モーダス125シャフトがどういったシャフトがお調べですか?
日本シャフト人気スチールシャフトシリーズ モーダスの中から『NS PROモーダス3 SYSTEM3 Tour125』の試打を行いました
そこでこのページでは、高精度弾道計測機GC2を使ってのデータ計測をもとに、NS PROモーダス3 SYSTEM3 Tour125の良かった点と、ここはちょっと気になるという点を正直にレビューしていきます
どうぞクラブ選びの参考にしてみてください
■NS PROモーダス3 SYSTEM3 Tour125のココが良かった
入射角が安定して打球の高さが揃う
余分なバックスピンがかからず強い弾道
重量感があるがヘッドスピードを上げやすい手元重心設計
■NS PROモーダス3 SYSTEM3 Tour125のココがちょっと残念
Tour130よりも125の方が重たいのに、モデル名がややこしく勘違いする方がいる
【モーダス125】NS PRO MODUS3 SYSTEM3 Tour125の主な特徴の紹介
- 先端側がしっかりしていて、どんなライからでも振り抜き抜群
- 手元重心設計なので重量の割に振りやすい
- 手元調子ながらやや高めの打ち出し角度
日本シャフト独自の技術によって、スチールながらシャフトの全エリアで素材の硬度を自在に調整できることによって生み出されたツアーモデル『モーダス3 SYSTEM3 Tour125』
重量級スチールシャフトに必要とされているフィーリングを見事に具現化し、絶妙な粘り感やコントロール性能からツアープロたちも納得の性能であり、操作性や打感にも優れた世界基準のモデルです
高い先端剛性によって余計なスピンを抑えながらも、どんなライからでもコントロールできる操作性が魅力。また重量級ながら手元重心設計によって振り抜きの良さも向上させ、ヘッドスピードのアップも可能となっています
【モーダス125】NS PRO MODUS3 SYSTEM3 Tour125の試打評価レビュー
試打クラブのスペック
ヘッド | 本間ゴルフ TW737V |
番手とロフト | 7番(32°) |
シャフト | モーダス3 SYSTEM3 Tour125 |
フレックス | S |
バランス | D2 |
総重量 | 442.5g |
【モーダス125】NS PRO MODUS3 SYSTEM3 Tour125の試打計測データ
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]表は右へスクロールできます
SYSTEM3 Tour125 | Tour130 | DG AMTホワイト | |
ヘッドスピード | 35.8 | 36.7 | 33.2 |
ボールスピード | 48.7 | 49.9 | 48.1 |
打ち出し角 | 20.6 | 19.9 | 20.6 |
サイドスピン | 387左 | 198左 | 102右 |
バックスピン | 5744 | 6056 | 5863 |
最高到達点 | 30 | 30 | 31 |
キャリー | 151 | 154 | 148 |
総距離 | 162 | 162 | 160 |
関連NS PROモーダス3 Tour130 試打評価レビュー【比較データ付き】|癖のない振り味に加えて距離のバラツキが少なく安定感抜群
バックスピンがやや少なめ、飛距離が出しやすい
比較対象としている3モデルの中では最もバックスピン量が少ない結果になりました
これにはメーカーが公表している情報の通りとはいえ、正直驚いていますが、これはダイナミックゴールドよりも緩やかな軌道でインパクトするのが要因でしょうか
実際にスイングしてみても、確かに先端剛性は高いなと感じるほどシャフト先端はしっかり感を感じますが、それに対して手元側はダイナミックゴールドほどしならない
ダイナミックゴールドとの比較になってきますが、手元側のしなりはそこまで大きく感じません
Tour125は手元側に重心を持ってきているいわゆるカウンターバランス的なモデルだということも関係しているのでしょう
手元調子でありながらも、切り返しからのタメが強くなり過ぎず、ヘッドの入射角がやや緩やかになり、余分なバックスピンも減って、結果的に飛距離アップにつながっています
バックスピン量が抑え気味なので、風の影響も受けにくい点も嬉しいポイントです
ドロー傾向の球筋ですが、打ち分けもできる操作性
計測データをご覧いただきだくと、サイドスピンはドロー方向へ平均値で380ほど
それぞれの打球データをみると、割と捕まり傾向にあります
自然に振り抜くことで捕まってくれるシャフトの方が、球筋の打ち分けはしやすいと個人的に考えていますが、Tour125はまさにそういったシャフト
手元側に重心が来ているので、操作性で言えば比較対象のシャフトの中では一番かなと感じます
打ち出し角度が揃うので弾道のイメージから距離感が出しやすい
先端剛性の高さからくるインパクトの再現性はさすがの一言
打ち出し角度が結構揃うので、弾道のイメージが自然と湧いてきて、距離感も合わせやすくなります
シャフトが余計な動きをしないので想像とかけ離れた打球が出ないのはターゲットを狙うアイアンにはとても大事
現在のアイアン用のモーダスシリーズでは最も重たい
注意点でもありますが、モーダスシリーズの中では最も重量があって重たいのがTour125
同シリーズにTour130があるので勘違いしやすいですが、125の方が重くて、同じSフレックスだと4.5gの違いがあります
ウェッジ専用スチールシャフトを除けば最重量級なので、ドライバーのヘッドスピード的には45m/sはないと扱いにくいモデルです
【モーダス125】NS PRO MODUS3 SYSTEM3 Tour125の口コミや評判
NSモーダス125は久々にビビッとくる名作だけど装着してるクラブが高価なブリジストンかミズノしかない。
ミズノっ子ではありますが、超重量神話を否定して試打し、NS950にしたMP4を持ってるので、今更追加ってのも…。
でもあれはいいシャフトだったなー。— たっくん @FF14 Kujata (@un5man507) July 26, 2015
【モーダス125】NS PRO MODUS3 SYSTEM3 Tour125の試打評価のまとめ
こんな方におすすめ
- ボール初速を向上させて飛距離アップしたい方
- 小ぶりヘッドでも直進性を重視したい方
- スピン過多で飛距離ロスしている方
総合評価:
トータルでみると、重量も重たくヘッドスピードのあるゴルファーでないと正直扱いにくく、人をえらぶ限定的なスチールシャフトといった印象
ただ、ヘッドスピードがあるゴルファーにとっては余計なバックスピンによる吹き上がりを抑えられるのでアイアンでの飛距離アップや風に強い打球を手に入れる事が可能です
操作性も良く、打球も揃うのでコースマネジメントもしやすくなる高性能なシャフトです
以上、【モーダス125】MOUDUS3 SYSTEM3 Tour125試打評価レビュー|このシャフト、かなり良い!。という話題でした