今回は、ゴルフプライドの太グリップ「MCCプラス4」を購入し、実際に数ヶ月ラウンドで試してみたので紹介していきます。
現在はメイングリップとしてすべてのクラブをMCC TEAMS プラス4へと変更しました。理由は単純にショットが安定してくれて気に入ったから。想像していた以上に良い製品でございました。
それではゴルフプライド MCCプラス4についてレビューしていきます
ゴルフプライド MCCプラス4 グリップの概要
ゴルフプライドのロングセラーグリップであるMCCに少し手を加えたのがMCC プラス4。
簡単に言えば太いグリップなのですが、モデル名にプラス4とあるように、下巻き両面テープを4枚巻いた時と同等の太さにしてあります。
そして、ただ太いだけではなく、テーパーレス形状と言って、全体が均一な太さになっているのも特徴です。通常右打ちの場合は、右手側が細くなっています。
左右の手がバランスよく握ることができる。と同時に太いことによって強く握りすぎる事を軽減し、力みすぎによるミスショットも防いでくれるのだとか。
この形状のグリップは現在PGAツアーでも主流になりつつあり、実際にツアープロたちは下巻きテープを3重、4重にしてテーパーレス形状を作りあげています。
単純に手が大きいからそうしているという理由も当然あるでしょうけれど、昨今のクラブはフェースローテーションを積極的に使っていかなくとも飛ばすことができるのも要因でしょう。
当然、我々アマチュアゴルファーも同様に下巻きテープを増やせばどのグリップでも好みの太さにすることができますが、もともとそういう形状で売られているものを使うほうがセットの均一性も保てるというメリットがあります。
MCCプラス4はスタンダードとミッドという2種類のサイズをラインナップ。ぼくが購入しているのはスタンダードです。
重量はスタンダードが52g。ミッドは66gです。重量が全く異なるため購入する際は注意してください。あと、スタンダードでも通常のMCCよりは4g、MCC TEAMSよりは2g重たい仕様にもなっています。
価格はショップによってまちまちですが、1,500円〜2,000円の間が多いです。
ゴルフプライド MCCプラス4 グリップは安定するし飛距離もわずかに伸びた
実際に使ってみると、想像以上に球筋が落ち着きました。右手側はかなり太いため、はじめは違和感を覚えますが、1ラウンドもしくは1回練習で使えばすぐに慣れます。
今では逆にこの形状のほうが安心感があるほどです。感覚的な話ですが、太いと確かにグリッププレッシャーは弱くなる気がしますし、特に切り返しからインパクトへの動きが改善されました。
具体的には、利き手側のフリップ(手首が手のひら側に折れる動き)が軽減できるという点です。これで何が良くなるかというと、アーリーリリースが抑えられるというところ。
つまり、インパクトまでリリースを我慢できるようになるため、ハンドファーストでインパクトしやすくなります。
結果的に方向性がよくなり、同時にほんのわずかですがハンドファーストでボールも押せるのでアイアンの飛距離が伸びました(2ヤードぐらいですけど・・・)
普通にメリットが大きいので素直におすすめできるグリップです。
ゴルフプライド MCCプラス4 グリップは短く持っても同じ太さで握れる
テーパーレスですから、どこで握っても同じような太さで握ることができます。これもメリットのひとつです。
テーパー形状のグリップだと先にいくにつれて細くなっていくので、握った際のフィーリングが変わってきます。ぼくはこれが結構嫌なのですが、MCCプラス4だと、どこで握っても同じような太さなので、短く握っても違和感が少なくなります。
特に100ヤード以内のアプローチショットに使うクラブは効果があります。
ゴルフプライド MCCプラス4 グリップはカラバリも豊富
ぼくはMCC TEAMS プラス4というモデルを買っています。今作はカラバリも非常に豊富なので、好みのデザインを選びやすいのも嬉しいポイントです。
TEAMSだけでも15種類あり、普通のMCCプラス4も入れると20種類になります。
これだけカラー展開があるグリップも珍しいですし、どれか一つは好きなデザインがあるはず。
ゴルフプライド MCCプラス4 グリップは種類で質感が異なる
MCCプラス4とMCC TEAMS プラス4では使っている素材が少し異なるようです。
TEMASのほうが新素材のゴムを使っているため、柔らかいフィーリングです。通常のMCC TEAMSもプラス4も同様の素材なんですけど、プラス4の方が太いのでよりフカフカした感触。
ラバー部分はすごく柔らかいのでソフトフィーリングが好きな方はTEAMSを選ぶのが良いと思います。
ゴルフプライド MCCプラス4 グリップの総合評価
基本性能はロングセラーのMCCだけあって非の打ち所がありません。手元側はコードが入っているのでグリップ力も申し分ないです。
肝心の太さですが、太すぎるわけでもなく、すぐに馴染む程度の太さなのが好印象です。フリップを抑えたい方や、ハンドファーストインパクトを目指す方などは是非チェックしてもらいたい。
ただし、コスパは特別良いということはないです(笑)。価格がそもそも高いモデルなので、セットで交換すると馬鹿にならないですが、実際使ってみての性能を体感すると許せる範囲。耐久性は至って普通という感想です。
方向性、飛距離ともにアップできる可能性のある良質グリップ。
おすすめ度:
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