最終更新日:2024年11月5日
最近ではアイアンにカーボンシャフトという組み合わせは、上級者やプロの使用者も増えてきているし、シャフトの進化は目覚ましいものがあります
とはいえ、やっぱりアイアンはスチールだろうというゴルファーは今も多数派なのが現実だとは思います。カーボンシャフトの躍進は確かにありますが、スチールシャフトも同様に進化を続けているので素晴らしいモデルが続々登場しています
そこでこのページでは数多くあるスチールシャフトの中から特におすすめできる人気のモデルを、元ゴルフショップクラフトマンだった私が厳選してランキング形式で紹介しています
スチールシャフト選びにお悩みの方は是非とも参考にしてみて下さい
【2024】アイアン用スチールシャフトおすすめ人気ランキング
1位:NS PRO MODUS3 Tour120
- MODUSシリーズで最も粘り感がある
- 先端は硬めで手元から中間部がしなる
- バランスが良くて万人向け
MODUSシリーズのなかでも粘り感が最も感じられる中重量体のシャフトが「MODUS TOUR120」
全体としては柔らかいタイプのスチールシャフトですけれども、先端側は硬めに仕上げていてスピン量を確保できる設計となっています
手元から中間部に適度なしなりを出しているので無理に振りにいかなくてもしなりが出てタイミングが取りやすくコントロール性にも優れています
ダイナミックゴールドよりも軽量なシャフトでしなり感もあるので最も多くのゴルファーにマッチするアイアンシャフトです
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2位:NS PRO MODUS3 Tour105
- アメリカPGAツアーでも使用者急増中
- 軽量でありながらコントロール性能に優れる
- 先端がしっかりしているので弾道も強い
軽量ながらしっかり感のあるフィーリングが人気のMODUS3 TOUR105
現在のトレンドである軽硬シャフトの代名詞的存在としても有名なシャフトです
アメリカPGAツアーでも大人気のシャフトで軽量化に伴ってヘッドスピードが上がり、強弾道で飛距離を伸ばすことが可能
アイアンを長尺化することを前提としているので、軽量化しながらも硬さを出すという設計コンセプトではありますが、従来の長さで組むことももちろんOK
番手ずらしをして組み上げると長尺化しても、硬さを確保できるというメリットがあるのも良いところ
アイアンを軽くして楽に飛距離を伸ばしながらも、自在にボールを操るコントロール性能と安定性を維持したいという方には最適なシャフトとしておすすめです
試打レビューNSPROモーダス3 TOUR105を試打してみての感想と評価【MODUS105】
3位:ダイナミックゴールド
- 世界中のトッププロあ愛用するロングセラー
- 粘り感のある振り心地でコントロール性能に優れる
- 強弾道で風に強いボールが打てる
スチールシャフトの代名詞的存在である「ダイナミックゴールド」
タイガーウッズや松山英樹など世界のトッププロが愛してやまないシャフトで、粘り感のあるしなりと先端の強さによって弾道を抑えられるのが特徴で風に強くコントロール性能に優れています
重量も重ためなので手先でクラブを操作しがちな方はスイング安定する効果も得られますのでパワーヒッター限定というシャフトではありません
S200やX100の硬さが日本では主流となっていますが、R400などもコアなファンからは粘り感を最も感じられる名器として現在も愛用者が多いです
重量系スチールでしなり感を感じながらスイングしたい方におすすめのアイアンシャフトです
4位:NS PRO MODUS3 Tour125
- ダイナミックゴールドに似たフィーリング
- モーダスシリーズでは最も重たい
- プロ使用率も急上昇中
モーダスシリーズでは最も重量の重たいシャフトなのがTour125です
プロ使用率では他の追随を許さないロングセラーシャフトであるダイナミックゴールドを意識した設計であり、最も似たフィーリングとなっています
プロ使用率も急上昇していてモーダスシリーズの中でもハードヒッターに特に人気があるタイプなのだけど、先端部の剛性が高く安定度が高いのが人気の理由です
手元側にしなりを感じられる粘り感があり、ダウンブローにヒットできるのでめくれる打球も打ちやすくなります
5位:NS PRO 950GH NEO
- ストロングロフト系と相性抜群
- 中間部が硬めで、シャープにしなり戻る
- NS950よりも手元側が細くなった
軽量系スチールシャフトで世界的なベストセラーとなったNS PRO959GHが改良されたアイアン用シャフトです
シャフト中間部はNS950GHよりも剛性をアップしていることで、先端部がよりシャープに動くようになりました
それでいて、グリップ側を細くしたことで切り返し時のしなり感も感じ取れるようになったことでタイミングの取りやすさも向上
打ち出し角を高くできる特性があるので、最近主流のストロング系ロフトのアイアンと相性が抜群です
6位:ダイナミックゴールド AMT
- 番手重量フロー設計
- 一番手ごとに3グラムずつ軽くなる
- 通常のダイナックゴールドのフィーリングを変えず軽量化できる
アダム・スコットや谷原秀人プロが使用しているダイナミックゴールドの進化版スチール
シャフト 新技術「AMT(アセンディング・マス・テクノロジー)」を採用しているのが特徴で、長い番手になるに連れて軽くなるように重量をフローさせています
ウェッジは通常のダイナミックゴールと同重量でそこから1番手ごとに3グラムずつ軽くなっていきます
軽くなるのに通常のダイナミックゴールドの粘り感のあるフィーリングはそのままに、軽くなって振りやすさが向上している点が素晴らしいシャフト
ダイナミックゴールドが好きでフィーリングも合うけど長い番手がしんどくなってきた方や、飛距離をアップさせたい方におすすめです
試打レビューダイナミックゴールドAMTを18ヶ月使用しての感想と評価【試打】
7位:プロジェクトX LZ
- クセの少ないしなりでシャフトが余計なことをしな
- 先端剛性が高くライが悪い状況でも当たり負けしない
- 通常のプロジェクトXと比較して高めの弾道
ツアープロにも人気のプロジェクトXアフターマーケット用に仕上げたシャフトが「プロジェクトX LZ」
新技術TWT(トリプルウォールテクノロジー)を採用していて、シャフトの手元側と先端側の両方の剛性を高めています
これによりシャフト中央部分がしなる特製になりクセのない振り心地となり、正しいスイングプレーンでスイングしやすく、先端剛性が高いためライが悪いときでも当たり負けせずしっかりコントロールすることが可能なシャフトです
通常のプロジェクトXと比較するとややしなり感があり弾道も高めになりやすく優しい仕上がりになっているのが特徴です
余計なことをしないタイプなのでシャフトの挙動はなるべく素直なものを使いたいという方におすすめです
8位:NS PRO ZELOS7
- 70グラム台の軽量スチールシャフト
- 先調子ながら全体にしなりを感じるのでゆったり振れてタイミングがとりやすい
- 軽量ながらスチールの特製は失わず当たり負けしない
70グラム台の軽量スチールシャフト「NS PRO ZELOS7」
70グラム台で強度を保ちながらしなやかにしなるのが特徴で飛距離性能と方向性の両立成功しています キックポイントは先調子。先調子タイプながら手元側と中間にもしなりを感じるため、ゆったり振れてタイミングも取りやすい
頼りなさもないので当たり負けもせずブレにくいスチールシャフトならでは特製は失っていません
今までのスチールシャフトは重くて硬いと感じる方や、カーボンシャフトよりもスチールの方がフィーリングが出るという方におすすめです
9位:プロジェクトX
- 入射角が安定して距離が揃う
- ステップが無く硬めのフィーリング
- 弾き感が強い
ステップが無い見た目とブルーのクールなデザインが特徴のスチールシャフト「プロジェクトX」
ローリーマキロイをはじめ、世界中に愛用者が多い名シャフトです 手元調子という表記ですがステップがないことも影響して全体的に剛性感があり手元側もやや硬く感じるシャフト。全体的なフィーリングとしては非常に弾き感が強いです
全体的に硬めということも影響して入射角が浅くなるため、スピン量が安定しやすいというメリットがあります
ダウンブローが強くてヘッドが鋭角に入りすぎるパワーヒッターが使用すると球筋が揃って安定感がアップするのでおすすめです
試打レビュープロジェクトXシャフト試打評価レビュー|飛距離のバラツキが少なく、安定感アップ
10位:NS PRO MODUS Tour130
- 中・高弾道タイプ
- 中間部がしっかりしていて余計なスピンを軽減
- 重量はダイナミックゴールドと同等
MODUSシリーズの中でも高弾道タイプで飛距離アップが期待できるのが「MODUS TOUR130」
シャフトの中間部分が硬めで全体的に張りがあるタイプのシャフトです
ハード目なシャフトでスイング時のしなり感は少なめではありますが、先端側が125よりは動くことで、打ち出し角がつきやすく高弾道のショットが打ちやすく設計されています
また、中・高弾道ながらシャフト中間部はしっかり感を出しているので余計なスピンは減らしてくれるので吹き上がって飛距離ロスするということがありません
重量はある程度確保しながら、打ち出しをやや高くしたいというゴルファーにおすすめです
ダイナミックゴールドやMODUS125よりは軽量
試打レビューNS PROモーダス3 Tour130 試打評価レビュー【比較データ付き】|癖のない振り味に加えて距離のバラツキが少なく安定感抜群
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11位:KBS Tour
- スピン量を抑えて飛距離アップ
- 弾道が高すぎたりスピン量が多すぎる方と好相性
- 弾き感はあるが捕まりすぎない
赤いラベルが印象的な「KBS TOUR」
エネルギー伝達効率を高めたステップパターンで弾き感が強いスチールシャフトです
弾きが強いといいながらも中間部から先端部の剛性は高めに設計されているため捕まり過ぎたりすることがなく、コントロール性能と飛距離性能のバランスが良いモデル
弾道が高すぎたりスピン量が多すぎる方で、中弾道でスピン量を抑えて飛距離アップさせたい方に最適なおすすめシャフトです
12位:NS PRO 950GH
- 軽量スチールシャフトの代名詞
- 高弾道で飛距離性能抜群★
- リストターンタイプのスイングと好相性
軽量スチールの代名詞的存在「NS PRO950GH」
弾きが強くボールもよく上がるシャフトでコントロール性能も抜群です シャフト先端側が動く典型的な弾くタイプなのでリストを積極的に使っていくゴルファーと意外に相性が良いのが特徴
手元調子のシャフトで振り遅れて右にプッシュしたりダフりのミスが出やすい方におすすめです
2024年版 アイアン用スチールシャフトおすすめ人気ランキングのまとめ
おすすめのアイアン用スチールシャフトの紹介でした
今回したモノはどれも素晴らしいシャフトですが中でも軽量シャフトであれば1位の「MODUS TOUR105 」で捕まりと上がりやすさを重視するなら「NS950GH NEO」、重量系であれば「ダイナミックゴールド」か「MODUS TOUR125」が特におすすめです
今後もおすすめのアイアン用シャフトがあれば随時更新していきます
以上、【2024年版】 アイアン用スチールシャフトおすすめ人気ランキング。という話題でした
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