世界で最も売れているポータブル弾道計測器といえばスカイトラックが有名ですが、ついに待望の後継モデル「スカイトラック+」が発表されました。
We’ve been waiting a decade for this…
— MYGOLFSPY (@MyGolfSpy) May 4, 2023
JUST RELEASED❗️SkyTrak+ Launch Monitor
Yes, it’s been a while, but the SkyTrak+ is quite possibly the best solution for UNDER $3,000.
Let’s be real, most of us don’t have @ForesightSports or @TrackManGolf dollars just yet.
Dare I say,… pic.twitter.com/MilCmGpzIA
スカイトラック+(プラス)の概要
2023年5月下旬に2995ドルで発売開始。
スカイトラック+では、既存のスカイトラックの欠点とされていた、ショットからデータ反映までの遅延と、クラブのデータが取得できないという点を解消したことで、ツアーレベルの計測精度も実現したというのが大きな特徴とのこと。
大きく改良されたのがカメラシステムで、今作ではデュアルドップラーレーダーを新たに搭載しました。ポータブル計測器としては最高クラブに豊富なデータを取得することが可能。
デュアルドップラーレーダーを採用したことで、クラブヘッドスピード・スマッシュファクター・クラブパス・フェースアングルなど、クラブデータを正確に取得することができるようになっています。
また独自の機械学習アルゴリズムをそのデータに反映することにより、ツアープロが主に使用する最高級の弾道計測器に匹敵する精度を実現したとのこと。
ここでいう最高級の弾道計測器とはトラックマンやGCクワッドだと思われます。
当サイトの計測時に使用しているGCクワッドのように、ヘッドにステッカーを貼ったり、特別なボールを用意する必要がないところも強みです。
ちなみにスカイトラックCEOのジェフ・フォスターは次のようにコメントしています。「私たちの目標は、あらゆる場所のゴルファーに練習、プレー、競技の能力をもたらすことです。このレベルの精度を大衆が手に入れられるゴルフ シミュレーターにする価格にまで引き上げることで、ゲーム チェンジャーになると私たちは考えています。」
スカイトラック+のクラブデータには次の項目が含まれる
- クラブヘッドスピード
- スマッシュファクター
- クラブパス
- フェースアングル
さらにスカイトラック+では従来よりも40%広いヒッティングエリアを実現し、ボールのセットアップも容易になります。
タブレットやPCとの高速かつ安定した接続ができる5Ghz Wi-Fi機能を搭載。充電端子も樹ラウイのマイクロUSBよりも安定性と急速充電ができるUSB-Cへと変更されています。
冒頭でも触れたように発売は2023年5月下旬、価格は2995ドル。日本での発売時期に関しては未定です。
今後もスカイトラック+の新たな情報が入り次第随時更新していきます。
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