ブリヂストン2020年モデルアイアン3機種の中からハーフキャビティタイプ、ツアーB201CBの試打を行いました
今回も今までと同様に弾道計測機のスカイトラックを使ってデータ計測を行いましたので、計測データをもとにどういったアイアンだったのかをレビューしていきます
ツアーB 200MBに続いてツアーB 201CBもかなりシンプルなデザイン
ブリヂストン ツアーB 201CBアイアンの試打クラブスペック
試打にはTOUR B 201CBの7番アイアンにモーダス120のSを装着しています
7番でロフト角は31.5°、ライ角62°、重量は430g、バランスはD2です
ハーフキャディ系としてはやや立ち気味のロフト設定になっていますね
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ブリヂストン ツアーB 201CBアイアンの試打計測データ
試打データを見てみると2球目が飛びすぎているのがわかりますが、全体的に見ると飛距離的にはそこそこまとまっている感じもします
正直打点ブレには強くない感じなのですけど、2球目は結構捕まっているのでキャリーが161ヤード出ています
捕まりすぎるとこれぐらい。ただ本来の飛距離的には3球目の153.7ヤードぐらいだと思います
結果だけみるとマッスルバックのツアーB 200MBの方が安定するという感じですが、飛距離的にはやはりツアーB 201CBの方が出ています
ブリヂストン ツアーB 201CBアイアンの評価
捕まればロフトは立ち気味のハーフキャビティなのでそこそこ飛んでくれるなと感じました
打球もそこそこ上がってくれる
ただどうしても見た目よりも難しい印象があって、一昔前の上級者向けのBSアイアンみたいなイメージが残りました
BS契約プロがメインで使うアイアンになると思いますが、プロ仕様というのをビンビンに感じます
打点ブレに対しての寛容性はそこまで高くないので、サイドスピンが一定しないのが気になります
裏を返せば操作性が良いとも言えますが、それだけ敏感に反応するのでスイングは高い安定性が求められそう。打球を左右高低と色々と打ち分けたい方にはおすすめはできます
とはいえバックスピン量が一定していないのを見てもやはり難しいなという印象が残ります
▼中々の小顔
トップブレードも厚みがあんまりないので構えやすさはあります
▼抜けは中々良い感じ
▼打感は普通に良いです
難しさは感じたけど打感だけはめちゃくちゃ良いです
これはプロも使うでしょうと感じるほどで、まあ嫌いな方は少ないんじゃないかなと思います
ブリヂストン ツアーB 201CBアイアンの弾道イメージ
▼スカイトラックでの弾道イメージです
10ヤードぐらいの幅には収まっているのが救いですが、左右高低とけっこうバラバラ
あえて打ち分けているなら良いですが、普通にフェード系のストレートが打ちたくてこれです
最近打った中でも特に安定しませんでした
▼ややこすり気味ではありますが、割と良い球だったのはこれ
ぼくのスイングスピードや打ち方だとこんな具合になります
総評
打感とアドレス時の見た目は非常に良いですが、打ってみると結構難しくて手こずったのが正直な感想です
打球が揃わず打点ブレに対するシビアさを感じました
打感は良いですけど、それ以上に選ぶメリットはあんまり感じないかなーと思います
これだったらツアーB 200MBの方を選ぶかなー
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