最終更新日:2024年10月6日
ゴルフショップなどでゴルフクラブの試打を行った時に使用する際、弾道測定器(打球解析機)がありますよね
実際の飛距離に加えてヘッドスピード・ボールスピード・スピン量など、打球の詳細なデータを取れるので非常に便利ですよね
とはいえ、ゴルフショップに常設してある機材は結構高額なので中々個人で購入するのは難しい・・・。さらに「どういった機能があれば良いのかわからない」と不安になったり迷ってしまう方も多いと思います
そこで当記事では「個人でも購入可能なゴルフ用弾道測定器(弾道計測器)」を用途別にわかりやすく紹介していきます
おすすめゴルフ用弾道測定器:詳細なデータを取りたい方向け
ボイスキャディ スイングキャディ SC4
- 10万円以下では最高の計測精度
- 特にキャリーとボールスピードは正確に測れる
- ディスプレイ付きだから本体だけでも計測可能
10万円以下では特に高精度な計測ができるのが、ボイスキャディ SC4です。
計測できる項目の中でも、特にキャリーとボールスピードはGCQuadと比較しても遜色ないレベルでデータを出してくれます。
コスパという点ではダントツで良いので、なるべく10万円以下で探しているけど、精度に妥協したくない方におすすめです。
また本体にはディスプレイが付いており、データ表示にも対応しています。
アプリと連携せずとも使うことができるので、ラウンドでも気軽に使えるところも便利です。
関連【評価レビュー】ボイスキャディSC4 弾道計測器|10万以下では一番正確!GCクアッドとも比較してみた
GOLFZON WAVE
- プロレベルの弾道計測が可能
- トラックマンと同じドップラーレーダー式
- 49,5000円
トラックマンと同じドップラーレーダー式を採用したGOLFZONの最新弾道計測器がWAVE。
持ち運び可能なコンパクトサイズながら、あらゆる弾道データをプロレベルで検出できるのが最大の特徴。
トラックマンやGCQuadクラスの正確性を望む場合、本来は200万円以上するのが相場ですが、価格はなんと50万円以下の49,5000円。
また100以上の実在するコースでのシミュレーションラウンドにも対応している。
Rapsodo MLM2 Pro モバイル弾道計測器
- 2つのカメラでスイングとインパクト解析を同時に可能
- 屋内外どちらにも対応
- 3万以上のゴルフコースでシミュレーション
Rapsodoのゴルフ用モバイル弾道計測器の第二弾、MLM2 Proです。
iphoneでしか使えなかった前作を大幅に改良しています。本体に、毎秒240フレームをキャプチャするインパクトカメラ、そしてスイングと弾道トレースを可能にするショットビジョンカメラという2つを搭載しました。
これにより、iPhoneでもアンドロイドでもどちらでも利用が可能になっています。
今作からより詳細なショットデータも入手できるようになっており、特にスピン量計測に対応したことが大きな特徴。
コンパクトさと分析機能の豊富さ、そして約3万のコースでシミュレーションもできるという事から、2023年で最も注目されているモバイル弾道計測器です。
現在は国内未発表ですが、フェアウェイゴルフにて注文が可能になりました。
関連Rapsodo、弾道計測機「MLM2 PRO」の先行予約が開始。スピン量計測やAndroid端末にも対応。
GARMIN Approach R10
- 74,800円という破格の値段
- 10万円以下では考えられない計測項目数
- コンパクトで持ち運びに便利
GARMINから新たに発売されることになったドップラーレーダー式の弾道計測器「Approach R10」
コンパクトかつ軽量の本体で持ち運びにも便利。携帯性にも優れており、自宅や家の庭、練習など様々な場所で使うことができます
今作の衝撃的な点は、74,800円という価格でありながらも計測項目の多さです。従来の10万円以下の弾道計測器はスピン量などの計測ができずに物足りないところがありましたが、R10ではそこも見事にカバーしバックスピンやスピン軸の計測を実現しています
さらに42,000コース以上のコースでのバーチャルラウンドも可能だったり、自動でスイング映像を記録するなどの高性能ぶりです
1回の充電で最大10時間稼働するバッテリー保ちも魅力的
▼フェアウェイゴルフでも取扱開始
参考USモデル専門「フェアウェイゴルフ」は安全?ヘビーユーザーがメリット・デメリットを徹底解説
レビュー【弾道計測器】ガーミン Approach R10評価レビュー|コスパ最強!全ゴルファーが買うべきアイテム【口コミ】
関連ガーミン、弾道計測機「Approach R10」を発表。30万以下の弾道計測器を過去のモノにする衝撃の機能
フライトスコープ mevo+
- 16項目とポータブル系では最多の計測項目
- 精度面も優秀で実用性はトップクラス
- E6 Connectアプリでシミュレーションゴルフも可能
フライトスコープ社から新たに登場したポータブル弾道計測器「mevo+」
人気を博した超コンパクトな計測器mevoがやや大きくなって、尚且計測項目が8つ追加されて進化したモデルです
それでもコンパクトさは損なわず、重量も400gと軽量で携帯性も超優秀
30万円以下で購入可能な弾道計測器として最多の16項目での計測が可能で、なおかつ精度面でもスカイトラックと同等レベルです
実用性では間違いなくトップクラス
さらにE6 Connectアプリを使用すればシミュレーションゴルフもプレイ可能になるのが嬉しいポイントです
レビュー弾道計測器「フライトスコープ mevo+」評価レビュー|コンパクトだけど高機能&使用感最強
関連フライトスコープが「Mevo + プロパッケージ」の発売を発表。11のデータ項目を追加
スカイトラック
- 日本プロゴルフ協会推薦品
- 映像で弾道をしっかりと計測
- 720gとコンパクトなので持ち運びも楽
日本PGAプロゴルフ協会PGAの推薦品でもある「スカイトラック」
mevo同様に飛びの3大要素はもちろん計測できますが、連携したタブレットやスマホでサイドスピンやスピン軸、弾道のイメージや映像などもはっきり出たりと、より詳しくデータ解析をすることができます
720gとコンパクトであるため、普段の練習場への持ち運び楽に行うことができます
1球1球ショット傾向を分析して弱点を克服することができます
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関連スカイトラック+が2023年5月下旬に発売|手頃な価格でツアーレベルの精度を実現
ボイスキャディ スイングキャディ SC300i
- コンパクトながら6つのデータを解析
- アプリと連携して詳細データを分析できる
- バックスピン量はアプリ内に表示
10万円以下(大体85000円前後で販売中)の弾道解析機の中でも、データ量が豊富なのが「スイングキャディSC300」です
mevoほど小さくはないですが、SC300の本体自体もコンパクトで持ち運び自体も容易なところが嬉しいところ
それでいて、SC300本体では6つのデータ解析が可能(飛距離・ボールスピード・スイングスピード・ミート率・打ち出し角・最高到達点)
さらに専用のスマートフォンアプリと連携することによって、ショットデータを収集可能になります
ちなみにバックスピン量はアプリ内に表示されます
少し残念なのはサイドスピンが把握できないところではありますが、全体的な精度には定評があり、プロからの評価も高い弾道計測器です
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フライトスコープmevo
- 世界最小の弾道計測器
- 飛びの3大要素を正確に計測
- 10万円を切る価格ながら高性能
世界最小のゴルフ用弾道計測器「フライトスコープmevo」
手のひらサイズとコンパクトな外観ながら、実測値で飛びの3大要素である、スピン量・ボールスピード・打ち出し角など詳しく解析してくれます
スマホやタブレットと連携してデータを計測できます
フライトスコープというとゴルフ専門店やゴルフスクールで実際に導入されている実績抜群のメーカーでデータの信頼性は最高レベルです
計測方法も、ボール後方の地面に置くだけと簡単なところもおすすめポイントです
おすすめゴルフ用弾道測定器:簡易的なデータでも十分な方向け
ガーミン アプローチG8
- GPSゴルフナビ+レーダー距離計測機
- 計測精度も実用性十分
- タッチパネルの操作もよくバッテリー保ちも良い
GPSゴルフナビとレーダー距離計測機能が一つになったオールインワンGPSゴルフナビ「ガーミン アプローチG80」
GPSゴルフナビとしてラウンドでの残り距離計測としての精度や、タッチパネルの操作性も良好なモデルです
本体にはレーダーが内蔵されていて、ショットの飛距離を計測することが可能
計測項目は、キャリー、トータル距離、ヘッドスピード、ボールスピード、スマッシュファクター、スイングテンポ
またバーチャルラウンドをすることもできるまさに万能な計測機になります
レーダー距離計測も結構正確で実用性は十分です
レビュー【ガーミン アプローチG80評価レビュー】飛距離計測もできるオールインワンGPSゴルフナビ
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ユピテル スイングトレーナーGST-7BLE
- 簡易計測器ながらスイング軌道を確認できる
- 飛び要素を正確に計測
- 操作もシンプルで置くだけ
スイング軌道と共に飛びの要素を計測できる「ゴルフスイングトレーナーGST-5 Arc」
手軽に使える簡易的なポータブル弾道計測器では機能性に優れたこちらがもっともおすすめです
クラブにモーションセンサーを取り付けるだけで、簡単にスイング軌道とフェースの奇跡を確認することができます
操作方法も簡単で飛球線後方に置いてからボールを打つだけとシンプル
スイング軌道をみながら練習できるので上達に役立つこと間違いなしです
PRGR RED EYES POCKET HS-110
- 1万円を切る低価格
- 必要十分なデータ項目数
- PRGR製でデータの信頼性は抜群
リーズナブルな価格で最低限のデータが取れる「RPGR RED EYES POCKET」
1万円を切る低価格ながら、番手別にヘッドスピードとボールスピード、推定飛距離を計測することができます
必要最低限の性能となりますが、ヘッドスピードとボールスピードが図れれば十分という方にはもってこいの計測器です
PRGRはいち早くフィッティングを取り入れたメーカーでもありデータ計測の信頼性は抜群です。計測できるデータ項目は少ないですが、安く計測器を手に入れたいという方におすすめです
iPhoneで使えるおすすめ弾道測定器アプリ
GolfBoy
- iPhone単体で計測が可能
- 8項目のデータを測定
- 2ヶ月無料でお試しできる
待望の日本製弾道計測アプリ「Golfboy」
ShotVisionと同様、iPhone単体で打球データを取ることができます
データ項目は8つあります(ミート率、クラブ速度、ボール速度、打ち出し角度、打ち出し方向、キャリー、トータル、高さ)
月額500円の有料アプリですが、最初の2ヶ月間は無料でお試しすることができます。懸念点は高さのある三脚を用意しないといけないところ
Youtubeチャンネルでも紹介しているので参考にしてみて下さい
Shot Vision
- iPhone単体で弾道計測が可能
- 6つの項目でデータが見れる
- ダウンロードは無料だけどアプリ内課金が必要
現在のところはiphone専用ですが、iPhone単体で弾道計測ができる画期的なアプリです
まだまだ開発途上な感じは正直ありますが、iPhoneでもここまでできてしまうのかと驚かせるプロダクトと言えるでしょう
計測可能な項目は、キャリー・トータル距離・ボールスピード・クラブスピード・打ち出し角・バックスピン量が計測時に確認可能です(ショット毎に音声でも距離を教えてくれます)
さらにショットのデータも蓄積してくれるという高機能ぶりです
ただし機能をフルに活用するにはアプリ内での課金が必要になります(アプリのダウンロード自体は無料)
海外製のアプリなので、英語表記のみですが日本語バージョンの導入も行う予定があるようです
当サイトが運営している「ゴルフ雑記帳」というYoutubeチャンネルでも動画で紹介しているので参考にしてください
番外編:プロも使う本格的な弾道測定器を紹介
トラックマン3&4
- プロ使用率No.1
- 最も高性能な弾道計測器
- 誤差が少なく高精度
プロゴルファーが実際に使っている弾道計測器で最も有名な「トラックマン」
レーダーによって打球を解析し、正確にデータを計測できます。計測できるデータ項目も非常に多く、10種類のデータをもとに弾道の傾向を分析可能です
レーダーは2種類搭載されていて、クラブの軌道や入射角、スピンなど、打った瞬間から着地するまでの全容を解明できます
現在弾道解析機としてはもっとも高性能なモデルですが、非常に高価なことでも知られています
現在の最新機種はトラックマン4です
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GC2&GC Quad
- ゴルフショップに数多く導入されており、実績No.1
- 正確なデータ計測ができる
- PCに繋ぐとシミュレーションゴルフができる
シンプルな操作性ながら正確なデータ計測が可能な「GC2」と「GC Quad」
GC2はカメラが2つ、GC Quadの方はカメラが4つで高機能なのはQuadの方です
このブログでも度々登場している弾道計測器ですが、非常に高精度で確実なデータを計測することが可能で、ブライソン・デシャンボーなども使用するほど正確に測定ができる事で有名です
カメラタイプなので、屋内での使用にも適しているから、ゴルフショップでも数多く導入されています。ショップで使ったことが多いはず(ゴルフ5やヴィクトリアゴルフなど有名量販店が導入)
PCに繋げれば弾道の映像に加えて、ゴルフシミュレーターとしてコースをラウンドすることもできます
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ゴルフ用おすすめ弾道測定器のまとめ
個人でも購入できる弾道測定器の紹介でした
金額と性能面のバランスを考慮すると「スイングキャディSC300」がおすすめ
やや金額が上がっても、弾道の映像などを実際に見ながら詳細なデータを確認したいなら「スカイトラック」が最強です
手軽に弾道計測を使ってみたいならiPhoneアプリの「Shot Vision」も良いでしょう
以上、個人で購入可能な「ゴルフ用 弾道測定器」|おすすめ機種6選【用途別に紹介】。という話題でした
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