どうもまさです
最近では、パター用のグリップも様々な形状のモデルが数多く発売されていて、トッププロも色々なタイプを使用しているのが印象的
そんなバリエーション豊富なパターグリップなのですが今回は、現在最もハイテクなパターグリップだと個人的にも思っている『Sense Golf Grip』というウェイト調整機能付きのパターグリップを提供頂きました
実際に自分のパターに装着してみて、使用感や調整による効果について試してみましたので、感じたことを正直にレビューしていきたいと思います
Sense Golf Gripの概要
Sense golf grip自体のラバーグリップはドイツ製の高級ラバーを使っている四角形のパター用グリップです
一見すると単なる四角形のパターグリップなのですが、内部構造に秘密が隠されています
ウェイトを装着したカーボンファイバーロッドを、グリップエンドからシャフト内部に入れることで、自分にとっての最適なウェイトバランスを見つけ出せるのが最大の特徴です(SAWシステム)
使い手に合わせて、ウェイトでバランスを微調整することができるという画期的なシステム
しかもウェイト位置を自在にスライドさせて調整できるから、今までにない微妙なフィッティングができる点が他にはない魅力となっています
要するに、長い細い棒を持って、2メートル先の小さなものを触る際に、重心が
セットに付属しているウェイトは全部で3種類あって『30g』『20g』『10g』と全部で60g
動画内にもありますが、付属の水平器はグリップを装着する際に使用するものです
おそらく自分で交換する方のほうが少ないはずなので、基本的には工房などのクラフトマンがグリップ交換をする際に使います
自分で交換する際にも万力に固定してから装着することをメーカー側は推奨していますので、そういった機材がない場合は、工房に持ち込むほうが正確に装着することができるでしょう
パターグリップは2種類のラインナップ
2種類のグリップ形状がラインナップされているのですが、S1のほうが正方形タイプで、S.A.Wシステムが同梱されているキットです
個人的にはこっちのほうが手に馴染む感じがしてお気に入りですね
R1が長方形タイプで、こちらもS.A.Wシステムが同梱されているキット
形状的にはフェース面をより感じやすい形状はこちらですね
手のひらのとフェース面を一体化させて打ちたい方には、こっちが相性が良いかもしれません
どちらのグリップも、さすが高級ラバーということもあってか、しっとりとした感触で手に馴染む感覚が好印象
フェース面と平行に装着するのですが、向きがしっかりと感じられるというメリットもあります
内部ウェイトである『S.A.Wシステム』のみでも購入可能
Sense Golf Gripの要であるウェイトキット『S.A.Wシステム』だけのものも販売されています
これだけ買ってどうするんだ!と思うでしょうが、次に紹介します
実はスーパーストロークにも装着可能
スーパーストロークのカウンターコア・テクノロジーのテックポートタイプのモデルにも対応しています
ぼくもスーパーストロークを使っていたので、実際に装着もしてみましたがスムーズに作業が行えました
スーパーストロークがどうしても良いという場合は、上述したS.A.Wシステムのみを購入すれば使用することができるので、これはかなり良い点だと思いますね
S.A.Wシステムの装着方法
グリップエンド側から、ウェイトを付けたカーボンファイバーロッドを差し込むだけと実はかなり簡単に装着可能です
グイーっと押し込んでいって、最後まで差し込んだら、付属の六角レンチで締めるだけと超簡単です
調整はいつでも簡単に気軽に行える
こんな感じでS.A.Wシステム自体は簡単に取り外しができるので、納得のバランスになるようにいつでも微調整が行えます
Sense Golf Glipの試打評価レビュー
スパイダーツアーブラックにスタビリティシャフトを装着したパター
これにSense Golf GripのS1を装着しました
ちなみに、右手の位置に30gのウェイトがくるようにセッティングしています
もちろんウェイトを付けているから総重量はアップしています
- ウェイト無し:577g
- 30gウェイト装着時:619g
ショートパット時の手の動きがスムーズになった
驚いたことにショートパット時の手の動きがスムーズになって、しびれるような場面でもしっかりとストロークすることができました
手元側に重量を持ってくる、所謂カウンターバランスなのだけれども、自分の右手の位置にウェイトを持ってきているからか、非常に安定性がアップしたように感じます
長い棒を扱うのに、手元側に重量を持ってきた方が使いやすくなるということですが、どうやらマジです
ちなみに、イップスやイップス気味の方の場合にも効果があるという話を聞きましたが、手がちゃんと動いてくれるので効き目がありそうですね
パッティング時に手が思うように動かないという方は、ウェイトをグリップエンド側に配置すれば、さらに効果を実感できそうという印象
テークバック時の軌道や、インパクト時フェース向きが安定
特にテークバック時のフェースの開閉が少なくなったからか、インパクト時のフェース向きがとにかく安定します
パッティングのミスの原因は、ほぼフェース向きだと言われているので、これが改善されるのはかなりでかい
ショートパット時はもちろんのことながら、ストローク幅の大きくなるロングパット時でも狙ったラインに乗せやすくなりました
ぼくの場合、ロングパット時にフェースが開いてしまう癖があるだけれど、かなり改善されました
はっきり言って、パターの方向性に難がある方には最適でしょう
総重量がアップしているので、メリット・デメリットが当然ある
手元側に重量を持ってくるカウンターバランスですが、総重量的にはかなり重たくなります
総重量が増せば当然、ボールへヒットする際の衝突エネルギーも大きくなると思うので、以前よりも出球が強くなったように感じます
よく転がるということはストローク幅が小さくても良くなるわけだから、ブレも少なくなるというメリットもあります
ということもあって、逆に軽量のパターよりも操作性が犠牲になるのかなとも思います
良くも悪くもオートマ感が増す感じがするので、個人的にはブレードタイプよりはオートマチックなマレット形状のパターの方が相性は良いのかなと感じますね
フィッティング方法も実はあります
ぼくの場合は順手で持った場合の、右手の位置に30gのウェイトが来るようにセットしました
実は、フィッティング方法も用意されています
それぞれ5球ずつ打ちます
- まずはウェイト無しで打ってみる
- グリップエンドに一番近いところに30gのウェイトを付けて打ってみる
- 反対に一番先端側に30gのウェイトを付けて打ってみる
- 利き手の位置に30gのウェイトを付けて打ってみる
こうして最適な箇所を模索していきます
もちろん10gと20gのウェイトも使って微調整も可能です
シャフトの種類によってはカットが必要
ぼくがsense golf gripを装着したパターには『パター用カスタムシャフト『スタビリティーシャフト』試打評価レビュー|気になる性能から取り付け方法まで解説』という記事でも紹介した、パター用カスタムシャフト
今では大人気のシャフトですが、これに装着する際にはロッドをカットしなければいけません
というのもスタビリティシャフトの中に、内部インサートが入っているから、10cm程度カットしないと装着できないから
このグリップをスタビリティーシャフトに装着の際は内部インサートに接触するため、芯棒を10cm程度カットしてください。
— スタビリティーシャフト (@Stability_JP) February 27, 2020
スタビリティシャフトの公式アカウント様からも、リプが来て教えてもらいました
一応ロッドをカットして使っても問題はないのですが、切る場合は金属用ののこぎりなどの専用の機材を使用しましょう
Sense Golf Gripのまとめ
Sense Golf Gripの紹介でした
こういった画期的なカスタムキットが大好きなのですが、実際の効果も確かなものでした
ストロークへの影響が思っていたよりも大きくて、パッティングの安定性と方向性が格段に向上しました
特に、決まったポジションだけでなく、自在にスライドして微妙な調整ができるシステムは素晴らしい発想
グリップ自体のフィット感も良いですし、スーパーストロークのテックポートタイプに対応している点も高評価ポイントです
スーパーストロークがお気に入りで、手放せないといった方も使えるのも良い点だと思います
ギア好きは間違いなくチェックしておくべきグリップなので、ぜひ試してみてください
Sense Golf Gripのお得なクーポン情報
当ブログ限定でSense Golf Grip公式のショップページで使える『5%OFFクーポン』を発行して頂いたので、ぜひ活用ください
以上、バランス調整が自在のパターグリップ『Sense Golf Grip』評価&評価|パッティングストロークが劇的に改善【PR】。という話題でした
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