本間ゴルフ「TW757Pアイアン」の試打計測を行いました(GCクアッドを使用)
2022年モデルとなるTW757シリーズのアイアン。3モデル展開ですが、TW757Pは最も飛距離性能に特化したポケットキャビティ構造のモデルです
ツアーブランドであるTWシリーズですが、ストロングロフト設定と低・深重心なアイアンであることで、飛距離にこだわったアイアンだとメーカーも謳っています
それでは詳しいデータを見ながら本間ゴルフナビ TW757Pアイアンについてレビューしていきます
- ヘッド:TW757P
- ロフト角:28.5°(7番)
- シャフト:純正 VIZARD for TW757
- フレックス:S
- ボール:タイトリスト プロV1x
- 弾道計測器:GCQuad
弾道計測器はPGAツアープロも多数使用する「GCQuad」です
本間 TW757Pアイアン試打計測データ
ヘッドスピード(m/s) | 38.9 |
ボールスピード(m/s) | 52.7 |
打ち出し角度(°) | 23.5 |
打ち出し方向(°) | 1950 |
バックスピン(rpm) | 3689 |
サイドスピン(rpm) | 241(右) |
ピーク時の高さ(yd) | 39.8 |
降下角度(°) | 49.6 |
センターからのブレ(yd) | 2 |
キャリー(yd) | 177.6 |
総距離(yd) | 189.8 |
以上が計測データです
キャリー177.6ヤード、トータル189.8ヤード
今までの試打計測データと照らし合わせても明らかに飛ぶアイアンです。ロフトよりも1番手ほど飛んでいるという結果で、飛距離を重視するなら非常に嬉しい性能です
番手のイメージで考えると2番手。つまり5番アイアンの距離ぐらいを打っていける感覚があります
データのなかで印象深い点は、高い打ち出し角(23.5°)とバックスピン量の少なさです。弾道がとんでもなく強く、推進力が凄まじいです
球筋はフェード系です。飛び系アイアンは捕まりが強いモデルが多いので、フェードが自然に出るのも特徴の一つです
弾道を重ねてみたものがこちらです
球筋はフェードと言いましたが、加えて一貫性があり安定性も上々です
ごらんのように捕まりはそれほど強くないので、そのあたりの調整はツアー系ブランドらしさを感じます
本間 TW757Pアイアンはツアー系とは思えない飛び
魅力はなんと言っても飛距離性能でしょう。同一ロフトよりも1番手ほど飛んでしまうため、むしろ飛びすぎぐらいの印象はあります
飛び系とはいえ、わりとシャープな形状なのにここまで飛距離が出るのは正直驚きました
最近では7番で26°という、とてつもないストロングロフトであるプロギア03アイアンも計測していますが、TW757Pは28.5°のロフトでありながらそれに匹敵します
つまり、ツアー系でありながら最高峰の飛距離性能ということになります。間違いなく飛ぶ
本間 TW757Pアイアンはバックスピンが少なめ。2番手飛ぶイメージ
TW7575Pは従来の7番で5番アイアンの飛距離が打てる感覚です。要因はスピン量が抑えれているからだと考えています
スピン量に関してはストロングロフトとはいえ、7番としては少ないとしか言えません。しかし2番手ぐらい上の飛距離が出ているので、5番のスピン量だと考えるとそこまで悪くはありません
スピンが少ないなら5番でよくないか?と思えてきますが、7番アイアンと考えても非常に高さが出しやすいです
さらに降下角度も50°に迫るため、スピンでギュっと止めるよりも高さで止めていくことが可能
高さが出ないんだよなー・・・と思っている方にはけっこうおすすめできます
本間 TW757Pアイアンのヘッドについて
ツアー系らくしシンプルで余計な装飾のないデザインです
TR20シリーズであったモグラマークもなくて普通のHONMAロゴにしてくれたのは個人的に嬉しいポイント。あれはあまりカッコよくなかったと思っているためです
背面のポケット部分はそれほど大きくえぐられてはいません
これで非常に高さが出せるので驚異的です
4番から7番のトウ側にはウェイトが入っています。各メーカーが採用しているてテクロノロジーを本間も使用しています。このスクリューウェイトは6g
さらに各番手のソール部にもウェイトが内蔵されています。このソールウェイトの効果がしっかりと効いているというのが今回の試打で実感したポイントです
ヘッド形状がこちら。とてもシャープです。わずかにオフセットがついています
アドレスした時の見え方です。この雰囲気でめちゃくちゃ飛ぶので恐れ入りました
打感もまずまずです。飛距離はかなり出るアイアンですが、必要以上にパチっという打感ではありません
フェースは偏肉タイプで、フェースとボディの接合部分をアンダーカットしているとのこと。実際かなり飛ぶので、ここも効果は実感できました
本間 TW757Pアイアンの総合評価
バックスピン量が少なめなのは見方によっては弱点にもなりますが、それを補ってくれるほどの高弾道と飛距離性能です。7番で5番の距離を打っていると考えればスピン量も納得できます。ツアー系ブランドとはいえ、ここまでガッツリと飛ぶアイアンに仕上げたのは面白いなと思います
見た目は非常にすっきりしているので、パッと見はそこまで激飛びしそうな雰囲気はありませんが、打ってみると驚かされました
注意点としては、そこまで簡単なクラブではないということです。捕まりは控えめなので、中級者以上で飛距離を求めている方が対象になります。飛び系アイアンでは捕まりを重視したモデルが多いので、ひっかけが気になる方にはおすすめできます
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