最終更新日:2018年11月22日
どうもまさです。
発売からしばらくたっていますが、ディアマナBFを改めて試打してみたので記事したいと思います。見た目がRFより好きなんだよね。
さて、ディアマナBFはディアマナシリーズの中でもとりわけ人気の高い青マナの後継モデルです。
現在しているプロで有名なのが、2017年シーズンの賞金王争いをしている池田勇太プロですね。
池田勇太プロはテーラーメイドのM1に装着してぶっ飛ばしています。
飛距離性能も高いシャフトといえるのでは?
では参りましょう!
ディアマナBFのコンセプトと特徴
コンセプトは「撥ね返すインパクト」
粘りとか弾きとかいうワードじゃなくて撥ね返す!
新しい!ワードから察するに、しなりを全体的に抑えながらもスピーディーなシャフト?って感じでしょうか。
資料によると、シャフト先端部の剛性を高め、インパクトのエネルギー効率を高める事でボールの初速アップ、飛距離アップにつなげる。
先端の剛性を高めてとありますが、航空宇宙産業でも使われている高強度炭素繊維「MR70」と「ボロン繊維」を贅沢に使用!
当たり負けしない仕上がりになっています。
さらに手元側には、高弾性のDIALEADと呼ばれるシートを使用、手元部の剛性も高めて操作性を向上させています。
ボロンという素材はシャフト全体に使うと締まりすぎて打感が良くないと言った意見も聞かれますが、先端部分だけに使うとそういった不満点も解消されて剛性だけ高めることができるとのこと。
ちなみにシャフトのネーミングのBFは「blue force」の頭文字。青色ベースでシャフト先端がシルバーの仕上げ。
見た目にもかなり美しいシャフトですね。
個人的に好きな色合い。
前作とあまり見た目変わってねえじゃん!と思った人。正確です。あまり見た目に変化はございません。ぼくもそう思いました。
だけど大事なのは中身ですから(震え声)
実際に試打してみての感想と評価
ヘッドはPINGのG400
アドレスしてみるとシャフト先端のシルバーのおかげかすごい構えやすい。
なんで構えやすいんだろーと思ったら短く見える。そうだ、ツートンカラーは短くみえる効果があったんだ。
さらにシルバーなので、見た目からしてしっかりしてそうなイメージが湧いてくる。見た目大事!(さっき大事なのは中身だと言っていた気が・・・)
とにかく実際に打ってみると、トップからの切り返しでシャフトの手元側がほんの少ししなる。
粘るという感じではなくて少ししなるっていう感じ、それでいてインパクト付近でのスピーディーにしなり戻る!
しなり戻ってきてボールをターゲット方向に強く押し込んでくれて強い球がでますな。
先端側がしっかりしているので必要以上にシャフトが動きすぎず、コントロールがきく。
先端がしっかりしてるので叩いていける!これはガンガン振っていきたくなります。
手元側の剛性も高いので振り遅れて右に行きがちな人に良いと思う。
あと、適度にトルクがあるので極端にシビアなクラブではなくて程よく遊びがあります。
トルクが小さいシャフトは車でゆうところのF1みたいな感じ、トルクがある程度ないとミスした時にはっきりとミスになります。
何事もある程度遊びが必要ってことですな。
えー、基本的には小ぶりヘッドよりも大型ヘッドとの相性が良いと感じます。
テーラーメイドのM2や今度発売されるゼクシオテンなんかも相性良さそう。
シャフトの先がかなりしっかりしてるので普段チップカット(シャフトの先端を切ること)してる人でもそのまま使えるシャフト。
ただしお世辞にも捕まりが良いシャフトではないので、捕まり感を求める方は同じディアマナシリーズでも「RF」の方をおすすめします。
普段捕まりすぎたり吹き上がる人は「BF」って感じがいいんじゃないですかねー。
ヘッドスピードが44〜45ぐらいあれば60のSでいけそう。
42.43ならSRぐらいがおすすめです。
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ディアマナBFのラインナップとスペック
BF50 R 54.0グラム トルク5.0
BF50 SR 55.0グラム トルク5.0
BF50 S 57.5グラム トルク5.0
BF50 X 60.0グラム トルク4.9
BF60 SR 63.5グラム トルク3.9
BF60 S 65.5グラム トルク3.9
BF60 X 69.0グラム トルク3.8
BF70 S 73.5グラム トルク3.4
BF70 X 77.0グラム トルク3.4
BF70TX 80.0グラム トルク3.4
BF80 S 83.0グラム トルク3.0
BF80 X 87.0グラム トルク2.9
BF80 TX 89.5グラム トルク2.8
キックポイントは全て中元調子となっています。
50グラム台から80グラムのTXまでどスペックが豊富。
様々なゴルファーが対象となっているのがわかりますね。
最後に
ディアマナシリーズの中では癖のない青マナ系の最新モデル。
ディアマナを選ぶなら一度は試してみたいシャフトです。昨今の大型ヘッドとの相性も良いので、発売から時間は経っていますがこれからも注目していきたいシャフトです。
池田勇太プロみたいに軽バランスにして組んでみるのも面白いかも。
以上、三菱ケミカル ディアマナBF試打評価 | 大型ヘッドと相性抜群、叩けるのに吹き上がらないシャフトという話題でした。
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