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スコッティキャメロン『スタジオスタイル 2025 パター』を発表!軟鉄フェースインサートを搭載

スコッティキャメロンは2023年モデルであったスーパーセレクトの後継モデルとして『スタジオスタイル 2025パター』を発表。今作ではオリジナルのスタジオスタイルの20周年を記念してネーミングされたとのことです。

スコッティキャメロン スタジオスタイルとは
スコッティキャメロンの「スタジオスタイル」パターは、2000年代中頃にリリースされた人気シリーズで、特に「ニューポート」や「ニューポート2」などのモデルが知られています。これらのパターは、303ステンレススチールのボディに、ソフトな打感を提供するためにドイツ製ステンレススチール(GSS)のインサートが組み込まれているのが特徴です。

2025年モデルの今作ではGSSではありませんが、スタジオカーボンスチール(SCS)フェースインサートを搭載しています。

SCS(スタジオステンレススチール)のメリットは、極めて柔らかな打感に加えて、キャメロンの高精度な削り出しによって美しいデザインだけでなく、一貫性のある性能にあります。

ただしデメリットとしては錆びやすさもあげられます。ですが、今作では、新しいニッケルメッキプロセスを導入したことで、耐久性と耐腐食性を向上させることに成功しました。

ボディは従来通り303ステンレスが使われています。

また、チェーンリンクフェースミーリングを採用しているのも大きな特徴です。打音と打感を強化したとのことですが、前世代のモデルと比較して打感がソフトになり、転がりの良さもアップしたとか。

2025年モデルでは、ミッドマレットパターで新デザインが採用されました。左がスクエアバック、右がファストバックです。

コンパクトなマレットタイプながら、ヘッド外周部にウェイトを配置することで寛容性と安定性を高めています。少し前にツアーに投入されて話題となった、オデッセイのジェイルバードに似たモデルですね。

この2種類のヘッドには、通常の長さもモデルに加えて、中尺のカウンターバランスタイプも追加されています。

パドルスタイルのフルコンタクトスリムグリップが全モデルに装着されます。

バックフェースにはチェリーボムと呼ばれる、スコッティキャメロンを象徴するデザインを採用。

2025スタジオスタイルラインには5パターンのヘッドタイプが用意。お馴染みのニューポートシリーズは幅広ソールなども揃っています。

スコッティキャメロン氏は今作について以下のようにコメントしています。

「新しいスタジオ スタイル パターは、当社のブレード ラインをここ数年で最も大幅に再設計したものです。名前は昔風ですが、テクノロジー、デザイン、製造方法は現代的でまったく新しいものです。優れた感触と一貫したパフォーマンスを生み出すように設計された新しいスタジオ カーボン スチール インサートは、すべてのパットで自信を持って転がるためのより柔らかい音を保証します。チェーン リンク フェース ミリングは、転がり性能と新しいレベルの感触に貢献し、プレーヤーはどんなパットでも自信を持って打つことができます。また、ブレードとマレットの両方のプレーヤーに新しい高性能オプションを提供するために、新しい高コントラストの配置と安定性を備えたミッドマレットを完全に再設計しました。プレーヤーに新しいスタジオ スタイル パターの感触を体験していただくことを非常に楽しみにしています。」

発売開始は2025年3月14日(USモデル)、価格は標準長さが499ドル、中尺が549ドルです。

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