試打&評価

振り抜きやすさが最高!ディアマナDF 試打レビュー|感想と評価【三菱ケミカル】

どうもまさです

国内外のツアープロが使用を開始していることで話題の三菱ケミカルの2018年最新カスタムモデルシャフト「ディアマナDF」を試打してみたので良かった点と感想を含めてレビューしていきます

三菱ケミカル ディアマナDFシャフトの概要

プロを始めとして多くのゴルファーから絶大な支持を得ている国産カスタムシャフトであるディアマナシリーズの最新作モデルが「ディアマナDF」

系統としてはいわゆる白マナ系といわれるシャフト先端側が硬めの手元調子系。コントロール性能が高く暴れないのが基本的な特徴です

今回のネーミングである「DF」はダイアモンドフォースの略で振り抜きやすさの中にダイアモンドのようにしっかりした先端剛性を両立させたというところから名付けられたようです

特徴を大まかに3点あげると

  1. シャフト先端の剛性を高めてインパクト付近でのヘッド挙動を安定させる
  2. シャフトが暴れずスムーズに振り抜ける
  3. ラインが出しやすく操作性が高い操れるシャフト

発売日

ディアマナDFの発売日は2018年8月31日の予定

今後発売される各メーカーのドライバーには基本のカスタムオーダーシャフトのラインナップに追加されるでしょう

ディアマナDFの外観とデザイン

黒を基調としたカラーリングでディアマナの文字がホログラムになっています

見た目は同じく白マナ系のアヒナに近いイメージ

派手派手な最近のシャフトが多い中で白マナ系なのでシックな見た目

スペック

ディアマナDF 50
フレックス 長さ(mm) 重量(グラム) キックポイント トルク
R 1168 54.0 中元調子 4.7
SR 1168 55.5 中元調子 4.7
S 1168 57.0 中元調子 4.6
X 1168 59.0 中元調子 4.5
ディアマナDF 60
フレックス 長さ(mm) 重量(グラム) キックポイント トルク
SR 1168 62.0 中元調子 3.8
S 1168 64.0 中元調子 3.8
X 1168 66.5 中元調子 3.8
TX 1168 68.5 中元調子 3.8
ディアマナDF 70
フレックス 長さ(mm) 重量(グラム) キックポイント トルク
S 1168 73.0 中元調子 3.1
X 1168 76.0 中元調子 3.1
TX 1168 79.0 中元調子 2.9
ディアマナDF 80
フレックス 長さ(mm) 重量(グラム) キックポイント トルク
S 1168 82.5 中元調子 3.0
X 1168 85.5 中元調子 3.0
TX 1168 88.0 中元調子 2.9

 

ディアマナDFの試打レビュー

試打クラブスペック

ヘッド:テーラーメイド M2 10.5度

シャフト:ディアマナDF 70 S

長さ:45.0インチ

総重量:320グラム

バランス:D-2

ヘッドは初代M2を使用しました

試打測定データ

ヘッドスピード:45.3

ボールスピード:65.7

打ち出し角度:12.9度

サイドスピン:172右回転

バックスピン:2415

キャリー:248ヤード

トータル距離:272ヤード

※5球の平均値

安定したフェードボールを打てました。フェード系の球筋ながら平均のバックスピン量が2400程なのでちょうどいい感じです

試打してみての感想と評価

実際に試打をしてみてまず感じたのは、振り抜きの良さに加えて大型ヘッドでも挙動が安定するのでガンガン振っていけるタイプのシャフトであるということ

キックポイントは中元調子ということですが、手元調子系にありがちな捕まらないということもなく、インパクト直前で適度にシャフト先端側が動いてくれます

このわずかな動きを感じるので右にプッシュや大スライスということも起らずに捕まえながらコントロールしたフェードボールを打つことができました。

とはいえ先端は基本的にしっかりしているので捕まりすぎる心配がなく、思い切って振り抜いていける安心感がハンパじゃないです

そして高弾性素材を使用し、手元側をしっかりさせているので切り返し時にシャフトがもたつく感じがなく、切り返しからフィニッシュまで一気に振り抜ける心地よさが特に気に入りました

ここがしなる!という様なシャフトではなくて、一言でいうと癖がない印象を受けました。手元調子よりというよりは中調子だけどほんの少し手元側がしなるぐらいのイメージ

個人的に似ているシャフトをあげるとすれば、別メーカーですがTourAD PTに近いなと感じました。癖がなくて振り心地が良いという意味で

とはいえやはり最先端の素材を使用していてヘッドの挙動の安定感はディアマナDFは素晴らしいです。剛性の高さも影響しているでしょうが、ミスヒット時にヘッドがブレにくいので大きなミスになりにくいという点も見逃せません

  1. ヘッドの挙動が安定するので大型ヘッドと相性バツグン
  2. 振り抜きの良さが最高
  3. 球筋を落ち着かせたい方に最適

三菱ケミカル ディアマナDFのまとめ

総合評価:

非常に癖がないシャフトで先端剛性が高くクラブ全体が暴れないタイプなので昨今の大型ドライバーヘッドと間違いなく相性バツグンです

球筋が安定しない方でも落ち着いた弾道を手に入れることができるはず

あまりハードな仕上がりになっていないので多くのゴルファーが使えるシャフトです

 

以上、振り抜きやすさが最高!ディアマナDF 試打レビュー|感想と評価【三菱ケミカル】という話題でした

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まさ
ゴルフメーカーとゴルフショップで合計15年間働いた経験を元にゴルフに関するギア(クラブや計測器など)をわかりやすく紹介しています。ベストスコアは69 ショップ勤務時代に、クラフトマンとして修理・カスタマイズ技術を習得。現在もクラブ修理全般こなすクラブマニア。 Twitter、インスタグラム、Youtubeと各種SNSも運営していますので、フォローよろしくお願いします。 プロフィールはこちら
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