ゴルフ雑記帳のまさです。
今回はコスパに優れたゴルフ用距離計を多数販売しているゴルフバディの2023年モデル「GB LASER LITE2 レーザー距離計」を購入し、実際にラウンドでのテスト使用を行ったのでレビューしていきます。
今回取り上げるGB LASER LITE2はとにかく安いのが最大の特徴です。現在のAmazonでの販売価格は13,900円で、さらに10%OFFクーポンがあったりするので驚きしかありません。
まあ探せば安いものはたくさん売られているのだけど、個人的にも信頼性が高いと感じているゴルフバディ製品ではありますが、良い点、気になった点を簡潔にまとめたのが下記
現時点で最もコスパが良いと感じられたレーザー距離計です。安いほど嬉しいと感じてる方でも、性能にそれほど妥協しなくて良いので非常におすすめ!
ゴルフバディ GB LASER LITE2レーザー距離計の外観とサイズ感
パッケージ内容はこちら。GB LASER LITE2本体(電池は最初から本体に入っています)とケース(カラビナ付き)、レンズクリーナー、取扱説明書。
製品仕様は下記
サイズ | 95×77×36.4mm |
重量 | 140g(4.9oz) |
カラー | ホワイト |
種類 | LCD/True Optics Multilayer |
誤差 | +/-1メートル |
測定範囲 | 2-800メートル |
倍率 | 6倍 |
バッテリー | C-Type(Li-ion) |
使用時間 | 3,000〜5,000回連続測定 |
防水 | IPX4 |
スロープ機能 | ○ |
振動 | ○ |
モード | 標準↔ピンファインダーモード↔スキャン |
本体はプラスチック製で、グリップ部分にラバーが使われています。特別高級感があるわけではないですが、極端に安っぽい感じもありません。
13,900円という値段を考えれば出来はかなり良いように感じます。
手に持ってみたときのサイズ感がこちら。
すごく小さいとかではありません。むしろ最近の距離計の中で言えばそこそこ大きいほうです。
握ってみるとこんな感じ。ラバー部分のグリップ力は非常に強いです。
厚みはこれぐらい。
ちなみにレンズを除く部分を回すとピント調整が行なえます。
少し見づらいですけど、電池が入った状態で153gほどです。大きさの割には軽量ですね。
ケースはナイロン製でした。
これは正直チープで安っぽいですが、価格を抑えてくれているので我慢できるところだと思っています。
背面がこちら。
蓋の部分はマジックテープ式です。マグネットよりはハズレにくいので、こっちで正解でしょう。
ただ外すときにはバリバリ音がするので同伴者のプレーの邪魔にならないように注意も必要。
ボタンは本体上部に2つ。計測ボタンとモード切り替えボタンで普通のボタン配置です。
計測ボタンを長押しすることでピンファインダーモードが使えます。
- ピンファインダーモードとは
- ピンを測るシーンなどで、背景に他の物体が重なってしまって計測が難しい場合に活躍します。
最も手前の目標物を優先的に捉えるので、ピンに木が重なっても正確に計測を行うことが可能。
ディスプレイはゴルフバディのいつもの黒文字表示です。
なんの変哲もありませんが、視野角が思ったよりも広かったので視認性は良好。
小数点以下は測れません。
- 画面表示について
- 上記画像の場合だと、高低差補正モードになっているので画面上部の101ヤードが補正後の距離。画面下の99ヤードが直線距離、その横の+2が高低差です。
最近の各メーカーから発売されるレーザー距離計は充電式が多くなってきましたが、コストカットするためか電池式です。
ぼく個人としては充電タイプの方が買い置きをしておく必要がないので便利だなと思っていますが、バッテリーのヘタリを気にしなくて良いと考えればメリットです。
ゴルフバディ GB LASER LITE2レーザー距離計のレビュー
それでは、ここからは実際にラウンドでゴルフバディ GB LASER LITE2を使ってみてのレビューです。
15,000円以下とは思えないレスポンスの良さ
ボタンを押してからのレスポンスは抜群に良いです。
ゴルフバディのレーザー距離計はそもそも応答速度に優れているのですが、安くてもしっかりと受け継いでいるのがとにかくヤバい。
標準測定もそうですが、ピンファインダー時でも速度低下がわずかで、ブッシュネルなどの代表的な高級機に引けをとらないハイスピード計測ができます。
これを13,900円で実現しているのだから価格破壊と言ってもいいほどのクオリティです。
とにかく反応が良いので計測時にストレスを感じることはほとんどありません。
高低差の大きな場所での精度に課題は残る
いつものようにプロ仕様率が最も高いブッシュネルPRO X3との比較を行い、どれぐらいの計測精度なのかを検証してみました。
結論としては基本的な精度には大きな問題はないので十分すぎる性能。ですが、高低差が大きくなる場面では少し誤差を感じるところもあったので、そこを許容できるかが購入するかの分かれ目だと思います。
では、計測比較を見てもらいましょう。左側がゴルフバディ、右側がブッシュネルです。
直線距離では2ヤードのズレ、高低差補正後の距離は同じ119ヤード。
直線距離は1ヤードのズレ、高低差補正後は同じ101ヤードです。
こちらはどちらも1ヤードのズレでした。
最後に見てもらうのがこちら。
高低差が大きな地点ですが、直線距離は同じ125ヤードですが、高低差補正後の距離に3ヤードほどのズレが出ます。
これ以外にもこういった高低差の大きなところでは3ヤードほど違いが見られるのが少し気になるところです。
メーカーによるアルゴリズムの違いがあるのだけど、当サイトではブッシュネルを基準としているのでこれぐらいの差が出ていることだけは伝えておきます。
ただ、直線距離だったりほとんどの計測では大きな誤差は出ませんし、価格を考慮しても実用性は十分だと判断します。
ゴルフバディ GB LASER LITE2レーザー距離計はこんな人におすすめ
おすすめするのはこんな人
- 15,000円以下で買えるやすい距離計でも安心して使えるモノが欲しい方
- 反応が良く、快適に計測できる距離計が欲しい方
とにかく素晴らしいコストパフォーマンスです。
低価格で買えるレーザー距離計のなかには、明らかにポンコツなモノがあるのが事実ですが、今作は性能も十分でした。
安くても安心して買える距離計を探している方は迷わずチェックしてもらっていいでしょう。素直におすすめできます。
また、反応速度も上々で高級機なみに快適な計測も行えます。性能にも妥協はしたくないよと思っている方にも最適です。
あとは、低価格なのでコンペ賞品などに使っても良いかもしれません。レーザー距離計は結構喜ばれるので重宝しそうです。
ゴルフバディ GB LASER LITE2レーザー距離計のレーダーチャートとまとめ
コスパは最高評価です。この部分に関しては頭ひとつ抜けていると言ってもいいかもしれません。
計測スピードも素晴らしいですし、なにげに視野角も広めで見やすさも損なわれていません。
そこそこ大きいところや面白い機能などはありませんが、15,000円以下の価格なので大きなマイナス要素とはならないでしょう。
おすすめ度:
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