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軽量スチールの代名詞的な存在で使用者が多く、発売から長年愛用され続けている日本シャフトの「NS PROシリーズ」
ラインナップは複数ありますがらその中でも最も有名なのが、90g台のNS PRO950GHで、現在では市販化されているアイアンの標準装着シャフトとしての地位を確立しています
そんなNS PROシリーズの中でも、80g台のモデルである「NS PRO850GH」を今回は試打してみました
- 80g台の軽量スチール
- 女子プロにも愛用者多数
- 粘り感のあるフィーリングで人気
このページでは、高精度弾道計測機GC2を使ってのデータ計測をもとに、「NS PRO850GH」ついて正直に試打評価レビューしていきます
日本シャフト NS PRO850GH試打評価レビュー
まずは試打クラブのスペックを紹介
試打クラブのスペック | |
ヘッド | 本間ゴルフ TW747V |
番手とロフト | 7番:32度 |
シャフト | NS PRO 850 GH |
フレックス | R |
バランス | D1 |
総重量 | 404g |
試打計測データからみる「NS PRO850GH」の性能やフィーリング
NS PRO850 | DG AMTホワイト | |
ヘッドスピード | 37.0m/s | 33.2m/s |
ボールスピード | 50.4m/s | 48.1m/s |
サイドスピン | 100R(右) | 102R(右) |
バックスピン | 6348rpm | 5863rpm |
打ち出し角 | 19.4° | 20.6° |
キャリー | 155yd | 148yd |
総距離 | 166yd | 160yd |
軽量ながら独特な粘り感のあるフィーリングで、切り返し時からシャフトの手元部分が大きくしなるのが特徴的です
これによって切り返しのタイミングが取りやすく、力みも解消されるのが最も大きなメリットだと感じます
ぼく自信がダイナミックゴールドをメインに使用していることも関係していますが、総重量自体も軽量なので、楽に振っていけてヘッドスピードも上昇しています
ダイナミックゴールドに近いフィーリングで粘っこいしなり感ですが、しなり量としてはNS PRO850の方が圧倒的に大きいです
従来のスチールシャフトであればしなり自体が少ないことから、実際のここまではっきりとした特徴は感じづらいものですが、NS850に関して言えばかなりはっきりとわかります
弾道と飛距離性能
試打に使用したTW747Vの標準装着シャフトである、DG AMTホワイトとの比較で見てみると、飛距離的には明らかに出ています
同一ヘッドながらここまでの違いが出たのは、総重量が軽くなったことでボール初速がアップしたことが飛距離が伸びた要因です
総重量は飛距離性能に大きな影響を及ぼすのがはっきりとわかると思います
弾道的には、ややフェード系の球筋となっていて、柔らかい割には先端がしっかりしているので左へのミスは出にくいです
捕まりが良いというシャフトではないことは確かで、系統としてはやはりダイナミックゴールドのような雰囲気をもっています
バックスピン量が多め
バックスピン量が多めになる傾向があります
軽量スチールの中では先端がしっかり目ですが、やはりダイナミックゴールドなどの高重量帯のシャフトと比較すると先端側に動きがありバックスピン量も増えやすくなりました
当然ターゲットとしているゴルファーが違うので、ヘッドスピードがそれほど速くなくとも弾道の高さをキープできるという面では非常に優秀な一面だと思います
弱点らしい弱点はないですが、強いてあげるならスピン量が多いことによる風の影響を受けやすいところぐらいです
軽量スチールシャフトとして最も完成されたモデル
女子プロにも愛用者が多いこともうなずけるほどに完成された軽量スチールで、さすが日本シャフトというモデルです
バックスピン量が多いことから若干風に弱い部分はあるものの、スチールシャフト特有の粘り感のあるフィーリングを残しながら、見事に軽量化できている点が素晴らしい
コントロール性も高く、左方向へのミスも極力減らせる点もプロからも評価されている部分だと感じます
日本シャフト NS PRO850GH試打評価レビューの総合評価:まとめ
- ダイナミックゴールド系が打ちやすく相性が良いと感じる方
- 軽量でもスチール特有の粘りのあるフィーリングを求める方
- 方向性を維持しながら飛距離を伸ばしたい方
以上、【日本シャフト NS PRO850GH試打評価レビュー】高精度で粘り感のある軽量スチールシャフト。という話題でした