ゴルフ用のレーザー距離計は当ブログや、youtubeチャンネルでもたくさん紹介してきています
そして今回はAmazonで10,980円で販売されている「PEAKPULSE」というレーザー距離計を購入して実際に試してみました
▼PEAKPULSEからは色んな種類が売られてはいるけど、ぼくが買ったのはこれ
1万円以下はおすすめしない!と言っていたのに、そもそもなぜこれを買ったかというと、Youtubeチャンネルのコメント欄でPEAKPULSEが気になるので試して欲しいという声が多かったというのが理由です
なんでも9,999円で手ブレ補正機能を搭載していると謳っていることで注目を集めているみたいで、実際の使用感について気になっている方が多いようです
まあ結論から言っておくと、「9,999円で買った割には中々優秀で、1万円以下の機種の中から選ぶならPEAKPULSEはおすすめ。手ブレ補正については最低限だけど一応備わっている」という感じでした
それではPEAKPULSEレーザー距離計の細かな使用感について正直に書いていきたいと思います
『PEAKPULSEレーザー距離計』の概要
こちらがPEAKPULSEレーザー距離計の中身
付属品は、専用のポーチと、レンズを拭くためのクロス、説明書、ストラップとなっています
▼PEAKPULSE本体がこちら
PEAKPULSEは中国の工場でレーザー距離計を作っているらしい。価格を考えればわかりますが、何でも日本窓口を作って本格的に日本でも販売していくらしいです
▼箱の裏面にお礼が書いてありますが、日本語が少しおかしいのが気になってしょうがない
スペック
重量 | 160g(本体) |
バッテリー(電池) | CR2 |
スリープ | オートスリープ機能搭載 |
計測精度 | +/−1ヤード |
測定範囲 | 6〜660ヤード |
倍率 | 6X |
高低差 | スロープON/OFF機能 |
耐水性 | 雨天時も使用可(完全防水ではない) |
PEAKPULSEレーザー距離計の細かな仕様
▼見た目は軽そうだけど、重量的には凄く軽いタイプという訳ではないです
本体重量は176g
同じようなタイプのレーザー距離計でいえばピンイーグルになると思いますけど、PEAKPULSEの方が僅かに重たいです(10g前後)
▼ボタンは本体上の2つだけ
本体の上部にボタンが2個あってレーザー距離計としては最低限の数
スキャンに使うボタンとメートルとヤードを切り替えて使用するボタンだけと、非常にシンプルです
▼お試し用の電池が付属しています
バッテリーは充電式ではなくて、電池タイプです
あくまでお試し用の付属の電池なので、新品のCR2電池を購入しておくのがおすすめです
▼説明書は日本語ページもあるので安心
説明書には色々な言語がありますが、日本語ページももちろんありますのでご安心を
▼専用ポーチも安い計測器ではお馴染みのやつ
1万円台の計測器を買うと大体同じようなポーチが付いてくるんですが、PEAKPULSEもそれでした
ただサイズ感もピッタリなので問題なし
『PEAKPULSEレーザー距離計』の良いところ
ココが良い①:最低限だけど手ブレ補正がついている
PEAKPULSEは1万円クラスでは搭載されていないだろうと思われていた「手ブレ補正が付いている」とAmazonの販売ページでもしっかりと謳っています
やはり最も気になる機能の一つですが、結論としては僅かだけど一応補正されていました
まずはじめに驚いたのが「あれ?確かに手ブレがしにくい気がする?」という点で、想像していたよりも計測がしやすかったです
この手ブレ補正の部分がどうも気になるので、メーカーに問い合わせて確認した所「補正率は20%」という事でした
ちなみにニコンのクールショットプロスタビライズドは手ブレ補正率が驚異の80%で、ビタッと補正されます
正直ニコンと比較するとめちゃくちゃブレはするのだけど、価格を考えると良く出来ているなとは感じました
この部分は実際に計測している時のレンズ内の様子をYoutube動画でも出すので少々お待ち下さい
ココが良い②:安いからラフに扱えるし、保証もちゃんと付いてる
これだけ安いとかなりラフに扱える点は良い点だとは思います
ラウンド中は何かとやる事が多いので、距離計を落として壊すなんて事も無くはないです
ブッシュネルとかニコンなどの高級機は機能面では当然最強なんですけど、結構気を使って運用しないといけないので精神的には少し辛い部分も正直あります
その点PEAKPULSEは最悪故障してもダメージは少ないし、取り扱いにもそこまで気を使わなくても良いというのはあると思います
▼品質に問題がある場合の保証も2年間付いているようです
落として故障させたりしたら保証の対象にはならないでしょうけど、不良品だとすぐに新しいのが送られてくるとあります
90日間の返金保証もあるらしいです
ここが良い③:高低差のONとOFFがスイッチの切替で行えるのは簡単
ここは地味だけど結構嬉しいポイントです
ボタン長押しで高低差切り替え。みたいなレーザー距離計が多いんですけど、正直どのボタンだったっけという事は結構あります
その点、スイッチで切り替えだとワンタッチだから楽
他のメーカーもこの部分はこうした方がユーザー的にはありがたいです
ここが良い④:バイブレーション機能
格安機は他にも試していますけど、1万円クラスなのにバイブレーション機能がついてて、ここも良いところです
そんなのいらんだろ!って思うかもしれないですけど、バイブレーション無しの機種を使ってから有りの機種を使うと、やっぱりあった方が明らかに使用体験としては良くなります
低価格でこの機能をつけてきているのは素直に評価できるポイントですね
『PEAKPULSEレーザー距離計』の気になる所
精度面はそこそこという印象
安いレーザー距離計となると気になるのが計測精度なんですけど、精度面はそこそこというのが正直な感想です
ラウンドでの使用感については違和感なく使えましたが、いつもの如く練習場の看板を使って複数のレーザー距離計で比較をしてみました
▼ブッシュネルV5、ピンイーグル、ゴルフバディaim L10Vで比べてみました
ラウンド時にも距離が遠くなってくると少し長めに計測される感覚はあったのが少し気になっていたところ、比較データでも数字になって現れています
それでも誤差は1ヤードか2ヤードぐらいの感じだから、一般的なゴルファーの使用に関しては問題は無いと感じます
まあ安くなかったら正直「は?」という感じではあります
ただ、これが5ヤードとかズレてくるとさすがにやばいですけど、価格を考えると精度面は十分使えるレベルだと思います
計測速度は遅い部類
ぼくがレーザー距離計を評価する上でも重視している計測速度ですけれども、速度面に関しても正直遅いです
ボタン押してからのタイムラグがあるから、ここは評価を下げざるを得ない部分です
なぜ速度を重視するかと言うと、レーザー距離計の場合はちゃんと正確に計測できているかどうかを確認する意味で、数回は同じターゲットを計測します(ぼくの場合)
その時にスピードが遅いと連続で計測ができないからどうしてもプレースピードに影響してくるし、同伴競技者にも迷惑がかかってしまいます
速度が出れば非常に良い距離計だとは思うので、改善の余地があるところかと思います
まとめ:1万円でもこれなら安心して使える
PEAKPULSEレーザー距離計をレビューしていきましたが、如何だったでしょうか
性能面では物足りない部分も正直ありますが価格を考慮すると中々頑張っているなと思います
気になっていた手ブレ補正に関しては20%補正ということで、ニコンクラスではやっぱりなかったので過度な期待は禁物です(十分実用レベルではありますが)
1万円以下の距離計はモノによってはやばいやつがあるので、とにかく安い距離計が良いという方には、PEAKPULSEは安心して使える距離計としておすすめです
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