どうもまさです
本間ゴルフTW747シリーズの中から、2019年2月中旬に発売される予定の「TW747V」アイアンを試打しました
そこでこのページでは、TW747Vを実際に打ってみて良かった点・気になる点を含め、正直に感想をレビューしていきます
ぜひアイアン選びの参考にしてください
本間ゴルフTW747Vアイアンの概要
軟鉄鍛造のハーフキャビティアイアン。重心距離を短めに設定し、前作TW737Vよりも操作性・コントロール性が向上しているのが特徴です
TW737Vよりも小ぶりなヘッドサイズで抜けの良さが向上、さらに柔らかさに定評のある軟鉄素材S20Cを採用したことで、フェースに吸い付く打感を実現しています
今回のモデルで注目すべき点はPGAツアープロで初めて本間ゴルフとクラブ契約を結んだジャスティンローズ選手も使用しているという点(TW747V,4番5番を使用中)
アイアンにこだわりの強いジャスティンローズを納得させた、完成度の高い正統派軟鉄鍛造アイアンです
スペック
番手ラインナップ | 3番~10番 |
ロフト角 | 5番(25.0°),7番(32.0°) |
標準装着シャフト | DG AMT White |
フレックス | S200 |
総重量(7番) | 437.5g |
バランス | D-2 |
発売予定日
2019年2月中旬発売予定
本間ゴルフTW747Vアイアンを実際に試打してみての感想と評価
試打クラブスペック
番手 | 7番 |
ロフト | 32° |
シャフト | DG AMT TOUR WHITE |
フレックス | S200 |
総重量 | 437.5g |
バランス | D-2 |
試打計測データ
ヘッドスピード | 33.2m/s |
ボール初速 | 48.1m/s |
打ち出し角 | 20.6° |
サイドスピン | 102右回転 |
バックスピン | 5863rpm |
キャリー | 148ヤード |
総距離 | 160ヤード |
ヘッド形状
コンパクトなヘッド形状で、シンプルで非常に美しいヘッド形状
形的には日本的な角ばった感じのフォルムで、個人的にはアドレスしやすいタイプです
外国メーカーのハーフキャビティモデルは、基本的に丸みを帯びている感じの物が多いのでここは好みも分かれるところだと思います
また、バックフェースの打点の集中する箇所が肉厚設計になっています
オフセットも少なく、ストレートなネック形状は今風で非常に構えやすい形状です
飛距離性能
キャリー | 148ヤード |
総距離 | 160ヤード |
飛距離的には7番アイアンで160ヤードという結果でした
ロフトも32°と最近では一般的となったロフト設定なので、飛距離的には特段飛ぶというようなことはありませんでした
今までノーマルロフト(34°程度)のアイアンを使用していたような方でなければ飛距離を伸ばせるようなタイプではないですね
弾道&方向性
打ち出し角 | 20.6° |
サイドスピン | 102右回転 |
バックスピン | 5863rpm |
弾道的にはややフェード系の球筋。オフセットが少なめ(前作TW737VよりもFP値が小さくなった)なので捕まり過ぎず、ラインの出しやすさが印象的でした
スピン量はやや多いのかな、という感じです。重心位置もやや高めに感じるため低めに出てホップするようなイメージの弾道となっています
打点のブレに関しては、ヘッドも小ぶりなため正直ややシビアなモデルです。ミスヒットにはそれほど寛容ではありません
その半面、小ぶりなヘッドで重心距離も短くなったので操作性は抜群です。ドロー・フェード・低いボール・高いボールと、弾道を打ち分けたい方には最適です
前作TW737Vよりも低重心(データ上で1mm)になったので比較的ボールは上がりやすくなりました
打感
打感に関してはかなり柔らかく、素晴らしい出来栄えです
素材も軟鉄のなかでも柔らかいとされているS20Cを採用していることも大きく影響しています
また、打点部分のバックフェース部が肉厚設計になっているので分厚いインパクト感を味わえます
標準装着のDG AMT TOUR WHITEの感想
トゥルーテンパー社が現在主力として取り扱っている最新シャフトで、重量フロー設計のモデル。ロングアイアンやミドルアイアンが軽くなることで非常にスイングしやすいです
軽量ながら、シャフトの先端側が動きすぎないダイナミックゴールドらしさは残しているので、左へのミスを抑えながらコントロールしていけるモデルです
以前DG AMTシャフトのレビュー記事をアップしていますが、WHITEを打ってみた感想としてはほぼ同じものだと感じました
新しいDG AMTシリーズは、WHITE/BLACK/REDの3種類のラインナップ展開。BLACKとREDはキックポイントが大きく変わるので全くの別物ですので注意が必要です
まとめ
総合評価:
- 小ぶりで操作性の良いアイアンが好き
- とにかく柔らかい打感を求める
- ヘッド形状にこだわりがある
美しいヘッド形状で抜群の打感の柔らかさを誇る、かっこいいアイアンでした
すっきりした見た目でソールの抜けもいいので距離感も合わせやすく、球筋を操りたい方にとっては最高のモデルです
デメリットとしては小ぶりなヘッドで、打点のブレにはややシビアなところ。ある程度のミート率が必要な点です
それを踏まえてもトータルで完成度の高いアイアンで、こだわり派なら必ず満足できるでしょう
以上、【2019モデル】本間ゴルフTW747Vアイアン試打評価|打感の良さと優れたコントロール性能。という話題でした
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