どうもまさです
2018年11月22日に発売された本間ゴルフのスピン系ツアーボール「TW-X」を試打してみましたので、感想を含めて評価を正直にレビューしていきます
コストパフォーマンスに優れながら性能面ではプロが使うようなボールにも全く引けをとらないという前評判で非常に注目度の高いボールです
ドライバー、アイアン、ウェッジと試打を行い、計測データもとりましたので参考にしてください
本間ゴルフ TW-Xボールの概要
構造 | 3ピースウレタンカバー |
コア | 高初速NCコア |
ディンプル | 326ディンプル |
ボールナンバー | 1.2.3.4 |
原産国 | 台湾 |
高初速とフェースののっかり感が特徴で、ドライバーでは低スピン、アイアンとアプローチではスピンウレタンカバーとの組み合わせで驚異的なスピンが魅力のスピン系ツアーボール
スピン系のボールの中では1スリーブ950円+税という価格で非常にリーズナブルなのも特徴
価格設定は本間ゴルフがツアーボールを展開しているということを世間に広めていくための戦略ということらしく、あえて低めにしているようです
- フェースに乗っかる感覚がありながら弾きも良くスピン性能も抜群
- 耐久性の高いカバーで傷にも強い
- 1スリーブ1000円を切るコストパフォーマンス
本間ゴルフ TW-Xボール試打レビュー
試打にはキャロウェイROGUE STARドライバー(ロフト9.5°)を使用しました
パッケージは白ベースで非常にシンプルで好印象。差し色のオレンジが優しい印象を与えてくれます
ボールのロゴは過去の本間ゴルフボールに比べて文字が細くなっています
ドライバーショットでの計測データと使用感
ヘッドスピード | 45.4 |
ボールスピード | 65.9 |
打ち出し角 | 10.3 |
サイドスピン | 30左回転 |
バックスピン | 2460 |
キャリー | 241ヤード |
総距離 | 269ヤード |
第一印象では非常に弾き感が強く、初速も出やすといった感じでした
スピン系ボールよりもドライバーの感触ではディスタンス系に近い雰囲気がある打感
しかし打ち出し角が結構低めで、ライナー系の弾道が続きました。また、サイドスピンも少なめでドライバーでもラインが出るイメージがあるので方向性もかなり良い感じです
バックスピン量も多すぎず少なすぎず2000台中盤で、非常に安定して飛んでくれるスピン量。ここが2000以下になると飛び方がやや不安定になりドロップやチーピンなどの原因となるのですが、そのあたりの不安は全く感じません
- 打感はディスタンス系ボールにように弾きが良く初速が出る
- 低めの打ち出しでサイドスピン少なめ。方向性が良い
- 適度なバックスピン量で安定した飛び方
アイアンショットでの計測データと使用感
ヘッドスピード | 33.1 |
ボールスピード | 48.0 |
打ち出し角 | 14.4 |
サイドスピン | 415右回転 |
バックスピン | 6236 |
キャリー | 144ヤード |
総距離 | 158ヤード |
アイアンショットではフェースに食いつく感じがしっかりあって、メーカーの説明どおり「乗っかり感」が味わえます
7番アイアンを使用して試打を行いましたが、ドライバー同様にやや低めの打ち出し角でラインを出して打っていきやすい。もともとぼくがスライス打ちのためスライス回転のサイドスピンが多い感じですが方向性は良さそうです
そして低めの打ち出し角にしてはバックスピンも6000台としっかりかかっているのでグリーン上での止まり具合も問題なし
- フェースに食いつく柔らかい打感
- やや低めの打ち出しでラインを出しやすい
- 十分なスピン量でしっかり止まる
ウェッジアプローチショットでの試打計測データと使用感
ヘッドスピード | 18.3 |
ボールスピード | 26.5 |
打ち出し角 | 29.7 |
サイドスピン | 479左 |
バックスピン | 8726 |
キャリー | 60 |
総距離 | 66 |
ウェッジでのアプローチショットではアイアンショット以上にフェースに食いつく感覚で、コンタクト時間が長く感じます
スピン量もかなり多く、高速グリーンでも余裕で止めることが可能です
- アイアンショット以上にフェースに食いつく
- コンタクト時間が長く操作性が高い
- 想像以上のスピン性能で止まる