テーラーメイド2024年モデルの予約受付が始まりました
2024年モデルはカーボンウッドが継続なのか、それとも新素材が採用されるのかが気になるところでしたが、どうやら2024年モデルもカーボンウッドの路線は変わりませんようです。
モデル名はQi10(キューアイテン)
QiはTHE QUEST FOR 10,000 INERTIAの略で、QUESTは探求するという意味で、INERTIAは慣性モーメントを表しているようです。
今作、テーラーメイドはトータルMOI(慣性モーメント)が10,000超えを果たし、優しさを追求しながら飛距離性能も同時に伸ばすという挑戦を行ったようです。
MOI値を高めることは各メーカーが追求しているポイントだが、MOIの上昇はフェース面上の重心位置の上昇にもつながりスピンも増えてしまう。しかしテーラーメイドでは数年前からカーボンウッドに取り組んでいるため、相反する設計を実現できたと説明している。
Rory’s using a NEW driver 👀🔜 pic.twitter.com/SuctP4QHkG
— GolfMagic (@GolfMagic) November 14, 2023
Qi10シリーズは2024年2月2日発売。
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テーラーメイド Qi10は慣性モーメント10,000超え
上下左右の合計MOI値が10,000超えという数字をアピールしているテーラーメイドですが、10,000超えはPINGも達成している。
差別化するポイントとしてテーラーメイドは、安定性を高めながらも飛距離も同時に伸ばしていくという点に注力したのが今回のポイントです。
MOIを増やすには、重たいヘッドにしたり、ヘッドを後方に思いっきり伸ばすなどで達成できるが、それをするとフェース面上の重心が高くなるなどしてスピン増加やヘッドスピード低下が起こります。
しかし、数年前から着手されているカーボンウッドによる徹底的な軽量ボディの作成によって、MOIを高めてもフェース面上の重心が上がらない、むしろ前作以上に低くなっているというから驚きです。
これによって、寛容性を高めながらさらなる低スピンと高初速を生み出せるようになりました。
テーラーメイド Qi10ドライバーのヘッド形状
Qi10LSドライバーのヘッド形状はステルス2よりも全体的に後方にストレッチし、投影面積を拡大しています。
クラウンはつや消しではありません。
飛距離だけではなく優しいにシフトしている点はアマチュアゴルファーにとって喜ぶべきポイントと言えるでしょう。
近年のテーラーメイドは飛距離性能こそ他メーカーよりも一歩抜き出た存在ながら、難易度の高さも受けいれる必要性があったのは事実。
優しくてそれでいてテーラーメイドの飛距離を手に入れられるとなればステルス2以上にヒットしそうな予感です。
Qi10 LSドライバーのスライディングウェイトと空力
Qi10 LSドライバーとフェアウェイウッドにはスライドウェイトが搭載されます。
ドライバーでは約18gのスライドウェイトが搭載され、捕まり具合の調整を可能しながらも、空力効果も最大化できる形状を採用しています。
ニューエアロトラックスライディングウェイトシステムという恐ろしく長いネーミングですが、この形にしたことで空力を効率化できてヘッドスピードアップに寄与したとのことです。
テーラーメイド Qi10ドライバーの発売日
Qi10シリーズの発売は2024年2月2日です
テーラーメイド Qi10 LSシリーズをネット購入する場合
プロ使用率の最も高いQi10 LSシリーズはセレクトストアと公式オンラインストアでの展開です。現状はその他のネット販売を行っていません。
ですが、USモデルであればQi10 LSをネット購入することができます。ちなみに公式オンラインストアでネット購入するよりもUSでQi10LSを買うほうが安いです。
そこでおすすめなのが、メーカー正規ライセンスショップのフェアウェイゴルフです。
こちらであればQi10 LSドライバーもフェアウェイウッドもレスキューもネット購入可能です。ただしUSモデルとなるので注意してください。しかし最近はUSモデルも国内モデルも同一ヘッドなので特別な違いはありません。違うのは標準装着シャフトだけです。
その他のモデルも為替の影響はうけますが、少し安いパターンもあるので同時にチェックしておくのがおすすめです。
テーラーメイド Qi10ドライバー適合リスト掲載時の情報
こちらが2024年モデルになると思われる「Qi10 LSドライバー」
読み方は不明ですが、USGA適合リストに掲載された画像です。
ここ数年はリスト掲載前にヘッドのリーク写真が流出するという流れでしたが、今回に限ってはリスト掲載の方が早かったです。
リストにある内容からカーボンウッド(カーボンフェース)であることは確定ですので、ステルスシリーズの後継モデルになります。
このLSはロースピンモデルで、ステルスシリーズのプラスに当たるモデル。この他にLS以外にスタンダードモデルとドローモデルがあるはず。
LSのロフトは8°、9°、10.5°が用意されている模様。
また、このヘッドは440ccという噂もありますし、シルエットも洋梨っぽい見た目をしています。ヘッドサイズや形状も気になるところです。
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For everyone bombarding my DMs with questions about the face: I see the words “Carbon” at the bottom. pic.twitter.com/PpVYB5D3An
— Jonathan Wall (@jonathanrwall) November 13, 2023
すでにローリー・マキロイ選手らがテストを開始しています。フェースは今までの赤ではなく、濃紺になったようです。
Rors hyping @TaylorMadeGolf Qi-10 LS driver the same day it lands on the conforming list. 😉 pic.twitter.com/lHu79MPXmv
— Jonathan Wall (@jonathanrwall) November 13, 2023
打球音も確認が可能だ。
Full send 🚀#DPWTC | #RolexSeries pic.twitter.com/FN4Nujqkfw
— DP World Tour (@DPWorldTour) November 14, 2023
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