どうもまさです
2020年7月に発売された低価格帯の時計型ゴルフナビ「グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ ノルム2」を実際に購入してラウンドで試してみました
先に結論から言うと
フルカラー液晶でコースレイアウト機能がついている時計型ゴルフナビとしては最安クラスのモデル
それでいて充電も非常に良く保つうえに計測精度も申し分なくて十分実用的に使えるゴルフナビでした
コースレイアウトが表示できる時計型ゴルフナビは欲しいけど、高額なモデルはちょっと手が出ないという方に最適なモデルです
ということで本記事では、グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ ノルム2の使用感について、良かった点と気になった点を正直にレビューしていきます
是非計測機選びの参考にしてみてください
グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ ノルム2の概要
- 税込み16500円という低価格帯
- 精度の高い計測で実用性十分
- フルカラーのコースレイアウトやグリーンレイアウト表示が可能
- バッテリー保ちが良い
16500円というお手頃価格の時計型ゴルフナビ グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ ノルム2
1万円台の時計型ゴルフナビ自体はいくつか種類がありますけど、フルカラー液晶を搭載していてコースレイアウト表示機能を搭載しているモデルはあまり無くて貴重な存在です
数万円は出したくないけど、コースレイアウト機能とフルカラー液晶は欲しいし精度も妥協したくないという方におすすめな時計型ゴルフナビです
グリーンオンからはさらに高機能な時計型ゴルフナビとして「A1-2」というモデルも出ています。そちらのほうがより詳細なコース情報を取得することができるので、値段は高くなりますが機能を重視するならそちらがおすすめ
レビュー【グリーンオン ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱ評価レビュー】アンジュレーションまでわかる時計型ゴルフナビ
▼主な機能
- GPSキャディ
- コースレイアウト表示
- グリーンレイアウト表示
- 飛距離計測(地点登録)
- 2グリーン対応
- フルオートプレイ
- ピン位置表示(手動で任意の位置を追加)
- デカ文字機能
▼仕様
外形寸法 | 62.7(高さ)× 40.8(幅)× 11.8(厚さ)mm |
腕回り | 140~220mm |
重量 | 約46g(バッテリー含む) |
液晶 | 1.28インチ 反射型カラー液晶(バックライト付き) 解像度:176×176 ピクセル |
電池 | 充電式リチウムイオン電池 |
連続使用時間 | GPS使用時:最大20時間 時計のみ:約10日間 ※いずれも、バックライト・Bluetoothがオフの場合 |
外部インターフェース | 有線:充電用USBケーブル 無線:Bluetooth 5 |
防水性能 | 3気圧防水 |
GPS | GPS(L1C/A)・みちびき(L1C/A)対応 DGPS:みちびき(L1S)・SBAS対応 |
使用温度範囲 | -10℃~+60℃(充電温度範囲:0℃~+45℃) |
付属品 | 充電用ケーブル、取扱説明書、保証書 |
データ更新方法 | 無線(Bluetooth):スマートフォン/タブレット用アプリ「GREENON」 |
ノルム2の本体と同梱物
▼同梱物はこんな感じです
- 外箱
- ノルム2の本体
- 専用の充電ケーブル
- 簡単マニュアル
- 取り扱い説明書
- 保証書
▼ノルム2の本体
ぼくはホワイトを購入しましたがブラックとの2色展開です
ホワイトも中々爽やかでカッコいい
表面にはカーボンパターンが入っていて安っぽさはあまりありません
▼本体の総重量は実測値だと48gでした
時計型ゴルフナビとしては軽量な部類ですね
▼装着時のサイズ感がこちら
サイズ的には標準的ですが、48gという事もあってとにかく軽くて装着感が良いです
▼操作は本体横のボタンで行います
価格を考えるとしょうがないのかもしれないのだけど、タッチパネル操作だと完璧でしたね
▼バッテリーは充電式
専用の充電ケーブルが付属しています
端子が一般的なモノではないので、無くすと大変
グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ ノルム2を使ってみた感想
実際にゴルフ場でラウンドテストを行いました
▼安いのに視認性も良くて快適に使える
価格は安いですがディスプレイは太陽光の下でも視認性が良くてはっきり見えます
反対に屋内だと見えにくいという不思議
▼コースレイアウトとグリーンレイアウトの精度も優秀
コースレイアウト表示のマップもちゃんとコースどおりに表示されて正確です
同様にグリーンレイアウトも形状がしっかりと反映されていました
だけどコースレイアウトの細かい箇所にタッチして拡大とかはできません
そういった点ではハイエンドモデルであるガーミンのApproach S62などと比べると劣ってしまう部分ですね
▼グリーンの奥行きもしっかり把握することが可能
バックエッジ、センター、フロントエッジと計測箇所を変更する事ができます
グリーンの奥行きを把握することができるのでコースマネジメントの幅が広がります
ちなみに本体右下のボタンで簡単に切り替えることができます
▼ぼくが信頼して使用しているイーグルビジョンと比較しても誤差がほぼ無い
少し見にくくて申し訳ないんですけど、イーグルビジョンと比べても1yd程度のズレに収まっていました
GPSナビとしては誤差の範囲内だと思いますし、非常に精度の高い計測ができていたと感じます
ちなみに同じ環境下でもノルム2の方が圧倒的に見やすいディスプレイなのがわかります
▼GPSナビだけではなく、レーザー距離計とも比較してみました
レーザー距離計でフロントエッジなどを計測してみましたが、2yd〜3yd程度ずれることもありました
ただレーザーの計測箇所とGPSが図っている部分がずれている場合もあるので、そう考えても大幅に距離がズレることはありませんでした
実用性は十分です
▼各ハザードまでの距離も把握可能
ハザードまでの距離ももちろん表示可能なのだけどカラー液晶なのでバンカーや池などがわかりやすくなっています
▼ピンポジションも入力できる
ピンポジションを事前に入力しておくとピンまでも距離を教えてくれる
少々面倒ですけどわざわざ計算をしなくても良くなるので結構便利な機能です
グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ ノルム2の気になるところ
気になる点も少しあったのでそちらも紹介しておきたいと思います
▼コースレイアウト機能を使うにはコース情報をインストール必要があり少し面倒
コースレイアウトとグリーンレイアウト機能を使うにはグリーンオンのアプリから事前にコース情報をインストールする必要があります
これが少し面倒なんですよね
しかも10コースまでしか入れておけないので、そこが少しネックになってくるところ
まあ価格を考えるとコースレイアウト機能が使えるだけでもありがたいので許容はできます
▼高低差補正機能がついていない
最近では割りと多くなってきた高低差補正機能がついていません
直線距離しか測れないのでそういった機能が欲しい場合は、あと3000円ぐらい出せばゴルフバディのaim W10が買えるのでそちらがおすすめ
aim W10は高低差自動補正機能がついているので便利
反面競技ではaim W10は使えないので注意が必要(現在直線距離モードの準備中みたいです)
競技で使うという方はノルム2でも十分だと思います
グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ ノルム2の動画レビュー
まとめ:価格を考えると高機能で便利なGPSナビ
時計型ゴルフナビ グリーンオン ノルム2の良い点と気になる点の紹介でした
16500円という低価格ながら全体的なクオリティは中々高いです
ディスプレイも見やすく表示もわかりやすいので、計測器の入門機としてもおすすめできます
特にコースレイアウト表示をこの価格で時計型ナビに搭載している点は評価できる部分ですね
難点はコース情報をインストールする必要があるところと高低差補正がないところなので、そのあたりを考慮して選びたいナビです
個人的にはゴルフバディ aimW10やaimW11の方がコスパは高くておすすめです
おすすめ度:
以上、グリーンオン ザ・ゴルフウォッチ ノルム2評価レビュー|コースレイアウト表示可能な格安時計型ゴルフナビ。という話題でした
レビュー【グリーンオン ザ・ゴルフウォッチA1-Ⅱ評価レビュー】アンジュレーションまでわかる時計型ゴルフナビ
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