試打&評価

【2018】PRGR 新RSドライバー試打レビュー|感想と評価【ぶっ飛び】

最終更新日:2018/6/30

どうもまさです

契約フリーの選手たちが多数使用するなどで現在非常に注目度の高いクラブ、PRGR「2018 新RSドライバー」を試打しましたので良かった点

悪かった点をレビューしていきます

2018 PRGR 新RSドライバーの概要

シャフトスペック S(M-43) SR(M-40) R(M-37)
ロフト
9.5 10.5 9.5 10.5 11.5 10.5 11.5
体積 460cc
フェースアングル -2.0
ライ角 59.0
長さ 45.5
総重量 308 308 303 303 303 298 298
バランス D2.0 D2.0 D1.5 D1.5 D1.5 D1.0 D1.0
シャフト重量 54 54 49 49 49 44 44
トルク 4.7 4.7 5.4 5.4 5.4 5.7 5.7
シャフト調子 中調子
グリップ 重量:50.0、径:60、コード:無、バックライン:無
素材 フェース:チタン(Ti-6Al-4V)
ボディ:チタン(Ti-8Al-1V-1Mo)
ウェイト:8g(ステンレス/SUS630)
製法
フェース:鍛造
ボディ:真空精密鋳造
メーカー希望価格 ¥80,000+税/1本

2018年のRSドライバーは強い、広い。新高初速RSなら、もっと飛ぶ。がコンセプト

新しく開発された新クラウン設計とWモーメント設計で反発力と反発エリアを前作以上に仕上げてきており、「打点がズレても初速が落ちない」のが特徴

RSとRS-Fの2種類が発売されますが、今回試打したのは捕まりが良くドロー系の球筋が打ちやすいRS

PRGR RSドライバーの特徴を簡単に列挙すると以下の3点

✓新RSドライバーの特徴
深重心と大きな重心アングルで捕まりが良く、ドローが打ちやすい
慣性モーメントが大きくミスヒットに強い
安心感のあるシャロー形状
スクリーンショット 2018-06-23 10.29.17.png スクリーンショット 2018-06-23 10.29.36.png

2018 PRGR 新RSドライバーのソールデザイン

IMG_20180623_091957_Fotor.png

前作は真っ黒でシックなデザインでしたが、今回の新RSは黒ベースに白ラインと赤ラインが取り入れられています

RSはソールのビスがヘッド後方に一つ

2018 PRGR 新RSドライバーのヘッド形状

IMG_20180623_092020_Fotor.png

ややシャローな形状で安心感があり、ボールがよく上がってくれそうな印象

シャフトの写真を取り忘れましたが、新RSドライバー専用設計のDiamana for PRGR

スクリーンショット 2018-06-23 9.59.06.png

2018 PRGR 新RSドライバー試打レビュー

試打計測データ

IMG_20180622_185211_Fotor.jpg

試打スペック

シャフト S(M-43)
ロフト 9.5

試打データ(5球平均)

初速 打出角 サイドスピン バックスピン キャリー 総距離
67.9 14.1 371左 2562 258 280

データ的にもわかるとおり高弾道のドローボールを安定して打つことができ、飛距離もなかなか出ていました

ぼくは通常だとキャリーが250出るか出ないかといったラインなので8ヤードから10ヤード程度伸びています

RSドライバーの良かった点

謳い文句どおりにフェースの弾きがすこぶる良くて、打球音も爽快感があります(高音すぎずちょうどイイ具合)

明らかにボール初速がでているので打った瞬間「はやっ!!」と思わず言葉がでてしまうほど・・・

特に印象的だったのが打点のブレに強い点!

ぼくは普段からミスヒットの傾向としてフェースの下目に当たることが多いのですが、フェース下に当たるとギア効果が働きバックスピン量が増加します(バックスピン3500ぐらいになります)

試打データの3球目はまさにそれです。ところが下目に当たったのに2900程度で収まってくれてキャリーも259出ています

やや低めにでているのにキャリーがしっかり出てくれているので驚きました

新RSドライバーは慣性モーメントが高いのでフェースの左右の打点ブレにはもちろん強いですが、上下にも強いのでスピン量が安定して飛ばせます

もちろん一撃の飛距離もあるので最大でキャリーが263ヤードでました!これは僕の普段のドライバーからしたら13ヤード近く飛んでいます

RSドライバーの悪かった点

かなり完成度の高いドライバーで飛距離もすこぶる出るのですが、重心角が30度と大きく普通にスイングするだけでもヘッドが自然とターンしてくれます

これは裏を返せば捕まりすぎるとも言えるのでフック系の回転が強いゴルファーが打つと左が怖いかなと思います

捕まりすぎは嫌だというかたは捕まり過ぎない新RS-Fのほうが安定したフェードを打てるのでおすすめします

2018 PRGR 新RSドライバーのまとめ

IMG_20180623_091957_Fotor.png
✓チェックポイント
フェースの弾きが良くて初速も速く
上下の打点ブレに強い
スピン量が安定して飛ばせる
総合評価★★★★☆

明らかに飛距離が出るドライバー、打点ブレにも強いのでレベルを問わず使用可能

スライス系の弱い球筋で飛距離ロスをしている方に特におすすめできます

以上、【2018】PRGR 新RSドライバーを試打レビューでした

ABOUT ME
まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら
一緒に読まれている記事