プロ、アマを問わず大人気となった三菱ケミカルの逆輸入シャフト「TENSEI」から第2世代となるモデルがトーナメントツアー会場に登場して、早速テストが開始されているようです
今やカスタムシャフト市場を牽引するほどの人気シャフトになり、新作の登場で米国内でも新作TENSEIの事もすでに話題になっています
そこでこの記事ではTENSEI 第2世代と呼ばれるAVシリーズについて現在わかっている情報をご紹介していきます
※追記
TENSEI AV RAWシリーズの情報をまとめた記事をアップしていますのでそちらも参考にしてみてください
関連TENSEI AV RAWシリーズ発売!特徴とおすすめ取扱い店を紹介
参考USモデル専門「フェアウェイゴルフ」は安全?ヘビーユーザーがメリット・デメリットを徹底解説
三菱ケミカル TENSEI 第2世代AVシリーズとは
Today’s Forum Thread of the Day showcases new Mitsubishi AV shafts which have caught many of our member’s interest. While speaking in the thread, Mitsubishi Chemical shared some details to WRXers on what they can expect to see soon.https://t.co/AdNk3oJhza
— GolfWRX (@GolfWRX) September 19, 2019
新たなコスメで、シャフト手元部分がクリア塗装のようなシルバーのようなカラーリング
写真を見る限り中間部から先端側はブラックで、すでに販売されているTENSEIと同じカラーであることがわかっており、写真では中調子のBLUEと、手元調子のWHITEの2種類が公開されていました
残念なことに現状はコスメ部分のみの公開となっています。その中でもネーミングから素材や製法についての推測はある程度可能
というのも、USモデルのクラブを購入したり、好きな方はご存知かもしれませんが、TENSEIのAVシリーズのうち、BLUEのみは既に発売されているモデルがあります。AVとはアルミニウムヴェイパーという新技術の略称のこと
2018年のUSモデルのドライバーには一部標準装着シャフトとして採用されていたモデルで、ぼく自信も現在使用しているキャロウェイ EPIC FLASHドライバーで使っているシャフトです
しなり感が素直で癖が少ないことと、TENSEI PROほど硬すぎないフィーリングで扱いやすさが好印象で、方向性・飛距離ともに高性能なモデルとして愛用しています
TENSEI AVのネーミングの由来
正式名称は「Aluminum Vapor Deposited Fiber」のことで、アルミニウムを蒸着させて繊維をシャフトのバット部分(手元側)にコーティングしている技術で、目的としている剛性分布を実現するためには必要不可欠なものだそう
これに加えて初代TENSEIともいえるCKシリーズよりも繊維の織り方をきつく、細かく行うことで、スイング時のシャフトの楕円化を抑えることが可能になり、安定したしなりとエネルギー効率の向上が見込めるというもの
第二世代のTENSEIにもこの新技術が採用されていることを考えると、エネルギー効率の良く再現性の高いしなりを実現したモデルだと期待できそうですね
TENSEI CKシリーズとの違いはなにか?考えられるポイント
- TENSEI CKシリーズよりも低トルク化
- アルミニウムヴェイパーを採用したことでしっかり目のフィーリング
- PROラインも存在しそう
上記3点が可能性として考えられるポイントかなと思います
すでに発売されているTENSEI AV BLUEもそうですが、新作のTENSEIもアルミニウムの特性上カーボンケプラーを採用しているCKシリーズよりもトルクが低めに設定されていることが予想でき、フィーリング的にもしっかり感のある仕上がりになっているんじゃないかなと思います
現状のTENSEI BLUEシャフトの位置づけとしては
ソフト:CK→AV→Pro:ハード
というようにProが最もハードで、CKがソフトというポジションで、AVは中弾道の低スピンが打てるモデルというシャフトです
さらに現在のAVシリーズとCKシリーズとの違いはシャフト重量が軽量化されているというところも見逃せないところ。ここも昨今のツアープロの間でのトレンドである軽量化の流れを汲んでいるのかなと考えられます
また、TENSEIの第2世代と呼ぶのだから、CKシリーズにもラインナップされているProラインも登場するのではないのかなと予想できます
Proシリーズは先端にボロン繊維を使って強化していたモデル。AVシリーズにもボロン繊維か、それに変わる素材が使われて先端剛性をアップしてくるのではないでしょうか
TENSEI のAVシリーズの中でもブルーは既に市販化されているが違いはあるのか?
ここも米国内では話題に上がっているポイントで非常に気になる点です
既に市販化されている TENSEI AV BLUEとの違いはなんなのかということで盛り上がりを見せています
実際、現行のTENSEI AV BLUEがベースになっていることは間違いないでしょうが、現状のままで新たに発売するということはないかなと思いますし、今後ツアープロの間でテストが行われて微調整による改良が進むだろうと個人的には考えています
まとめ
第2世代TENSEI AVシリーズの紹介でした
まだまだ謎に包まれたモデルで、画像のみの公開ですが、現在カスタムシャフト市場を引っ張る存在として注目度は世界的にも高いモデルです
発売に関しては今の所2020年はじめごろを予定している模様
今後も新たな情報をリサーチしていきますので、新情報を入手次第、随時更新していきます
以上、三菱ケミカル TENSEI 第2世代 AVシリーズが2020年発売予定か!? トーナメント会場でテスト開始。という話題でした
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