ずっと気になっていたレーザー距離計があったので購入しました。それが「Shot Scope PRO L1」
以前にShot Scope V3という時計型ゴルフナビのレビュー記事もアップしていますが、それと同じメーカーのレーザー距離計です。日本ではまだ馴染みのないゴルフ用距離計のメーカーですが、現在は株式会社アイインザスカイが日本総輸入元として日本で販売を行っています
アメリカではYoutubeなどでも多数レビューがアップされていて、低価格なのに性能は良いという評価が多く見られるレーザー距離計
ちなみにShot Scope V3はラウンドデータを分析するには最高のナビなので、そういう機能を求めている方にはおすすめです
購入するには、アイインザスカイのオンラインショップか、最近だとゴルフパートナーでも取り扱いがされていたりします。価格は29,700円
Yahooショッピングには並行輸入品が販売されています
というわけなんですが、実際に購入したShot Scope PRO L1をラウンドでも試してきたので紹介していきます
Shot Scope PRO L1の筐体をみていく
ブラックベースにスカイブルーの差し色がクールな筐体。デザインはめちゃくちゃ好みで、これが理由で購入したと言ってもいいぐらいに個人的には好きな見た目です
スポーティさもあるし、良い意味でおもちゃっぽさがあってカジュアルに使える雰囲気が絶妙
バッテリーは電池タイプです
カラーはこのブルー以外だとグレーが用意されています
手に持ってみた時のサイズ感はこれぐらいです
割と大きめで決してコンパクト!ということはありません。ポケットに入れて使うというのは厳しかったので、持ち運びは付属している専用ケースをベルトに付けて運用する形になります
専用ケースがこれ。至って普通のやつで、ブッシュネルや他のメーカーでも採用されているタイプです
可もなく不可もなくといった所ですが、このケース自体は耐久性もありそうだし出し入れもしやすいものでございます
カラーが本体と同色のブラックにスカイブルーなのが嬉しい
筐体のサイズは大きいけれど、滑り止めが付いているのでグリップ感は良好です
厚みもあって全体的にボリュームがあります
コンパクトサイズのレーザー距離計を探しているなら厳しいサイズ感には感じます
女性には結構な大きさに感じそうです。▼女性が持った時のサイズ感は下の動画を参考にしてみてください
重量を測ると200gありました。まあ標準的な重量です
最重量級だと300g超え、最軽量だと130g程度のレーザー距離計があるので、ほんとに普通
写真でいう右側のボタンが計測ボタン。左がモード切り替えボタンです。モードはスキャンモードとゴルフモードがメインになります
あとスピードモードというのが搭載されていますけど、何に使うのかは不明
赤色と黒色、好みのカラー表示に切り替え可能
ShotScope PRO L1はディスプレイ内の表示カラーを赤と黒の好きな方に変更できます。これは見やすさを自分好みに変更することができるのでめちゃくちゃ良い機能です
他のメーカーもこれは標準で搭載するべきだと思えるほど良い機能
こちらが赤色の表示なのですが、正直なところあまり発色はよくありません。もう少しビビットな赤だと良かったのですけどね
肉眼だともう少し赤く感じます
対してこちらが黒色表示。こちらは至って普通の黒です
高低差モードのONとOFFが可能
高低差切り替えも可能なので競技でも使用可能です
ShotScope PRO L1の場合は本体横のスイッチで切り替えができるので簡単です。しかも高低差オフだと赤色に光るので、外部にも高低差モードを使用していないことがわかるので便利
バイブレーション機能を搭載
バイブレーション機能も搭載しています。まあ普通の機能ではあるんですが、ないよりはあるほうが断然良い機能
計測スピードが遅いのがネック
ShotScope PRO L1は計測スピードが遅めです
基本の計測に関しては1秒もかからずに計測が行えるので問題ないですが、問題はピンサーチ機能です。ShotScopeのマニュアルにはゴルフモードと記載されているのがそれにあたります
このピンサーチの速度が使用感というか計測のやりやすさに直結してくるので、めちゃくちゃ大事です
そして、ShotScope PRO L1は体感だと計測完了までに約3秒程かかっている印象があります。これは遅いなーと思ってしまって使用感が微妙
これが1万円台とか2万円強の価格なら我慢できるけれど、すでに2万円前後で爆速計測ができる機種があるなか、3万円弱する機種でこれは厳しいかなと感じます
▼インスタで計測の動画をアップしているので参考にしてみてください
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Shot Scope PRO L1の精度を検証
肝心の精度面の検証も行いました。比較にはプロ使用率の高いブッシュネルの中からツアーV5シフトジョルトを使っています
上記写真が比較した際のもの。どちらも画面上部が実測距離。画面の下側が高低差を加味した距離です
実測が114ヤード。高低差ありだと116ヤードで同じとなりました
これ以外でもテストを行いましたが、計測の精度に関しては信頼できるので安心して使うことができます
ただし、計測毎の安定性はあんまりかなーと感じました
というのも、ブッシュネルは毎回安定してほぼ同じ距離を測れるけれど、ShotScopeは計測し直すとややズレが出てしまいます。最低2回は測りたいですね
まとめ:実際に使ってみた印象
個人的な趣味だけど、デザインはかなり好きなので使ってあげたいと思える見た目なのですが、実際の使用感はあまり良くないというのが正直なところ
繰り返しになりますが、ピンサーチ機能を使った時の計測スピードがあまりにも遅いのが理由です
体感だと3秒ぐらいに感じるから、いくらなんでもこれはなーと思います。最近では2万円前後で高速計測ができるレーザー距離計が登場してきているので、あえてこれを選ぶという理由はあまりないんじゃないでしょうか
ただ、スピード以外での不満点はそれほどないです。精度も良いですし、ディスプレイのカラー変更ができるのは嬉しい機能だったりします
あまり強くおすすめはしませんが、ぼくはデザインを気に入っているので手元に置いておきます
おすすめ度:
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