Warning: Attempt to read property "post_title" on null in /home/masasann/masa-golf.jp/public_html/wp-content/themes/jin/functions.php on line 562
Warning: Attempt to read property "ID" on null in /home/masasann/masa-golf.jp/public_html/wp-content/themes/jin/functions.php on line 563
Warning: Attempt to read property "post_content" on null in /home/masasann/masa-golf.jp/public_html/wp-content/themes/jin/functions.php on line 566
タイトリスト T100・T200・T300アイアンの試打評価レビューです
プロの評判も上場のタイトリストの新作アイアン3機種(T100・T200・T300)を数日間かけてじっくりと試打してみました
雑誌や各レビュー記事を読んだところ、非常に評価の高いモデルとして噂になっていますが、本当に評判通りの良クラブなの?と思っている方も多いことでしょう
そこで今回は、高精度弾道計測機GC2を使ってのデータ計測と実際にラウンドでのテストをもとに、タイトリストT100・T200・T300アイアンの良かった点と、ここはちょっと気になるという点を正直に試打評価レビューしていきます
■タイトリストT100・T200・T300のココが良かった
・飛距離のばらつきが少なくて距離が揃う
・打感や性能がはっきりと分かれた3機種は選びやすい
・ソールの抜けが抜群に良くてヘッドが深く入らずダフリに強い
■タイトリストT100・T200・T300のココがちょっと残念
・飛距離性能に関してはロフト角なりで並
・ヘッドの仕上げが雑
参考USモデル専門「フェアウェイゴルフ」は安全?ヘビーユーザーがメリット・デメリットを徹底解説
タイトリストT100・T200・T300の試打計測データ
試打クラブのスペック | |||
ヘッド | T100 | T200 | T300 |
シャフト | DG AMT WHITE | MODUS105 | KUROKAGE60 |
フレックス | S200 | S | – |
番手:ロフト | 7番:33° | 7番:30° | 7番:29° |
総重量 | 431g | 421g | 383g |
バランス | D2 | D2 | D0 |
試打計測データ |
|||
T100 | T200 | T300 | |
ヘッドスピード | 36.2 | 37.3 | 38.3 |
ボールスピード | 49.3 | 50.7 | 52.1 |
打ち出し角 | 20.7 | 18.4 | 17.6 |
サイドスピン | 288左 | 321左 | 580左 |
バックスピン | 5565 | 5244 | 5233 |
最高到達点 | 46 | 45 | 44 |
キャリー | 154 | 161 | 166 |
総距離 | 165 | 173 | 178 |
タイトリストT100・T200・T300の飛距離性能について
- T100(7番:33°)→165ヤード
- T200(7番:30°)→173ヤード
- T300(7番:29°)→178ヤード
飛距離については正直並。すごく飛ぶ!というアイアンではない
飛距離性能としてはそれぞれが上記のような感じです。全て7番アイアンでの計測データで、ロフトが違うので当然といえば当然ですがモデルごとにしっかりと飛距離差がでています
これをみて頂くとわかるとおり、ヘッド自体の飛距離性能に関していえばロフト通りで正直に言うと並という評価です
一番飛距離が出るモデルであるT300でも178ヤードなので、めちゃくちゃ飛びますよというアイアンではありません
距離のバラつきが少なく、安定感は非常に高い
ですがTシリーズの良さは3機種とも共通していて飛距離のバラつきが少ないところで、キャリーで3〜4ヤードの縦距離のバラつき
ぼくはシングルとはいえアマチュアゴルファーなのでこの程度の誤差であれば非常に優秀な結果といえます
それぞれの機種ごとにロフトなりの飛距離が出ていて、アイアンとして大事なディスタンスコントロールがしっかりできるところが魅力的だなーと感じます
特にミスヒット時には飛距離ロスが少なくて、初速も落ちにくい上にバックスピン量の変化も少なめです
安定して同じ距離を打っていくというアイアンとしての機能性を考えればこれ以上ない性能といえます
マックスインパクトテクノロジーは確かに効果がありそう
T200とT300はマックスインパクトテクノロジーという独自技術を搭載していることもあり、特にミスヒットには強いアイアンに仕上がっています
これはヘッド内部にコアが内蔵されていて、反発エリアの拡大によってオフセンターヒット時のロスを少なくするという代物
実際に打ってみてそれが効果を果たしているのかは結果をみれば明らかで、確かに距離のバラつきも少なく安定感につながっています
ミスヒットが多いアマチュアであれば間違いなくメリットがあるテクノロジーといえます
タイトリストT100・T200・T300の弾道やスピン性能について
- T100(7番:33°)→バックスピン量5565rpm
- T200(7番:30°)→バックスピン量5244rpm
- T300(7番:29°)→バックスピン量5233rpm
バックスピン量は控えめ。PGAツアー選手の要望を盛り込んでそう
それぞれ7番アイアンのバックスピン量ですが、T100がロフト角(33°)のイメージよりも思ったよりも少ない傾向にあります
最近のPGAツアーでは高弾道でスピン量を抑えた高さで止めるアイアンショットが流行り。そういった流れもあり、ツアープロが実際に使うT100もスピン量自体は抑えめという感じに調整されているのが感じられます
タイトリストはツアープロからのフィードバックがしっかり反映されているメーカーという印象が昔からありますが、スピン量に関してはプロの要望が特に盛り込まれているとい感じられます
T200とT300に関してもやや控えめなスピン量で過度なスピンによる飛距離低下は起こりにくいでしょう
高弾道で落下角度もついているのでしっかりと止められる
データにも反映されていますが、7番アイアンでそれぞれ最高到達点は29〜30ヤードほどと高さは十分にでています
落下角度は44°〜46°とグリーン上で止めるには十分な角度です
バックスピン量の割に高さが出ているので全く問題なく止められる打球が打てるます
一番ロフトが立っているT300でも問題なしですね
全体的に捕まりが良くコントロールも効く
全体的に捕まりが良くて、ボールがフェース面で滑ったり、弱々しいスライスになるような感じはほぼありませんでした
3機種の中だとT300が最も捕まりが良くて、やや強目のドローボールが出ており、スライス系の球筋で飛距離をロスしている方なら迷わずT300を選択するのが良いでしょう
左へのミスが出にくいのはT100
タイトリストT100・T200・T300の打感やフィーリングについて
- T100→柔らかい打感でフェースに食いつく感触
- T200→やや固めの打感で好みがわかれる
- T300→弾き感が強くて打感は硬い
T100は柔らかいが他の2機種は固め
打感に関してははっきりと違いが別れます
これはヘッドの構造と素材の影響をモロに受けていますのでしょうがない部分ではあるのですが、正直にお話ししておきます
T100は想像以上に打感が柔らかくてフェースにしっかりとボールが乗っている感覚があります
100%軟鉄鍛造ということもありますが、打感にもこだわるという方でも満足できる仕上がりです
対してT200はやや硬い打感になり、打感に関しては正直あまりよくないなと個人的に感じます。弾く感じの感触が好みの方だと満足できるかもしれませんが、ここで好き嫌いがはっきり別れるでしょう
T300に関してはいわゆる飛び系に通じる弾き感があるので柔らかい打感からは程遠い感触です
ソールの抜けは総じて良い。ここ最近では一番かも
ソールの抜けははっきり言ってめちゃくちゃ良いです
マット上では当然滑るので違いはわかりにくいのですが、芝の上から打った時の抜けは抜群に良いので、ここは素直に評価できるポイントです
ソール幅が狭めのT100でも結構バウンスが効いています
タイトリストT100・T200・T300の見た目やソール形状
バックフェースデザインはタイトリストのアイアンといった感じで硬派な見た目
フェース面はハーフミラー仕上げになっているのでアドレス時の眩しさなどはそれほど気になりません
T100はオフセットが少なく、ストレートなネック形状でAP2に非常によく似ています
T200とT300は軽くグースネックになっていて懐のある形状。アドレス時の安心感はこの2機種の方が明らかにありますね
今回のTシリーズの最も秀逸な作りになっているのがソール形状です
適度にバウンスがついていて、抜けの良さが格段に向上しています。ここにはボーケイウェッジの開発陣との連携によって実現したそうですが、ジョーダンスピースもパーフェクトなソールだと絶賛したようです
実際に抜けも良いし、地面に当たった時の乾いた音も素晴らしいものがありました
T100はソール幅が狭いのですが絶妙にバウンスが効いているのでダフリにはめっぽう強いソールです
タイトリストT100・T200・T300の総合評価:まとめ
- T100⇒打感を重視しながら顔の良さとソールの抜けにこだわる方
- T200⇒形状にもこだわりがあるが優しく打てるアイアンを求める方
- T300⇒捕まりの良さとダフリに強い優しさを求める方
総合評価:
総合的に見て3機種とも完成度が高いアイアンです
特別飛距離が出るというタイプではありませんが、ミスヒット時のばらつきも少なく、弾道も揃うのでスコアメイクがしやすくなるアイアンであることは間違いありません
個人的にはT100とT200の完成度が高いのでこの2種類の中から選びたいモデルです 打感にこだわる場合は迷いなくT100がおすすめ。打感は妥協しても結果を出すならT200がおすすめです
許容性ではT200の方が上ですね
タイトリストのアイアンで捕まりと飛距離性能、見た目のかっこよさを全て求めるならT300
タイトリストTシリーズアイアンは2019年発売のアイアンのなかでも性能面ではトップクラス。見た目の仕上げの悪さに目をつぶるなら非常に評価できるアイアンです
以上、タイトリスト T100・T200 ・T300アイアン試打評価レビュー|本当に評判通りのアイアンなのかを検証。という話題でした
タイトリスト T100・T200・T300をなるべく安く買うならUSモデルを選択するのもおすすめ
日本モデルよりもUSモデルの方が金額的にはかなり安くなっているのでUSモデルを手に入れるのもありです
そこでおすすめなのがUSモデルのゴルフクラブを専門に扱っている老舗のフェアウェイゴルフさん
ぼくも普段USモデルを購入する際に利用しているショップで、今年に入ってからはEPIC FLASHドライバーを購入しています。メーカーから直接仕入れを行っている正規ライセンス品取扱い店なので安心感が違います
参考USモデル専門「フェアウェイゴルフ」は安全?ヘビーユーザーがメリット・デメリットを徹底解説
関連2021タイトリストTシリーズアイアン、4モデルが公開【T100、T100S、T200、U505】