリを使用すれば3Dで弾道を映し出してくれるので、まるでシミュレーションゴルフを楽しんでいるような感じで計測が可能です
計測データの履歴も表示可能で、番手ごと飛距離差などの確認にも活用できます
データは出力して保存することができるので毎回の練習の参考にすることも可能です
スカイトラックの精度
スカイトラックちゃんとGC2を比べてみたけど、ほぼ同じような数値が出るので信頼性は高い気がします
スカイトラックの方がやや辛い気はしますが、誤差の範囲内でしょう☺️
むしろこの価格でこの性能なら文句無しですね pic.twitter.com/fYss5uonhw
— まさ@スカイトラック同好会 (@masa_golf05) November 11, 2019
問題のスカイトラックの精度面ですが、高精度で業務用としてゴルフショップにも導入されたり、プロゴルファーが実際に使用していることでも有名な「GC2」とデータで比較してみました
計測時にボールを設置する関係上、全く同じショットを計測することができませんでしたが、2球続けて計測器を変えて打ってみたデータです
使用クラブはロフト角32°の7番アイアンです
スカイトラック | GC2 | |
ヘッドスピード(m/s) | 37.3 | 35.3 |
ボールスピード(m/s) | 47.7 | 48.1 |
打ち出し角(°) | 20 | 19.1 |
打ち出し方向(°) | 0 | 0.5右 |
サイドスピン(rpm) | 336左 | 49左 |
バックスピン(rpm) | 5877 | 5619 |
左右ブレ(yd) | 4.5左 | 0 |
キャリー(yd) | 151.6 | 149 |
総距離(yd) | 158.2 | 161 |
ほぼ同じ感触で打てたショットで、計測値もかなり似たような数値となりました
スカイトラックでのデータを見てみると、精度の高さには定評のあるGC2にかなり近い数値が計測できました
スカイトラックの精度も非常に高いレベルにあることがわかります
100万円以上する計測器と同じようなレベルを求めるのも酷ではあるものの、実戦レベルで使える精度はあるといえるでしょう
精度面に関しては心配する必要はなく、ちゃんと測れるかなと不安に思っている方でも安心して使用可能です
使用ボールによって設定は変更可能
練習場で使われているレンジボールはコースボールよりも飛ばないので補正をかけることができます
練習場で使用する際には練習球のほうで設定すれば問題はありませんでした
ちなみにGC2と比較したときのデータは「ノーマル」です
スカイトラックの気になるところ
30万円以下でも100万円以上する計測器と同レベルの計測ができることで、コストパフォーマンスの高いスカイトラックですが、気になる部分もあります
スカイトラック本体と設置するボールの距離が近すぎる
ボールとスカイトラック本体の距離が近すぎるのがかなり気になる
真横に打たないと本体側にはボールが飛ぶことはないのですが、素振りしてて万が一クラブヘッドのトウ側に当たってしまったらスカイトラックにぶち当たる可能性があります
ある程度のレベルになると普通のショットで打球が飛ぶということはまずないでしょうが、スイングが安定していない方であれば本体側に打球が飛んでしまって当たる可能性も考えられる距離感です
実際に使ってみて感じた部分ですが、正直怖いので専用の本体カバーを購入することにしました
ボールを打ってからの弾道が表示されるまでタイムラグがある
ボールを打ってからipadのアプリ(スカイトラックアジア)の画面に弾道が表示されるまでに1秒ぐらいのタイムラグがあります(実際はもっとあるかも)
反応がない?と一瞬感じるほどで、計測できていないかもと思うこともしばしばです
wifiでの通信なので、有線ケーブルで繋げる計測器とはここが大きな違いかなーと感じます
スカイトラックの口コミや評判
社長が使い方を披露です
飛球の三要素がわかります。初速、バックスピン量、打ち出し角がその場でモバイルに表示されます
飛距離、サイドスピン量、打ち出し方向、ヘッドスピード等計測可能です pic.twitter.com/zCl2fGit24— 大仁ゴルフガーデン (@ohito_g) November 12, 2019
スカイトラックの正確性、どうなんだろうか。どうも引っかかるなあ・・・・
— 三岳 京司 (@tenmamg) October 19, 2019
近所の鳥かご練習場、久々に行ったらスカイトラックが入ってた!😳
鳥かご練習場なのに、方向性や飛距離がわかるって最高!思ったよりキャリーが出てなくて、ガッカリしたけど、これが実力😭
涼しいし、安いし、これからは定期的に行こうかなー。— ゆうゴルフ (@golf_uko) June 8, 2019
スカイトラックの総合評価:まとめ
総合評価:
100万円以上もする高価格な弾道計測器と同等の精度で計測ができるのに、30万円以下という値段は破格といえます
コストパフォーマンス的には非常に優秀で、ゴルフの弾道に影響を与えるデータは網羅されています
精度も申し分なく、正確に測れるの?と心配している方にも安心しておすすめできます
自分の正確な飛距離を知ることは上達には欠かせない要素ですし、「ミスヒット時にはこれだけ飛距離が落ちるんだ」、「引っかけるとこんなに飛ぶのか」ということまでわかるのでスコアアップしたいと考えている方には役立つアイテムです
正直30万円は高い買い物ですが、その金額を払う価値は大いにあるでしょう
以上、ポータブル弾道計測器「スカイトラック」評価レビュー|精度が高くコスパ最高の計測器で買ってよかった
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