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テーラーメイドP790アイアン(2019)の試打評価レビューです
テーラーメイドから2019年モデルとして新たに発売された「P790アイアン(2019)」 シャープな見た目ながら中空構造、さらにヘッド内部にはスピードフォームという充填剤によって打感や打音を向上させる高機能アイアンとして注目度の高いモデルです
- 中空構造のアイアン
- 充填剤による打感と打音の向上
- コンパクトで綺麗なヘッド形状
そこでこのページでは、高精度弾道計測機GC2を使ってのデータ計測をもとに、『P790アイアン(2019)の良かった点と、ここはちょっと気になるという点』を正直に試打評価レビューしていきます
参考USモデル専門「フェアウェイゴルフ」は安全?ヘビーユーザーがメリット・デメリットを徹底解説
テーラーメイドP790アイアン(2019)の試打レビュー
まずは試打クラブのスペックを紹介
試打クラブのスペック | |
ヘッド | テーラーメイド P790(2019) |
番手とロフト | 7番:30.5度 |
シャフト | MODUS105 |
フレックス | S |
バランス | D2 |
試打に使用したのはMODUS105
同一シャフトを装着したモデルが多いですし、単純にヘッド性能を比較しやすいので今回はこちらのシャフトで計測を行いました
試打計測データからみるP790アイアン(2019)の性能やフィーリング
試打計測データ(比較付き) |
|||
P790(2019) 30.5° |
TW747VX 30° | i500 29° | |
ヘッドスピード | 38.2 | 37.3. | 39.2 |
ボールスピード | 52.0 | 50.7 | 53.4 |
打ち出し角 | 20.2 | 16.7 | 18.4 |
サイドスピン | 0 | 372右 | 75右 |
バックスピン | 5686 | 5590 | 5900 |
最高到達点 | 34 | 26 | 33 |
キャリー | 164 | 159 | 168 |
総距離 | 175 | 172 | 179 |
試打データを見ていくとわかるとおり、まず弾道の高さが際立っています。最高到達点が34ヤードなのでぼくが基準としている30ヤードは余裕でクリアしています
高さを出しながらもボール初速が出ていることから飛距離もしっかり出せるアイアンであることは間違いなく、中空構造ならではの反発力の高さを活かせているヘッドです
バックスピン量に関しては並ですが、落下角が48度と、かなりの角度がついているのでグリーンでは止めやすいでしょう
またサイドスピン量は非常に少なく、捻れない弾道でストレートにターゲットを狙っていけるタイプ。この点がマッスルバック形状のモデルとは異なり、重心距離が長くて慣性モーメントが高くなっているなーと感じられたところです
ヘッドを返しに行ってもそこまで敏感に反応しないので、ジワっとヘッドがターンするような感覚です。どちらかというとフェードがイメージしやすいモデルですね。左へのミスは出にくいタイプともいえます
今回試打計測データの表に記載しているとおり、ロフト角が近いヘッド3種類で比較していますが、飛距離性能は中々のもの。特にTW747VXと比較してみるとロフト角ではP790の方が寝ているにも関わらず初速が速く、高弾道で飛距離が出ています
最後に打感ですがこれはとても良くできていてマイルドな感触です
中空構造アイアン特有の弾きでボール初速は非常に出ているのですが、ヘッド内部のスピードフォームという充填剤の効果で振動が抑えられています
さすがに軟鉄鍛造系のアイアンほどの柔らかさはないですが、初速アップの恩恵を受けながらこの柔らかい感触が手に入るなら文句は言えないレベルかなと思います
テーラーメイドP790アイアン(2019)のヘッド形状やデザイン
ヘッド形状は中空構造とは思えないほどすっきりしています
トップブレードにはやや厚みを感じるものの、ネックからの繋がりが綺麗なのでアドレス時の違和感はありません
オフセットが軽くついていてグースネック気味に見えますが、重心距離の長さと慣性モーメントの高さくるヘッドの返りにくさを解消するためのもの
ソールには特別な工夫は見受けられませんが、適度な厚みで抜けと優しさを両立しているなーという印象を受けました
テーラーメイドP790アイアン(2019)の注意したいポイント
ヘッド的には見た目以上に優しく、反発力もあるので飛距離も出やすいアイアンです
ただし標準装着で用意されているスチールシャフト(モーダス105、DG120VSS)はどれも比較的硬めかつ重量が重めなので、性能を発揮するにはある程度のスイングスピードや、シャフトにしなりを出すことができるスイングが求められるのも正直なところ
標準スペックをそのまま選ぶならば、ヘッドスピード的にはドライバーで43m/sは欲しいところなので、それ以下の方であれば100グラムを切るシャフトを選択してカスタムオーダーするのが良いでしょう
テーラーメイドP790アイアン(2019)の総合評価:まとめ
- 高機能だけど打感の良いアイアンを求める方
- アイアンの打球に高さを求める方
- 左へのミスが出にくいアイアンを求める方
特に良いのは方向安定性で、左右ブレは最大でも5ヤードという結果が物語っているようにヘッドサイズの割には安定感の高いアイアンでした
打球高さは申し分なく、このロフト帯での中では飛距離性能も十分です
ただし、装着シャフト的には正直ハードなスペックなのでそのままの状態では打ち手を選ぶクラブであることは否めません
すでに100グラム以上のシャフトを使用している方であれば問題ないでしょうが、そうでなければ装着シャフトとスペックには注意して選びたいところ
打感は中空構造とは思えないほどマイルドで柔らかい感触なのでマッスルバックに慣れているようなゴルファー以外であれば十分満足できるレベルに仕上がっています
以上、テーラーメイドP790アイアン(2019)試打評価レビュー|打感の良さと飛距離性能が高い中空アイアン。という話題でした
P790アイアンをなるべく安く買うならUSモデルを選択するのもおすすめ
P790アイアンは前作よりも値上がりしたこともありますし、基本的には日本モデルよりもUSモデルの方が金額的にはかなり安くなっているのでUSモデルを手に入れるのもありです
そこでおすすめなのがUSモデルのゴルフクラブを専門に扱っている老舗のフェアウェイゴルフさん
ぼくも普段USモデルを購入する際に利用しているショップで、今年に入ってからはEPIC FLASHドライバーを購入しています。メーカーから直接仕入れを行っている正規ライセンス品取扱い店なので安心感が違います
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