【評価レビュー】エジソンゴルフ R2G MATE1 レーザー距離計｜同伴者の距離まで測れてしかも高速で高精度【口コミ・評判】

レーザー距離計自体が普及し、性能の良いモノも多く発売されていますが、2022年後半から独自機能を搭載した距離計も登場してきました。

すでに当サイトでも紹介している「キャディトークCUBE」というモデルでは、キャディモードと言って、離れた同伴者やボールからピンまでの距離をは測れる機能を搭載していたりします。

半信半疑だったのだけど、これが本当にちゃんと使えるし実用性十分。レーザー距離計の進化に驚きました。

そんな中、エジソンゴルフからもほぼ同じ機能「メイト機能」を搭載したレーザー距離計が「R2G MATE1」です。

エジソンゴルフのレーザー距離計は初めて触りましたが、基本性能も優秀で、目玉のメイト機能も満足できる出来に仕上がっていました。完成度は非常に高いです。

そこで本記事は、外観とサイズ・重量、精度や使い心地について紹介していきます

メリット	デメリット
メイト機能は精度・実用性ともに優秀	専用ケースがベルトクリップ式になっていてプレー中に外れやすい
計測精度はブッシュネルと同等
計測スピードも割と速い

エジソンゴルフ R2G MATE1の外観とサイズ・重量

こちらがR2G MATE1のパッケージ、なぜか本体と専用ケースが別箱で入っています。パッケージは謎に豪華です。

サイズ(重さ)	約101mm(w) x 63.9mm(h) x 37mm(T) 、(約1589g)
測定速度	0.05秒(120m以内測定時)、0.3秒以下(120m以上測定時)
測定範囲(単位)	3~1,000m(m/N、単位変更対応)
倍率	6X
ディオプター	±6.0°
レーザーレベル	Class1
電力供給	充電式3.7V/730mAh
バッテリー	内蔵型リチウムイオンバッテリー(フル充電時約20,000回照射可能)
動作環境温度	-10度〜50度
充電方式	USB Type-C
高低差モードの切替	◯
バイブレーション	◯
生産国	中国

価格は3,9,600円

本体はパールホワイト系です。高級感もあっていい感じ。

これ以外にもネイビーが用意されていて2色展開となっています。

ボタンは本体上に2つとオーソドックス。ドットが3つの方が計測ボタン、ドットが一つがモード切り替えボタンです。

ボタンはこの2つのみ。

接眼レンズの部分は回すことでピンと調整が可能。

照射口側はシルバーになっています。仕上げもキレイです。

接眼レンズの下に充電ポートがあります。

USB-Cでの充電に対応。フル充電で2万回の照射を行えます。

手に持ったときのサイズ感です。大きさは特別大きくもなければ小さいとも思わない普通な感じ。

グリップした際はこうなります。大きさの割には重さをあまり感じません。

重量を測ってみると158.8g。150g台はレーザー距離計としては軽量な部類に入ります。見た目の大きさよりも軽いと感じたけれど、実際に軽かった。

ケースがこちら。

開閉部はマグネット式になっています。また、ベルトクリップ式を採用している珍しいタイプ。ゴルフカートのリモコンとかにもよく使われいるモノですが、これはプレー中に外れやすいので微妙です。

やはりベルトに通すタイプの方が絶対に外れないし安心感があります。

エジソンゴルフ R2G MATE1のレビュー

エジソンゴルフ R2G MATE1の特徴を紹介していきます。

メイト機能は少し慣れが必要だけど実用性十分

R2G MATE1の目玉機能なのがメイト機能です。同伴者の距離も離れた場所から計測が可能。

いわゆる2点間距離計測という機能ですが、現在のところキャディトークCUBEとR2G MATE1の2機種だけが搭載しています。

計測内容はどちらも同じです。

使い方はシンプルで、モードボタンを2回押すことでメイトモードが起動します。

まずピンまでの距離を計測。すると画面下部に距離が表示されます。

次に同伴者やボール、ティーマークなどを計測。そうすると画面下部にはティーマークからピンまでの距離が表示されます。この場合は白ティーからピンまで120ヤードと出ました。

精度に問題がないか、ティーマークの地点まで行ってからピンまでの距離を計測。120ヤードでした。

これ以外にも何度もテストを行ってみましたが、メイト機能は大きな誤差もなく非常に優秀な機能です。

計測スピードがなかなか速い

R2G MATE1は計測スピードについても速いとアピールしています。特に120ヤード以下では0.05秒で計測が可能だそう。

実際、0.05秒と言われても体感ではわからないのが正直な話なんですが、たしかに速いです。

120ヤード以上になっても速度が低下したとも感じません。

とはいえ通常測定だと速いのは最近どのモデルも同じ。肝心なのはピンファインダーの機能を使ったときのピンの認識力とスピードです。

R2G MATE1ではピンキャッチャーという名称。使用してみた印象としては「普通に速い」です。最高速度かと言われると微妙ですが、同じ2点間距離計測を行えるキャディトークCUBEよりは明らかにスピーディー。

計測精度は申し分なし

ブッシュネル PRO X3というブッシュネルのハイエンドモデルとの比較を行いました。

結論をいうと、基本的にブッシュネルと同等の数値が出ます。精度は十分に良いです。

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直線距離、高低差補正を行った距離、どちらも狂いがありません。R2G MATE1のアルゴリズムは中々優秀です。

こちらでもズレがありません。

直線距離に1ヤードのズレが生じていますが、問題ないです。

エジソンゴルフ R2G MATE1はこんな人におすすめ

R2G MATE1は高速測定、かつ安定して正確な距離を測りたい方、軽量なモデルが良い方におすすめです。

おまけに独自機能のメイトモードの精度も良好で、レーザー距離計の弱点となる「その場所に行かないと測れない」を克服できいるクオリティの非常に高いレーザー距離計。

ここで気になるのが同様の機能を持つキャディトークCUBEとの比較ですが、計測スピードではR2G MATE1に軍配が上がります。全体の使用感を見るとR2G MATE1の方が使っていて気持ちが良いです。

ただ、デザインの斬新さや、ディスプレイの綺麗さではキャディトークCUBEが勝っている印象。デザイン重視ならCUBEがおすすめ。スピード重視ならR2G MATE1。

エジソンゴルフ R2G MATE1のまとめ

メイト機能に目が行きがちですが、基本性能も高いレーザー距離計です。

特別安くもないのでコスパは普通としていいますが、価格に見合った性能ではあるので素直におすすめです。

おすすめ度：

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