どうもまさです
今回はダンロップから新たに発売されるアイアン「ゼクシオクロス」を試打をしました
そこで当記事では、ゼクシオクロスアイアンの良かった点・悪かった点を、シングルハンディでクラフトマンの私が正直にレビューしていきます
正確な距離測定が可能なことで有名な弾道計測器GC2を使用してデータ計測も行いましたので、ぜひクラブ選びの参考にしてください
ゼクシオクロスの試打レビュー
ヘッドの見た目
まずはヘッドの外観を見ていただくとわかるとおり、かなりぶ厚めのソールでいかにも低重心ですよ、というのが伝わってきます
ヘッドの高さも低いので、相当な低重心モデルのアイアン。雰囲気としてはヤマハのインプレスUD+2に対抗したような見た目ですね
ロフト角はそんなに立てず飛ばす!的なことを言っていたような気がしますが、とうとうゼクシオでも出してきたかという感じです
ゼクシオクロスの7番アイアンでのロフト角は25°(最近のツアー系モデルのアイアンは34°〜32°くらい)とかなりのストロングロフト設定。アイアンというよりはユーティリティのような雰囲気すら感じます
アドレス時の見え方ではソール後方のでっぱりがかなり見えるので、ここには正直違和感を覚えます。とはいってもストロングロフト化をしているアイアンのため、こういう見た目になってしまうのはしょうがない部分といえるでしょう
この手のタイプは、普通のアイアンというよりはユーティリティアイアンという感じで割り切って使うのが良いように個人的には考えています
ゼクシオ史上、最薄のチタンフェース採用
この手の超ストロングロフト設計のアイアンでは初めてチタンフェースが採用されたようですが、ゼクシオクロスに採用されたものはかなりの極薄仕様となっています
現在も大人気のヒットモデルである「ゼクシオテン」以上に薄肉フェースで、なおかつ溝を設けていることで、フェースのたわみが増大しボールが初速がアップするという設計になっています
実際にゼクシオクロスの7番アイアンを試打してみての感想
ヘッドスピード | 40.1m/s |
ボールスピード | 54.5m/s |
打ち出し角 | 17.4° |
サイドスピン | 257左 |
バックスピン | 4814rpm |
キャリー | 178ヤード |
総距離 | 191ヤード |
弾道計測器GC2を使用してデータを計測してみたところ、4球平均で驚きの191ヤードという結果になりました(軽量なのでヘッドスピードも中々でています)
左に打ち出してしまっている分、全体的にボールがセンターラインから左に集まってしまっていますが、全体的に同じような球筋なので安定感は高いかなと思います
はっきりいって、もほや7番の飛距離ではありませんが、打ってみると確かに7番として使えるなと感じるアイアンでした
アドレス時にはロフト角が25°という設定のため、正直見た目は5番アイアン・・・
しかし実際に振ってみるとロフト角への不安は一瞬で吹き飛びました。徹底した低重心設計で、ロフト角以上にしっかり高さが出て、結果的にキャリーが抜群に出ます。飛びに関しては文句なしの性能で、ゼクシオアイアン史上最も飛ぶアイアンと言って間違いないでしょう
それでいてミスヒットにも非常に強く、2球目はフェースのやや先側でヒットしたにも関わらず、芯で捉えた時と遜色ない飛距離が出てくれています。こういった優しさ溢れるクラブづくりはさすがのゼクシオといったところです
バックスピンもロフトなりにはかかっていますし、決して少ないという印象はありません。高さが十分でてくれるので、一般的なグリーンであれば難なく止まってくれるでしょう
ヘッド挙動がおとなしく方向性も問題なし
フェースは面長なので、これで捕まるのかな?という不安はありましたが、こちらもほぼほぼ問題ありませんでした
自然にフェースがターンしてくれるというタイプではありませんが、慣性モーメントが大きくスイング中にヘッドが捻れにくくなっています
やや重心距離が長いタイプなので、テークバックではフェースを開かないように上げるなどの注意点はありますが、捕まりは十分良いモデルです
曲がりにくいというのも飛距離アップには必要不可欠な要素なので、この点も平均点以上の出来だと感じます
見た目の違和感は結果で帳消し
はっきり言って見た目はお世辞にもカッコいいアイアンとはいえませんが、実際に打ってみると確実に飛距離は伸びますし、ミスヒットにもすこぶる強いので安定感も高い、といったモデルに仕上がっています
見た目は使用しているうちに慣れるので、最初に我慢すれば問題はそこまでないのかなと思います
ゼクシオクロスの口コミや評判
すでにゼクシオテンを試打した方たちの感想などです
中には7番で220ヤードをぶっ飛ばしたという猛者も・・・
、、、
ゼクシオクロス
7アイアンで220ヤード
お笑いの飛距離
ホリグチヘッドスピード 39
ぺ○ン
クラブセッティングは
どうなるの?爆笑爆笑
— 物部の守屋 (@mononobenmoriya) 2019年1月31日
ゼクシオクロスは従来のゼクシオシリーズとターゲット層も少し外れてるのかなと思いました。話題になりそうな物ですね https://t.co/ShywPhAPW8
— ルパン宮武 (@Yl9ezJKcC20TmEK) 2019年1月31日
ゼクシオクロス7Iがあったので試打してきました。シャフトは、クロス専用のカーボンシャフト。フレックスはRです。
中調子で柔らかめでしたが、試打するとしっかり感があって良い感じです。ヘッドスピード37、ボール初速54、飛距離182ヤードでした。バックスピンが3700回転でした。 pic.twitter.com/0asEekUtBJ— naruchan (@narucha39242535) 2019年2月21日
「ゼクシオ クロス アイアン」5番アイアンで189ヤードを計測した香妻琴乃プロ、 飛距離が「◯◯番手違う」とのこと‼️ 思わず「◯◯やん…」というコメントも😜💦
発売は3月9日です❗️どうぞご期待下さい💫#xxio #ゼクシオ #ゼクシオクロス #ゴルフ #ダンロップ #香妻琴乃 @kotono_63 pic.twitter.com/EKHG6qGaQB— XXIO/SRIXON/CG (@DUNLOP_JP) 2019年2月22日
まとめ
圧倒的に飛ぶストロングロフトアイアン「ゼクシオクロス」の試打レビューでした
激飛びアイアンであることはスペックから想像できますが、思いのほか安定感があり、方向がばらつかないので非常に実戦向きのアイアンであると感じました
ソール幅が広く、低重心タイプのアイアンなのでダウンブローに打っていくタイプの方だと芯で捉えにくく感じるかもしれませんが、アマチュアはレベルブロー(もしくはすくい打ち・・・)というスイングの方が多いので低重心モデルの恩恵を受けやすいのが事実
軽量でスイングスピードがアップするメリットもあるので、飛距離不足を補うという部分では非常に心強いアイアンであることは間違いありません
ということで以下のような方に特におすすめなアイアンです
- アイアンでとにかく飛距離を伸ばしたい
- 軽量なモデルへの買い替えを検討中の方
- 払い打ちタイプのスイングの方
以上、ゼクシオクロス試打&評価|驚異的な飛距離性能の優しいアイアン。という話題でした