キャロウェイ「ローグST トリプルダイヤモンドLSドライバー」を購入しましたので、さっそく試打計測を行いました(GCクアッドを使用)。いつもどおりフェアウェイゴルフにて買いました
ローグSTは国内モデルが4機種ありますが、未発売のモデルが存在します。それが今回のトリプルダイヤモンドLSです。キャロウェイのダイヤモンドシリーズはプロ支給のプロトタイプにあたるのものですが、今作は発表段階からUSモデルのみラインナップに組み込まれていました
従来のローグSTドライバーとはヘッド体積が異なり、トリプルダイヤモンドLSは450ccの小ぶりサイズです
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キャロウェイの支給品モデルは国内でも限定発売されるケースが最近は定番化しているので、国内モデルもそのうち発売されると思います
それでは詳しいデータを見ながらキャロウェイ ローグST トリプルダイヤモンドLSドライバーについてレビューしていきます
- ヘッド:ローグST トリプルダイヤモンドLS
- ロフト角:9°
- シャフト:TENSEI AV ホワイト 65
- フレックス:S
- ボール:タイトリスト プロV1x
- 弾道計測器:GCQuad
弾道計測器はPGAツアープロも多数使用する「GCQuad」です
▼440ccのトリプルダイヤモンドSも発売開始
参考USモデル専門「フェアウェイゴルフ」は安全?ヘビーユーザーがメリット・デメリットを徹底解説
キャロウェイ ローグSTトリプルダイヤモンドLS ドライバー試打計測データ
ヘッドスピード(m/s) | 46.5 |
ボールスピード(m/s) | 67 |
打ち出し角度(°) | 16.6 |
打ち出し方向(°) | 0.3(右) |
バックスピン(rpm) | 2050 |
サイドスピン(rpm) | -26(左) |
ピーク時の高さ(yd) | 40.6 |
降下角度(°) | 41,7 |
センターからのブレ(yd) | 0 |
キャリー(yd) | 268.2 |
総距離(yd) | 286.8 |
以上が計測データです
キャリー268.2ヤード、トータル286.8ヤード
キャリーが270ヤードに迫っていることからも飛ぶドライバーであることは間違いありません。ですが、飛距離性能としては従来のローグSTドライバーシリーズと大きく異るということはありませんでした。まあ基本性能が優秀ということで納得しておきます
バックスピン量は2000回転がボリュームゾーンで、低スピンなドライバーに属します。ここも従来のローグSTシリーズと同様で大きな変化はありませんでした。LSなので極端に低スピン化するかなと思っていましたが、適正範囲内での低スピン性能です
中弾道で非常に伸びるボールが打てるのでかなり気持ちが良いです
- キャリー270ヤード弱。飛ぶドライバーです
- バックスピンは2000回転前後を推移
- 中弾道低スピンでぐんぐん伸びる
球筋はニュートラルなものでした。ドローもフェードも両方打てるタイプだと捉えるか、どちらも出てしまうので不安定だと捉えるかは求める性能によって異なるでしょう
そんな中、サイドスピン量が極端に多くかかることもなく、ドローでもフェードでもおとなしい球筋でした。個人的には操りやすい丁度いいバランスです
ドローかフェード、どちら寄りなのか?と問われるとフェード寄りな特性に感じます。重心角がそれほど大きくないのが影響しています
弾道を重ねてみたものがこちらです
ドローもフェードも2発ずつ出ているため円は広がっていますが、高低はしっかりと揃っています。キャリーの差があまり出ないことにも影響していると言えるでしょう
高さは中弾道です。普段の高さが出づらいと感じている方であれば10.5°を選択するのが良いと思います
キャロウェイ ローグSTトリプルダイヤモンドLS ドライバーは操作性が抜群
ドローもフェード、どちらも打ちやすいです。ここはブレやすいと感じる方もいるでしょうが、裏を返すと球筋を打ち分けやすいタイプとも考えられます。よく言う操作性が良いドライバーというやつです。大きくは曲がらないので、操作しやすいというメリットの方が勝っているとぼくは感じていますね
そもそもプロ支給を目的に作成されているダイヤモンドシリーズなので、そう考える方が自然
というわけですので、弾道をコントロールしたいと考えている中級者以上のゴルファーの方には嬉しい性能。反対に打点がブレがちな方には正直あまりおすすめはしにくいです。素直にローグST MAXかローグST MAX Dを選択するのが良いです
フェードも打ちやすいローグSTトリプルダイヤモンドLSですが、フェード系のボールでもスピン量が増えないのがメリットとなります。非常に強弾道でパワーフェードをオートマチックに打つことが可能
フェードでも中々の低スピンだったので、ドローになるとめちゃくちゃバックスピンが減ってしまうのではないか?という不安がありましたが、こちらも2000回転前後となっています。ドローでもフェードでも大きな変化は見られないため、どちらの球筋でも使うことはできます
ドローしてもフック回転は決して多くないため、チーピンが出るような不安は感じませんでした
というわけでしたが、球筋が変わってもキャリーの差がほとんど出ないのがメリットと言えるでしょう。このあたりはミスに強いローグSTの強みは生かされていると感じます
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キャロウェイ ローグSTトリプルダイヤモンドLS ドライバーのヘッドについて
ローグSTシリーズと同じデザインでブラックにゴールドカラーです
ソールのヒール寄りの部分にダイヤモンドマークが記載されています
クラウンもつや消し仕様で同じ。大きく違うのはヘッド形状です
洋梨形状で全く癖のないカタチをしています。まあカッコいいですね
アドレス時の見え方がこちら。カチャカチャはニュートラルポジションです。座りもよくて真っ直ぐ向きます。というかむしろオープンぐらいの雰囲気もあります
ソール後方にはタングステンカートリッジが搭載
横からがこんな感じです。クラウンに膨らみがありボリュームがあります
そして打感ですが、ここはもう最高になります。打球音が低めに抑えられているため柔らかく吸うつくフィーリングです
打感にこだわる方の多くが納得できる仕上がりです
キャロウェイ ローグSTトリプルダイヤモンドLS ドライバーの総合評価
見た目や打感、そして弾道を操れる操作性と、上級者が好みそうな要素はほぼ満たしているというドライバーです。個人的にはとても評価が高いですし、球筋が変わっても飛距離に変化が出ないあたりが気に入りました。ロマンだけではなくて実用性も十分です。難易度はそれほど高くないので中級者以上な問題なく使えるでしょう
球筋を操りたい方や、小ぶりなヘッドサイズが好みならバッチリはまる良作ドライバー
おすすめ度:
- 中弾道低スピンで糸を引くような球筋
- 色々な弾道を打ち分けしやすい
- ソフトで吸い付く打感
ローグST トリプルダイヤモンドLSのおすすめ取扱ショップ情報
ローグST トリプルダイヤモンドLSは現在USモデルのみの展開
そこでおすすめなのがUSモデルのゴルフクラブを専門に扱っている老舗のフェアウェイゴルフさん
ぼくも普段USモデルを購入する際に利用しているショップで、今年に入ってからはコブラLTDxやテーラーメイド ステルスなど多数購入しています
メーカーから直接仕入れを行っている正規ライセンス品取扱店なので安心感が違います
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