レビュー用とかではなく、普通に使ってみたいというシンプルな理由でアーティザンゴルフのウェッジを購入しました
まだ実戦でも使っていないので、今回は「アーティザン買ったぜ!!イエイ!!」という話と、スピン量をGCQuadで計測してみたという話がメインです。詳細なレビューはラウンドで本芝やバンカーでの使用感を確かめてからまた記事にしていきます
アーティザンゴルフはタイガーウッズのクラブを作っていたマイクテーラー氏が立ち上げたクラブメーカー。ウェッジのヘッド素材は軟鉄、製法は鍛造で超精密のミルドフェース加工が施されています
これによってフェースの平面精度が高まり、ボールとの接触面積が増加、スピン量が増える+安定するとされています
コストコからアーティザンウェッジに乗り換え
クラブは色々と買い漁っているのに、今までなぜか激安で買ったコストコウェッジの60度をメイン使用していました。理由はバンカーショットがめちゃくちゃ打ちやすくて、変えがきかないという状況になっていたからです
いやマジで意外なほど打ちやすくてぼくもビックリしております。クラブは値段だけでは決められない
ということなんですが、個人的にコストコウェッジの弱点だと思っているのはスピンの弱さ。バンカーでの使用感はすこぶる良いのだけど、それだけではなく当然寄せでも使います
そんな時にスピンのかかり方がちょっと弱いなーと感じる場面が最近は増えてきました。それが悩みになりだしたのこともあって、ちょうど良いタイミングだったので以前から気になっていたアーティザンウェッジに変更を決意
ちなみに今はSWまでRADSPEEDワンレングスのセット物を使用中。ワンレングスアイアンだからウェッジまでワンレングスにするほうが合理的だという考えでこうなっています
で、アーティザンといえば、ほんとにどこを見ても良いウェッジという事しか聞かないし、言われない。そうなると今度は嘘やろ?と思えてくるものなので、結局自分で買って試すしかないわけですね
購入したのはアーティザンウェッジの60度(S)。ロフト選択の理由は主にバンカーでの使用がメインになっているからです。というのもぼくはバンカーが割と苦手で、フェースを開くのが結構下手だと思っています
なのでロフト角の大きなウェッジを使うと決めています。これだけでもだいぶ簡単になるから、バンカーが苦手な人は60度とかのロフト角大きめのウェッジを使ってみるのがおすすめ
今回装着したシャフトはモーダス3 125、フレックスはS。最近は日本シャフト推しなところもあるので、はじめてウェッジにモーダスを挿してみました
意外に重くなってしまったのでもしかしたらバランスダウンするかもしれません。グリップはパーフェクトプロ Xラインラバーです
ヘッド形状は癖のないティアドロップ形状です。ほんとに癖がないですね、たぶんこれが嫌と感じる人はほとんどいないんじゃないかと思います。ネックからの繋がりも抜群に綺麗で、顔に関しては非の打ち所がないです。好き
ソール形状は悩んだけど、スタンダードを選択
さまざまなソール形状がある中からスタンダードソールを選択しました。タイガーが使っているウェッジと同形状と言われるスクエアーベベル等も勿論気になったんですけど、結局どれが良いかわかんないので、まずはスタンダードを購入。聞くところによるとスタンダードも普通に良いらしいです
他のソール形状は限定モデルでない限りはロフトによって用意されていたりなかったりするんですが、スタンダードは全ロフトで選択可能。ちなみに色々打ってみた結果、スタンダードを選択する人が多いらしいです。パトリックリードが使っているのもこれだそう
ソール形状の話をしておくとスタンダードはヒール側を落としているけど、トウ側はエッジを残しているのが特徴です。想像していたよりも実物はヒール側が削ってあるなと感じたのが第一印象。これが芝上とかバンカーでどうなるのかが気になります
アーティザンウェッジの動画とかを見てみるとよく言われているのが、リーディングエッジが浮かなくて構えやすいという事。しかも人口芝マットの上でも気にならないらしい。マジかよ?
で、実際に人口芝上で構えてみたところ、確かにあんまり浮いていない気がします。これが何故すごいかというとバウンスは11度あるのにだからです。不思議なんですけど、こういったところがマイクテーラー氏のこだわりのソール形状や幅だったりするんでしょうね。ここは素直に凄いと思う
人工芝上で実際に打ってみても分かりますが、バウンスは結構効いています。バウンスの当たり方が良いのでソールがしっかり滑ってくれてボールにクリーンにヒットできます。それでいて突っかかる感じでもありません
ただしこれは滑りやすい人工芝上での話、本芝で打ってみるとどうなるかが肝心だから早くラウンドで使ってみたい。とりあえずバウンスの効きが良さそうなのにアドレス時にリーディングエッジがあんまり浮かないだけでも好印象
アーティザンウェッジのスピン量をGCQuadで計測
ひとまず スピン量だけは弾道計測器GCQuadで計測してみました
結果、スピン量はイメージしていたとおりで、かなり多いです。これなら本芝グリーンでもしっかりとスピンがかかりそうです。もうちょっと突っ込みたいという場合でも思いきったプレーができそうで期待が膨らむ
コストコよりも打ち出しが低くでるので、こういったところでもスピンがしっかりかかっているのも感じられます
まあ新品のウェッジだからというのもありますが、フェースの平面精度が高いんでしょうね。スピン量に関しては期待以上、数値上は最高
GCQuadのデータは間違いないので、スピン重視で選んだとしても間違いない選択肢だと思います
打感は神
最初打った瞬間に打感良い!と思いましたが、これは完全に神です。間違いないですね
問題は本芝上で打った時のバウンスの当たり方だと思うんで、そこが気になりますね。そこで打感の印象が変わる可能性はあります
あとはバンカーですね。練習場のバンカーでは砂へのバウンスの当たり方も良かったです。砂を少なくとったり多くとったりも打ちやすいです。スタンダードソールは結構万能なソールだというのが今の所の印象。たぶんほとんどの人はスタンダードソールを選ぶべきたと思います。シンプルで簡単
問題はコストコは意外なほどバンカーショットが打ちやすいので、ラウンドでのバンカーショットの成功率によってエースになるかが変わります。まさか1本あたり6000円のウェッジに負けるとは思えないけれど、本番がとても楽しみ
アーティザンは高いけど納得させられるところもある
実際に買ってみても思ったんですがアーティザンはかなり高い。1本組むのに3万円以上で大手メーカー品と比較するとあれだけど、高価であることは間違いないです
でもタイガーのクラブを手掛けていた人が作っているウェッジがこの価格で購入できると考えると安いかもとは思わされるからブランディングって大事ですね。このあたりは個人の価値観の問題なので、価格の高さが直接的なマイナスポイントにはなりませんが、今のところ見た目のカッコ良さや所有感だけでもだいぶ満足できてしまっているからたぶんコスパは良いと思う(え?
というわけで、軽く試してはみましたが、練習環境での感触は最高です。またじっくりと使い込んでからレビュー記事もアップしたいと思います
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