最終更新日:2019年3月1日
どうもまさです
このページでは、テーラーメイドM5フェアウェイウッドの試打評価レビューを行っています
2019年の再注目フェアウェイウッドですが、今回は計測器に正確に弾道と飛距離を測ることができる「GC2」を使用しました
弾道計測データをもとにテーラーメイドM5フェアウェイウッドの良かった点・気になる点を正直にレビューし、評価していきます
テーラーメイドM5フェアウェイウッドの概要
- フェアウェイウッドに初めてツイストフェースを搭載
- 65gのスライドウェイトで効果的な弾道調整が可能
- チタンヘッドを採用
M3/M4のドライバーで好評だったねじれたフェース「ツイストフェース」をフェアウェイウッドにも初めて採用したモデル
スイートエリアを拡大するスピードポケットとの相乗効果で、より直進安定性に優れたフェアウェイウッドとなっています
また新たな試みとして、M5はチタンヘッドを採用し、ボディを最大限軽量に仕上げています。結果として、ソールに装着されているスライド式のウェイトを65gという高重量に設定し、より調整効果の高い弾道調整が可能となりました
もちろんM5はロフト角調整も可能です
ラインナップとスペック
HEAD | #3 | #5 | |||||
ヘッド&フェース素材 | 6-4チタン+グラファイトコンポジットクラウン/6-4チタン | ||||||
ロフト角(°) | 15 | 19 | |||||
ライ角(°) | 56.5 | 57 | |||||
体積(cc) | 142 | 132 | |||||
長さ(インチ) | KUROKAGE TM5 2019 | 43.25 | 42.25 | ||||
Tour AD VR-6 | 43 | 42 | |||||
Speeder 661 EV5 | 43 | 42 | |||||
Diamana DF60 | 43 | 42 | |||||
SHAFT | KUROKAGE TM5 2019 | VR-6 | 661 EVO 5 | DF60 | |||
フレックス | S | SR | S | S | S | ||
総重量(g) | 約320 | 約318 | 約325 | 約325 | 約322 | ||
シャフト重量(g) | 約52 | 約50 | 65 | 66 | 64 | ||
トルク | 4.1 | 4.5 | 3.2 | 3.7 | 3.8 | ||
バランス | D2 | D2 | D2.5 | D3 | D2.5 | ||
キックポイント | 中 | 中 | 中 | 先中 | 中元 |
テーラーメイドM5フェアウェイウッドの試打評価レビュー
試打計測データ
ヘッドスピード(m/s) | 44.4 |
ボールスピード(m/s) | 62.2 |
打ち出し角(°) | 15.6 |
サイドスピン(rpm) | 150左 |
バックスピン(rpm) | 4240 |
キャリー(ヤード) | 212 |
総距離(ヤード) | 227 |
ヘッド形状
M5もやや大きめのヘッドサイズで、安心感があり構えやすい
クラウンのカーボン部分がドライバー同様にマット仕上げになっているので引き締まった印象。シルバーとブラックのコントラストが効いていてセットアップしやすく、ターゲットに対して正確に構えることができます
テーラーメイドMシリーズのフェアウェイウッドでは初のツイストフェースですが、見た目は普通のフェースなので違和感は全くありませんでした
飛距離性能
打ち出し角(°) | 15.6 |
バックスピン(rpm) | 4240 |
キャリー(ヤード) | 212 |
総距離(ヤード) | 227 |
飛距離:
今回試打した5番ウッドはロフト角が19°とボールが上がりやすい仕様になっています
チタンヘッドによる軽量化とソールの65gのウェイトの効果でしっかりと低重心化されているので高弾道でありながらスピン量を抑えることができています
平均で227ヤードという飛びで、アマチュアゴルファーが230ヤード前後の距離を安定して飛ばせるフェアウェイウッド。風にも強く、ロングホールのセカンドショットが楽しみになりそうです
初速が速く、下手なドライバーよりもスピードだけでいえば出ているという程の印象で、とにかく飛びを求める方にはうってつけの一本と言えます
弾道&方向性
サイドスピン | 150左 |
弾道&方向性:
フェースにボールが乗る感じがあり、しっかりと捕まったドローボールを安定して打つことができます
それでいて捕まりすぎてしまうことがないので思い切って叩いていける点も魅力的です
逆に試打計測のなかでスライス系のボールを打ってみました(1球目と4球目)がこれも捕まったフェードという感じでしっかりとコントロールができました
ツイストフェースの効果も相まって直進安定性が高いモデルですが、操作性も確保されており、球筋の打ち分けにも対応できるところもポイントです
打感&打音
打感&打音:
M6フェアウェイウッド同様に、打音はかなり弾き感を感じられて爽快感のある打球音でした
打感は柔らかいというよりは硬質な感じがしますが、違和感はあまり感じず使用できるかなという感じです
弾道調整機能について
弾道調整機能:
前作までと違い65gという高重量のウェイトを動かすことができるので、ポジションを変えると驚くほど弾道が変化します
個人的には元々のニュートラルポジションで良い感じですが、捕まりすぎると感じる方や、もっと捕まったドローが打ちたい!などがあれば自由に調整できるので理想のポジションを探す楽しみがありますね
テーラーメイド M5フェアウェイウッド試打評価レビューのまとめ
総合評価:
- 低重心でボールの上がりやすさを求める方
- 直進安定性を求める方
- 弾道調整機能を使って好みの弾道にチューニングしたい方
M5フェアウェイウッドとM6フェアウェイウッドは、飛距離性能的には正直あまり大差はありませんが、非常に優秀な弾道調整機能が搭載されている点が最大のメリットといえます
低重心でボールが上がってくれて、操作性も確保されているのでボールを操っていきたいという方に最適なフェアウェイウッドです
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