どうもまさです
今勢いが最もあるゴルフクラブメーカーであるテーラーメイドから発売される話題のドライバー「Mグローレ」を試打してきました
そこで当記事では、試打計測データをもとに実際に打ってみた感想を正直にレビューします
結論から言っておくと、「軽量で振り抜きやすくミスヒットにも強く非常に楽に打てるドライバー」今日本で一番売れているドライバーであるゼクシオを最も脅かす存在となりえるモデルでした
さらにヘッドスピードが早めのアスリートゴルファーでも使えそうな雰囲気もありますのでそこを含めて解説していきます
テーラーメイド Mグローレの概要
女子プロからアマチュアゴルファーまで幅広い層に支持されているグローレシリーズの最新モデル「Mグローレ」
プロ・アマ問わず打点の傾向を分析して作られた捻れたフェース「ツイストフェース」をグローレにも搭載。弾道の安定性が格段にアップして直進性と飛距離を高い次元で実現しています
さらにMシリーズで好評だったハンマーヘッドも搭載。反発力がアップして高初速化とスイートエリア拡大に貢献しています
そしてグローレらしい捕まりの良さも兼ね備えたモデルでグローレとMシリーズの良いとこどりを実現しています
発売日
2018年10月26日発売予定
スペック
スペック | ||||
ヘッド素材 | チタン[9-1-1ti]+グラファイト・コンポジット・クラウン&ソール / チタン[6- 4 ti](鍛造) | |||
体積 | 460cc | |||
ライ角 | 59° | |||
長さ | 46インチ | |||
ロフト角 | ||||
フレックス | 9.5° | 10.5° | 11.5° | |
スピーダーエボリューションTM | S | ○ | ○ | 無し |
SR | 受注生産 | ○ | 受注生産 | |
R | 受注生産 | ○ | ○ |
一部受注生産のスペックがありますのでご注意ください
ロフト11.5°はSシャフトの展開がありません
Mグローレの外観
ソール部分にもカーボンが使われたりとヘッドはかなり軽量化されています
カーボンクラウンの色がMシリーズと比べると白っぽいカラーリングになっています
はっきりとしたコントラストが好みだった方には若干違和感があるかもしれませんが、こちらの色の方がヘッドが大きく見えるため安心感は抜群です
テーラーメイド Mグローレの試打レビュー
試打クラブスペック
ロフトは10.5°
シャフトは純正のスピーダーエボリューションTMの硬さはSです
試打計測データ
今回はヘッドスピード別に計測を行ってみました
試打計測データ | |
ヘッドスピード | 44.0 |
ボール初速 | 61.6 |
打ち出し角 | 14.9 |
サイドスピン | 237左 |
バックスピン | 2289 |
キャリー | 232ヤード |
総距離 | 256ヤード |
試打計測データ | |
ヘッドスピード | 47.1 |
ボール初速 | 65.9 |
打ち出し角 | 13.8 |
サイドスピン | 325左 |
バックスピン | 2222 |
キャリー | 252ヤード |
総距離 | 277ヤード |
圧倒的に楽。優しく飛ばせる要素満載で打感も良し
まず感じるポイントは楽。この一言に尽きます
ミスヒットに強くて、フェースのどこに当たっても安定して飛んでくれるといったドライバー
ヘッドスピード別に計測してみましたが、どちらのスピードでも高さが出てしっかりキャリーを稼いでくれます
個人的にキャリーで250ヤードを超えるドライバーはかなり飛ぶドライバーという位置づけです(今回はヘッドスピード47でキャリー平均252ヤード)
ヘッドスピード44では高弾道で楽にボールが上がる。ヘッドスピード47ではなぜか打ち出しが抑えられてバックスピンも適量という最高の数字がでました
基本的には40前後の方が一番打ちやすいスペック。ポーンと打てば簡単に高いボールが打てます
スピン量も安定していてドロップしない程度の低スピンで安定感もあります
そして鍛造フェース構造になっていますが打感の良さも日本人好みの柔らかい感じになっていました
ヘッド重量が軽く振り抜きやすい
テーラーメイドのドライバーは基本重ためのヘッドが多いのですが、Mグローレはかなり軽量に感じました
総重量ももちろん軽いんですが、ヘッドが軽いのでフォローでヘッドがスッと抜けて行く感覚があります
ドライバーのヘッドが重く感じで振り抜きが悪く感じている方に最適かも
しっかり捕まってドローが打てる設計
試打データでもわかるようにかなり捕まりが良いのが印象的
この当たりは従来のグローレらしくドローが打ちやすい設計となっています
ヘッドが大型化していながらここまで捕まるドライバーはさすがグローレといったところ
フェードヒッターであるぼくがここまでドローを打てるのでほとんど方が捕まったドローが打てるでしょう
ツイストフェースと深重心の効果でミスヒットにかなり強い
Mシリーズでも好評のツイストフェースですが、こちらもミスヒットに対しての許容性を上げてくれています
実際見た目では捻れているのがわからないですが、フェースの先やヒール側に当たったときの曲がりが少なくなります
打点がまだ安定していないという初心者の方でも安心して振り抜ける芯の広さが特徴です
まとめ
- 軽量で振り抜き抜群
- 簡単にドローボールが打てる
- ドロップしない程度の低スピン強弾道
総合的にみてスイートスポットが広く、ボールも楽にあがる優しさと飛距離性能のバランスが良くて、多くのアマチュアゴルファーにマッチするドライバーと感じました
最も多いであろうヘッドスピード40前後の方なら純正のRかSR。42から44ぐらいまでならSシャフトがおすすめ
そしてヘッドスピードが早めのゴルファーでも吹き上がりにくく捕まるヘッドなので、カスタムシャフトを装着してオーダーするのも面白そう
難点を上げるとすれば捕まりが良いので非力でもフッカーの方には扱いにくいドライバーだと思います
ティーショットに苦手意識がある方や、ヘッドスピードが落ちてきたけど飛距離アップしたい!という方は特に使ってもらいたいドライバーです
以上、話題のMグローレドライバー試打評価|これは楽に飛んで最高。という話題でした