テーラーメイドは「P・UDI及びP・DHY」という2種類のアイアン型ユーティリティを発表しました。UDIとDHYは同社のユーティリティアイアンとしてシリーズ化されているモデルですが、2024年モデルとしても継続されました。前作はステルスUDIとステルスDHYです
テーラーメイドは今回のユーティリティアイアンを開発するプロセスで、まずユーティリティアイアンの使用量に関するデータからスタートしたとのこと。
それによると上級者はUDI使用者が多いという結果を得られたそうです。それに対し、やや大きめなヘッドサイズであるDHYは、ハンデキャップ6〜18という広い範囲でカバーしていることが判明。そしてUDIとDHYを使っているゴルファーの大多数は、テーラーメイドのPシリーズアイアンを使用中ということも発見しました
テーラーメイドのアイアン/ウェッジ製品クリエーション担当ディレクター、マット・ボヴィー氏は次にようにコメントしています
「テクノロジーやデザイン言語を超えて、将来を見据えて、ユーティリティアイアンを P シリーズファミリーに再位置づけすることに興奮しています。 P・UDI は現在 P シリーズ製品をプレイしているプレイヤーにとって簡単なペアであり、P・DHY はあらゆるスキル レベルのプレイヤーにとって非常に寛容なオプションです。これらの選手がこのカテゴリーで求めているパフォーマンスを発揮するのは自然なことだ。」
テーラーメイド P・UDI
テーラーメイドのPシリーズはツアープレーヤーから上級者、中級者に人気のアイアンラインですが、そのPシリーズとの調和をより意識して作られているのがP・UDIです
PUDIはP790よりもコンパクトなヘッドであるのが一番の特徴でしょう
過去に発売されているUDIと比較しても、アイアン型ユーティリティというよりも、よりアイアンライクな形状に変化しています。トップライン薄めですし、ソールが背面からは見えないようになっている点に注目です
トウ側にはタングステンウェイトを内蔵
中空ボディ構造は同じでヘッド内には振動減衰フォームが充填されています。フェースはステンレススチールです
UDI | ロフト | ライ角 | 重心 | 打ち出し | スピン量 |
---|---|---|---|---|---|
2 | 17° | 60° | Mid | Mid-Low | Mid |
3 | 20° | 60.5° | Mid | Mid-Low | Mid |
4 | 22° | 61° | Mid | Mid-Low | Mid |
テーラーメイド P・DHY
P・DHYはUDIよりも打ち出しを高くしやすくするために低重心化されているアイアン型ユーティリティ。こちらも以前からラインナップされているものですが、今作ではUDI同様によりアイアンライクに使えるようにヘッドシェイプが再考されました
UDIよりも約5mフェース長が長くなっています
ソール幅はUDIよりも広いのは当然ですが、それでもアドレス時にバックフェース側の見える範囲が狭くなりました。ヘッド後方のバックフェースが見えると構えづらいと感じていた方には嬉しいアップデートです
ヘッド素材や構造はUDIと基本的には同じで、充填剤やステンレススチールフェースが採用されています
DHY | ロフト | ライ角 | 重心 | 打ち出し | スピン量 |
---|---|---|---|---|---|
2 | 18° | 60° | Low | Mid-High | Mid |
3 | 20° | 60.5° | Low | Mid-High | Mid |
4 | 22° | 61° | Low | Mid-High | Mid |
テーラーメイド P・UDI/P・DHYの取扱いショップ情報
現段階で国内モデルは未発表ですが、USモデルが先行で発売が開始されています
そこで、USモデルを購入する場合におすすめしているのがUSモデルのゴルフクラブを専門に扱っている老舗のフェアウェイゴルフさん。
ぼくも普段USモデルを購入する際には必ず利用しているショップです。
メーカーから直接仕入れを行っている正規ライセンス品取扱いショップなので、模倣品などを掴まされるリスクがなく、安心感が違います。
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