以前「スチールとカーボンの融合?『MODUS3 GraphiteOnSteel』ハイブリッド用シャフトの情報まとめ」という記事も書いていますが、modusシリーズから待望のユーティリティ用シャフトの発売が決定しました
松山英樹プロもユーティリティクラブに装着するなど、世界的にも非常に話題になっていたシャフトです
製品が発売された際には実際に購入してレビュー記事をアップしたいと思います
そしてこの記事では、「MODUS3 HYBRID GRAPHITE ON STEEL TECHNOLOGYのシャフトの特徴」についてクラフトマンである私がご紹介していきたいと思います
MODUS3 HYBRID GRAPHITE ON STEELの特徴について
- スチールとカーボンの良いところどり
- かなりの高重量モデルなので、ヘッドスピードが速い方向け
- 松山英樹プロも長期間使用中のユーティリティ用シャフト
プロトタイプの段階ではGRAPHITE ON STEEL TECHNOLOGYの頭文字を取り、「GOST」と呼ばれていたスチールとカーボンを組み合わせた画期的なユーティリティ専用のシャフトです
気になる構造としては超軽量のスチールシャフトの上から、特許技術を駆使してカーボンシートを接着しているところで、今までにないフィーリングになりそう
このスチールとカーボンの融合によってカーボンシャフト特有の剛性コントロールのしやすさによる、打球の上げやすさ、飛距離性能の高さに加えてスチールシャフトのねじれの少なさによる方向安定性やスピンコントロールの向上が見込めます
スチールとカーボンのメリットのみを融合させてモデルで、今後のシャフト開発にも非常に影響を与えそうなシャフトです
松山英樹も使用していることで大きな話題に・・・
あれ? シャフトが黒くなった!? 松山英樹がUTのシャフトを変更、その名も「GOST」 – みんなのゴルフダイジェスト #TOUR #NEWS #松山英樹 #フェニックスオープン #ケンジロウの地獄耳 https://t.co/aKpFK5RsoR
— hasyfeb@golffan (@hasyfeb_GOLF) February 3, 2019
松山英樹が使用するPINGのG410ハイブリッドや、全英オープンで使用したテーラーメイドP790UDiなどでも装着しているのが、今回新たに発売されるmodus3 graphite on steel
アイアンやウェッジ以外のクラブやシャフトに関しては比較的頻繁に変更する松山英樹プロですが、ことユーティリティ用のシャフトに関してはかなり長い期間MODUS3 HYBRID GRAPHITE ON STEEL TECHNOLOGYを使用していることを考えてもかなりの性能の高さが伺えます
modusシリーズの共通点としては、操作性、コントロール性、正確性と、ボールを操ることに長けたモデルなので、今回のMODUS3 HYBRID GRAPHITE ON STEEL TECHNOLOGYもコース長の長いPGAツアーで200ヤード以上の距離を正確に狙っていくうえでも武器になっているのでしょう
スペック的には高重量なモデル
フレックス | 重量 |
S | 92.5g |
TOUR X | 92.5g |
X | 102.5g |
TOUR X | 112.5g |
現状のスペックは4種類
最も軽いものでも92.5gと重さがあります。スチールシャフトがベースになっていることや、ツアープレーヤーなどが使用することを考慮した設計からも、ハードなスペックである事は否めません
内部のスチールシャフト自体は70gだそう
ドライバーでのヘッドスピードが45m/s以上出せる方でないと正直このシャフトのメリットの恩恵を受けるのは厳しいところでしょう
逆にヘッドスピードが速い方であれば、従来のカーボンシャフトよりもコントロール性を上げながら飛距離性能もアップさせることが可能なモデルといえそう
トルクは思ったよりもあるし、剛性分布を見てもクセがあまりなさそう
フレックス | トルク |
S | 2.7 |
TOUR S | 2.7 |
X | 2.5 |
TOUR X | 2.3 |
スチールシャフトベースだと聞くとやはりハードな印象を受けやすいですが、スペック表からトルクを見てみると、90g台のユーティリティ用カーボンシャフトとしてはオーソドックスなトルクの設定
これを見てもわかるようにやはりカーボンシャフトよりのシャフトだなーという印象
同じような重量帯であるMODUS105だとRシャフトでもトルクは1.9、MODUS120のRだと1.8なので、通常のスチールシャフトとは大きく異なるようですね
この合成分布図はMODUS105との比較ですが、注目すべき点はシャフト手元側の剛性の高さでしょう
同じ手元調子の表記ですが、HYBRIDの方が手元側のしなりは少なさそうだなとは感じます
そうなると相対的に中間から先端よりの動きが出てきそうなので、弾道の高さやスピン量が増えることが予想されます
MODUS3 HYBRID GRAPHITE ON STEELのツアープロの評価や感想
シャフト②
G410 Hybrid 2(17) / NS PRO MODUS3 GOST Hybrid10
G410 CROSSOVER 3 / NS PRO MODUS3 HOST Hybrid10
アイアンのシャフトをモーダスに代えたタイミングでハイブリッドも代えた。いいよ、球を押してくれる感じがする。なんならアイアンも全部これにしたいくらい! pic.twitter.com/muaSDTYB3I
— Yoshinobu TSUKADA (@GoBirdie) February 3, 2019
塚田好宣プロもMODUS3 HYBRIDをテストして好感触を得ているようで、アイアンまでこのシャフトにしたいというほどの評価の高さです
MODUS3 HYBRID GRAPHITE ON STEELの発売日
発売日は2019年10月25日という予定になっています
2019年10月6日追記:予約注文が可能になりましたので、早速購入しました
まとめ
MODUS3 HYBRID GRAPHITE ON STEEL TECHNOLOGYの最新情報でした
待望のユーティリティ用シャフトがついに発売されるということで、今からどのヘッドに装着しようか考えるのが楽しみです
購入してリシャフトした際には試打レビュー記事もアップしますのでご期待下さい
以上、【GOST】MODUS3 HYBRID GRAPHITE ON STEELの発売日10月25日発売!待望のユーティリティ用シャフトがついに購入可能になるぞ。という話題でした