L.A.B Golfがアダム・スコット監修の新作マレットパター「OZ.1」を発表しました。
L.A.B Golfのパターでは初のフェースインサート搭載モデル「OZ.1i」は2024年12月発売。そしてインサートが搭載されていないオールアルミニウム構造の「OZ.1」のストックモデルに関しては、2025年1月より発売が開始されるとのこと。
L.A.B Golfと言えばDF2.1やDF3など、非常に独特な形状が印象的なパターですが、OZ.1はオーソドックスな半月型のマレット形状です。このヘッド形状は同社のパターをいち早く取り入れて、ツアーでの流行の火付け役となったアダム・スコットがデザインを監修。
L.A.B Golfの中では比較的オーソドックスな形状ですが、DF2.1やDF3と同様にゼロトルクを実現したライ角バランスパターです。
L.A.B GolfのCEO サム・ハーンはOZ.1パターについて以下のように語っています。
「私たちは常に、ライ角バランスのパフォーマンス上の利点をすべて維持しながら、世界クラスのゴルファーの心に響くパターの開発に挑戦してきました。アダム・スコットとのコラボレーションは、私たちのチームにとって刺激的でやりがいのあるプロセスであり、PGAツアーで最も経験豊富で尊敬されているプレーヤーの1人から、形状、感触、音、パフォーマンスのニュアンスに関する貴重な洞察を得ることができました。」
OZ.1iの「i」はインサートを意味しています。フライミル加工を施したステンレススチールインサートをアルミニウムボディに接合。より硬めの打感でボールスピードも出るのが特徴だそう。ステンレスパターのようにソリッドな打感を好むゴルファーに最適とのことです。
OZ.1はアルミニウムボディでインサートは無し。2種類の内、よりソフトな打感を求める場合はOZ.1を推奨していますが、正直言ってDF3を使用している筆者からすれば打感は柔らかいとは感じたことがありません。音はそこそこ出るのが柔らかーいフィーリングを求めると期待はずれになるのでそこについては注意が必要です。
2つのモデルは従来のL.A.B Golfパター同様にシャフトが傾いて装着されており、自然にハンドファーストなインパクトでボールを捉えることができます。
また、両モデルともにカスタムオプションも豊富に用意されるので、長さ、ライ角、ヘッド重量、カラー、アライメントマーク、シャフト、シャフトの傾き、グリップなどが選択可能です。
L.A.B Golfのパターとしてはオーソドックスで万人受けしそうな形状をしているのでヒットしそうな予感です。
筆者としては現在発売されているDF3パターも信じられないほど真っすぐ打てるので超おすすめ
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