ゴルフ用の距離測定器は便利だけど、かさばるとラウンド中邪魔になってしまう
そう考える方におすすめなのが時計型のゴルフナビ
しかも「そこまで高価なモデルじゃなくても機能性や精度は妥協したくない」というのがゴルファーとしては誰しもがまず考えることではないでしょうか
そこで今回、ゴルフ用距離測定器メーカーであるゴルフバディの距離測定器の中から、フルカラー液晶で精度も高いと評判の「GOLFBUDDY AIM W10」という時計型ゴルフナビを実際にラウンドで使用してみました
2万円を切る価格ながら機能的にも優れている、今注目の時計型ゴルフナビです
『GOLFBUDDY AIM W10』の概要
こちらが『GOLFBUDDY AIM W10』。1.3インチIPS TFTフルカラーの液晶で距離測定ができて、タッチ操作にも対応している時計型ゴルフナビです
重さ62gということで非常に軽量、バッテリーも約13時間保つからストレスなく1ラウンドは余裕で使用することが可能です
色々なショップで購入できますが、Amazonの本社直営からだと19900円で購入可能
スペック
サイズ | 46×46×14.5mm(外形×厚み) |
重量 | 56g(ベルト込) |
ディスプレイサイズ | 1.3インチ |
ディスプレイタイプ | TFT-LCD フルカラー(240×204ピクセル) |
バッテリー | 充電式リチウムポリマー |
バッテリー使用時間(画面照度により異なる) | GPSモード:10時間〜13時間 (画面照度5に設定時だと10時間、画面照度3に設定時だと13時間使用可能) |
外部接続(充電など) | マイクロUSB PCインターフェース |
登録コース | 4万コース |
防水性 | 防雨対応 |
スコア登録 | デジタルスコアカード |
言語 | 日本語含む、多言語11カ国 |
GOLFBUDDY AIM W10の細かな仕様
まずは本体部分で1.3インチのフルカラータッチスクリーン
外径はまあ普通の時計と変わらないかなといった感じです
本体右側にボタンがありますが、ここが電源ボタン
使用時には前画面に戻る時などに使います
本体は正直ややぶ厚めな印象
ベルトにはステッチがあるので、一見すると布系の素材かな?と思いますがラバー素材です
着け心地も良い感じで、スイング時の邪魔には感じません
充電やPCとの接続には専用のクレードルとUSBケーブルを使います
ACアダプタが付属しないので、コンセントから充電する場合は別途用意する必要があります
説明書には色々な言語がりますが、日本語ページももちろんありますのでご安心を
『GOLFBUDDY AIM W10』の使用方法
本体右側のボタンを長押しで、起動します
ゴルフ場で『ゴルフをする』をタッチすれば良いだけなので非常に簡単です
自動でコースを探してくれるので、特に操作は必要なし
もちろん手動でも検索可能です
検索が終わるとこの画面になり、Tグラウンドにいけば計測が始まります
ホールは自動で変わっていくので、ここでも特別な操作は必要なし
本体に余計なボタンもなくて、とにかく操作系はシンプルです
先ほどの画面を右にスライドするとこのようにコースマップにもなります
戻る場合は左にスライドするだけ
ラウンド時はキープスクリーンモードにしておくと常に画面確認が可能
ゴルフ設定から変更できるのですが、『Screen Always On』をOnにしておくと、画面が省電力モードにならずに、タッチせずとも常に画面確認ができます
設定してないと、節電のために照明がおちるので、計測したい時に画面をタッチしないといけなくなります
ラウンド時はこれを設定しておくと便利かなと思います
『GOLFBUDDY AIM W10』の良いところ
ココが便利①:なんといってもフルカラーコースマップ表示
計測器時に画面をタッチ操作で右・左にスライドすると、コースマップが表示されます
太陽の下でも画面の視認性が高くて、はっきりと見える点も優秀
ちなみに現在地は赤ピンで表示。この写真だとティーグランドにいます
この画面からさらに拡大してコースマップを見たい場合は、画面右の『+』のところをタッチ
するとこんな感じで拡大表示することもできます
時計型ゴルフナビで、このようなフルカラーコースマップ表示機能があるモデルは限られているから貴重な存在です
基本的な計測画面はこんな感じでシンプル、グリーンまでの距離を表示してくれています
真ん中がグリーンセンターで、上がバックエッジ、下がフロントエッジです
バッグエッジ表示も地味に嬉しい機能のひとつで、コースマネジメントの幅が広がります
ココが便利②時計型の手軽さはやっぱり最高
ラウンド時に手軽に使える点が時計型はやっぱり便利
GOLFBUDDY AIM W10は重さも約56g程度なので、重さもほぼ感じませんし、スイングの邪魔にもなりません
ぼく自身40g台の時計型ナビも持っていますが、装着時の重さはそんなに違いはないと感じました
レーザー距離計のピンポイント測定も良いですが、両手が空くのはやっぱり助かります
ここが便利③:スコア登録がサクッとできる
スコア登録も簡単に行えるのがかなり便利
画面をタップしたりスクロールして操作するのですが、タッチパネルの感度もまずまずといった印象でした
特に難しい操作も必要なくて、サクサクとスコア登録が可能です
ここが便利④:対応コースが多く、日本国内のコースもほぼ網羅されています
こちらの画像では一部の表示ですが、日本国内のコースにもしっかりと対応しています
全世界4万コース対応なので、基本的にはどこのゴルフ上でも使用することは可能です
ここが便利⑤:バッテリー保ちも良い
バッテリーに関しても通常の18ホールプレーでは全く問題なく使うことができました
あえて昼休憩時もそのままにしていましたが、18ホール使っても半分ぐらい残る感じです
バックライトの点灯時間も変更できるので、工夫次第ではさらにバッテリーを長持ちさせることもできるでしょう
まずはメニューをタップ
次にゴルフ設定をタップします
Diming ModeをOnにすると設定が可能です
『GOLFBUDDY AIM W10』の計測精度
GPSゴルフナビは精度面がやはり一番気になるところだと思うので、今回は精度面には定評のあるイーグルビジョンとの比較を行ってみました
イーグルビジョンではバッグエッジ表示がないので、グリーンセンターとフロントエッジの比較になります
GOLFBUDDY AIM W10 | イーグルビジョン | |
フロントエッジ | 98 | 99 |
グリーンセンター | 113 | 114 |
1ヤードずつ違いますが、ほぼ同じだと言えるでしょう
こちらは別地点
GOLFBUDDY AIM W10 | イーグルビジョン | |
フロントエッジ | 148 | 147 |
グリーンセンター | 160 | 162 |
こちらはフロントエッジは1ヤード
センターでは2ヤードのズレとなりました
2ヤード程度のズレは正直なところ起こりうるのですが、極端な距離のズレなどはないという結果でした
精度面に関していえば、文句なしといったところでしょう
安心して使うことができます
『GOLFBUDDY AIM W10』の気になる所
ヤード表示とメートル表示があるので、設定に注意
こう見ると距離が大きくズレていると感じますが、実はこれGOLFBUDDY AIM W10が『メートル表示』になっているから(数字の横にMと出ています)
この設定になっている事を知らないと距離が全く合っていないと感じてしまうかもしれません
設定でヤード表示に変更できるので、ここは気おつけたいところです
プレー時は日本語表示が未対応(追記:日本語アップデートが開始)
メインメニューでは日本語に対応しているのですが、プレイ時は日本語はまだ未対応となっています
現在こちらに関しても日本語対応へ向けて準備中とのことなので、早期のアップデートに期待したいところ
とはいっても、プレー中に表示される英語もゴルフの基本的な単語ばかりなので、通常使用にはほぼ問題なく使うことができました
追記:2020年2月27日についにW10がが日本語アップデートされました
下記リンクボタンから『GBマネージャープログラム』をダウンロードして、製品を連結すればバージョンアップが可能です
まとめ:この価格帯での時計型ゴルフナビとしては、高機能で精度も高く、かなり優秀
GOLFBUDDY AIM W10の紹介でした
時計型ということで、当然画面範囲は限られているのですが、鮮明なフルカラータッチスクリーンは視認性もタッチ感度もバッチリでした
時計型でコースマップ表示が可能なモデルは限られていますし、GOLFBUDDY本社直営からだと2万円を切る価格なので、コスパは非常に素晴らしいと思います
計測精度も高いので、安心して使用可能な点も高評価です
現状は日本語未対応なところがまだあるのですが、アップデートにてどんどん対応されていくみたいですし、通常使用には全く問題ないかなと思います
2万円を切る価格設定で、フルカラータッチパネルということを考えるとかなりおすすめできる腕時計ゴルフナビですので、計測器を探しているという人は是非チェックしてみてください
以上、【GOLFBUDDY AIM W10評価レビュー】フルカラーで精度も高い時計型ゴルフナビ。という話題でした
関連【ゴルフバディaim W11評価レビュー】コスパ最強ゴルフナビに新機能が追加されてさらに使いやすくなった