どうもまさです
以前に本間ゴルフTW747最新情報という形で事前情報を記事にしていました。そして2018年10月2日、TW747の製品発表会がおこなわれました
本間ゴルフのニュードライバー!
TOUR WORLD TW747お披露目ですよ〜 pic.twitter.com/w7FlsvUrRH— ゴルフネットワーク (@golfnetwork_jp) 2018年10月2日
そこでこの記事では、前作TW737からガラッと様変わりしたTW747ドライバーの情報をまとめましたので参考にしてください
本間ゴルフ TW747ドライバーの概要
TW747ドライバーのヘッドは2種類
事前情報通り、種類は2種類「TW747 455」「TW747 460」
それぞれヘッド形状と重心位置が異なり、好みの顔つきで選ぶことができます
TW747 455
- 洋梨形状で良い顔つき
- 高慣性モーメントで直進性に優れる
- 低スピン強弾道
洋梨形状ながら直進性に優れたドライバー
ソールのトウ側後方にウェイトビスが装着されていて慣性モーメントを大幅に向上させているとのこと
重心もこの形状にしては低く設定されているようで風に強い低スピン弾道が打てそうです
TW747 460
- 大型のシャローバック形状
- 高弾道で低スピン
- ウェイトビスが交換可能
対して460は大型のシャローバック形状
こちらはかなりの低重心のしあがりで飛距離重視なら460が良さそう
ウェイトビスが交換可能でオレンジのウェイトが2.5g、シルバーのウェイトが9gとのこと
TWシリーズ初のカーボンコンポジットヘッド
今年はドライバーの当り年?コンピュータのおかげ?>本間ゴルフのニューモデルも採用。飛距離350ヤード時代に「和ドライバー」が続々“カーボンクラウン化”している理由 – みんなのゴルフダイジェスト #GEAR #本間ゴルフ #TW747 #カーボンクラウン #ドライバー https://t.co/cp6p3rZDBz
— いわぞ。 (@d_iwazo) 2018年10月2日
以前本間ゴルフもカーボンコンポジットヘッドを発売していた時期がありましたが、TWシリーズでは初の採用となりました
カーボンクラウンのヘッドはもう一般的で特に新鮮さは感じられませんが、他社とは違う素材や技術を使っている点に注目です
画期的なのは、東レ社製で業界初となるカーボン「ET40」を初採用しているところ。これは極薄カーボンでこれまで一般的に使われているカーボンシートと比較して約5グラムほど軽量化することができたそう・・・
1グラムの軽量化も難しいと言われている素材で5グラムは尋常じゃない数値です
そして軽量化できるということは当然、余った重量を再配置できるのでメーカーが意図した重心設計が可能になるということ。さらに低重心化で余分なスピンも抑えることができます
さらにクラウンの内側にリブを配置している事で極薄でも強度を保っている点も世界初の技術だそうです
TWシリーズ初となる調角機能搭載
こちらもTWシリーズでは初採用となる調角機能
名称は「ノンローテーティングシステム」
この調角システム自体は以前本間ゴルフから発売されていたパーフェクトスイッチというモデルに初めて採用されたもの。この調角機能は驚くべきもので従来の調角機能とは1線を画する仕様になっています
従来の調角機能ではシャフトを一度抜いてからシャフト向きを変えてから装着するというのが一般的
ところがノンローテーティングシステムではシャフトを抜くことなくヘッドだけが回転して調整ができるのが最大の特徴
シャフトの向きが変わらないのでスパイン(後述するが本間ゴルフ的にはこれがキーワードのよう)の向きが変わらないので性能が変わらなず、更にバックライン有りのグリップを装着する事もできます
精密スパイン管理 P-SAT
本間ゴルフはシャフトの製造技術にも昔から定評があり、製品管理が徹底されています
中でもスパインの管理に強いこだわりがあります
スパインについてまだ知らないという方のために解説しておきます
スパイとはカーボンシャフトを製造する時にシートが重なりあって肉厚になる、いわゆる背骨部分にあたる部分の名称。
この背骨をシャフトの6時方向に合わせることでシャフトがブレにくくなりミート率がアップすると言われています
これを前述した調角機能「ノンローテーティングシステム」と合わせることでスパイン方向を変えることなくヘッドのアングルを調整することができます
これは他社では真似できない本間ゴルフのストロングポイントと言えますね
4つのキバ フォーファングテクロノロジー
ヘッド内部にもひと工夫施されています
フェース裏に独立したリブが4つ配置されて剛性を高めています
反発力をアップするとともにミスヒットに対して強くなっています
特に性能が顕著に現れるのがフェース上部にヒットした時。スピン量が少なくなりすぎてドロップする現象がおきやすい昨今のドライバーと比較してドロップしにくくなるようです
エネルギー効率をアップしてくれる4つのキバも注目の機能ですね
TW747装着のVIZARDシャフト
初代TWシリーズから公表の専用設計シャフトVIZARDは今作にも装着されます
今までは弾き系、粘り系、その中間のタイプと3種類の展開でしたが、今回はシャフトラインナップも新たに刷新されています
VIZARD For TW747
TW747専用のオリジナルシャフト「VIZARD For TW747」
重量は50グラムの展開でS,SR,Rの3種類のフレックスを用意
シャフト中間部を固めにして、先端と手元側がしなるシャフトとなっています。タイミングがとりやすく高打ち出しが特徴とのこと
- 50グラム台なので幅広い層が使える
- クセのしなりでタイミングがとりやすい
- 契約プロのフィードバックから開発
VIZARD FD
シャフト先端が走る弾き系のシャフトが「VIZARD FD」
シャフト先端にニッケルチタン合金を使用している点と手元側が細めに仕上げているのが特徴
手元側をそれほど硬くしていないので切り返し時にはしなりを感じながらスイングすることができる。弾き系だけど粘り感も兼ね備えたシャフトといえますね
- 先端が走る弾き系
- 手元にもゆとりがあるのでタイミングがとりやすい
- イボミプロ使用モデル
VIZARD FP
手元調子の粘り系シャフトが「VIZARD FP」
シャフト手元側がしなるので切り返し時のタイミングが取りやすいモデル。さらにシャフトの各部に高強度炭素繊維トレカT110Gを採用しているのでしなり戻りの速さも兼ね備えているのが特徴です
従来の手元調子系のように捕まらないというようなミスがでにくシャフトとなっているようです
- 手元調子の粘り系
- T1100Gの採用でしなり戻りも速い
- 小田孔明プロなどがテスト中
まとめ
本間ゴルフのTW747がいよいよ発表されました
スリクソンやBSと同様にカーボンクラウンを採用し、真っ向勝負の構えになりました
個人的にかなり期待できるクラブだと感じました。試打クラブが各ショップに入荷するのは10月後半ごろとの情報だったので試打出来次第レビュー記事をアップしていきます
以上、本間ゴルフTW747ドライバーの性能と特徴についてまとめ。という話題でした