ボイスキャディ2021年モデルの中ではエントリーモデルとして3月に発売された「G3」
簡単・見やすい・使いやすいというのがコンセプトとなっているとおりシンプルな機能をもったモノクロ液晶のゴルフウォッチです
価格は18,700円
今回はメーカーからレビュー用にDEMO機を送ってもらったので実際にラウンドで使ってみた感想をもとにレビューしていきます
結論から言うと、めちゃくちゃシンプルかつ簡単で誰でも使える。兎にも角にも使いやすさが際立つゴルフウォッチです。高低差補正機能を搭載し、グリーンのフロント・センター・バックエッジ、さらにグリーン形状までしっかりと把握することができます
▼ボイスキャディG3をおすすめするのはこんな方
- とにかく簡単に使えるゴルフウォッチが欲しい
- 計測作業に時間をかけたくない初心者の方
- 中、上級者の方でもシンプルな計測でプレースピードを重視したい方
- グリーンまでの距離を測れればOK
- どこのゴルフ場でも使える高低差補正機能だけは欲しい
- 1万円台でも安心して使えるゴルフウォッチを探している
誰でも使える簡単さが魅力。スコア管理も可能
G3は本当に難しい操作が皆無
その後ラウンド中に操作することは基本的にありません(スコア登録とショットの飛距離を計測したい時は操作が必要)
▼ゴルフモードを選択してゴルフ場を受信するだけで使用可能になります
ホールも自動で切り替わっていきます
スコア登録はホールアウトすれば自動で入力画面になるので迷うことはありません
▼ホールアウト後に切り替わる画面。スコアを登録して本体右の真ん中にあるOKボタンを押していきます
▼スコアは端末内に保存されるのでラウンド後にも確認することができます
搭載機能
- オートスロープ
- オートGPS
- アクティブグリーン
- スコアリング(手動)
- フィットネスモード
- 防水機能
- 無償アップデート
アクティブグリーンビューでエッジまでの距離が変化する
自分の位置によって変化するエッジまでの距離を計測してくれるのが「アクティブグリーンビュー」という機能です
どういうことかというと、右からグリーンを狙うときと、左からグリーンを狙うときでは自分のいる位置によっては残り距離が変化するのでそれに対応しているということです
加えてグリーン形状が把握できるようになっています
低価格ながらどこでもつかえる高低差補正を搭載
ボイスキャディは2万円を切る低価格帯のゴルフウォッチながら、国内コースのほぼどこでも使える高低差補正を搭載しています
同様の価格帯のモデル、例えばイーグルビジョンWATCH5などはカバー率7割台だから、ここに関しては素直に嬉しいところです
アップダウンの多いゴルフ場によく行く方にとっては必須機能と言えるでしょう
高低差の補正が行われているときには画面右に高低差マークが表示されます
▼MENUからトーナメントモードをONにすると高低差情報を使えなくすることもできます
プレースピード重視の方や初心者の方にもおすすめ
距離測定機能に特化しているので、プレーの進行に影響が出にくいモデルです。基本的に数字が出るだけですから計測に時間をかけすぎることも減ります。考えることがシンプルになって余計なことを考えずに集中できるから初心者の方にもおすすめです
多機能なナビは便利はではあるけど、操作に集中するあまりスロープレーにもなる可能性もなきにしもあらず。プレースピードを重視する方にはベストな選択肢のひとつです
本体サイズは大きめだけど画面は小さい
本体サイズはご覧のどおり結構なごつさがあります
まあ本体が大きいのはいいとしても、そのサイズの割には液晶画面が小さいのには若干の違和感を感じざるおえません。本体をもう少しサイズダウンしてくれたら良かったとは思いますね
▼重量は63g。ゴルフウォッチとしては重たい部類に入ります。ガーミンApproach S62と一緒ぐらい
飛距離測定は手動で行う
ボイスキャディの他のモデルでは自動的に作動する機能ですがG3は手動です。ここに関していえば自動だと良かったなと思いますが、まあ機能が無いよりはマシ
本体ひだり下のボタンを押すだけで操作自体は簡単です
ハイエンドモデルT6よりも優れた防水性
G3はボイスキャディのハイエンドモデルT6よりも高い防水力を持っているのも強みのひとつです
防水の規格はIPX6
センターの距離は良いが、エッジの計測距離に少々不安が残る
今作のG3ではボイスキャディ内では受信衛星数が少ないのと、みちびきL1Sに対応していません。使用前からずっと気になっていたのは計測の精度です
ユピテルYGN7000との比較をおこなってみましたので順番にみてもらいたいと思います
▼グリーンセンターの計測距離は問題ありませんが
ごらんのとおりフロントエッジまでの計測距離がずれています
▼グリーンセンターとバックエッジは問題なさそう
少し見にくいですが、センターは3ヤードのズレ。フロントエッジは8ヤード違います
▼センターはこれも問題なし
フロントエッジとバックエッジはやはりずれている模様
▼最後にこちら
やはりセンターは全く問題ありません
正直なところエッジまでの計測距離に少し不安を感じます
これは受信可能衛生が2つなのも影響しているのかもしれませんが、撮影していない箇所でもだいたいこのような結果になりました
繰り返しにはなるけどセンターまでの距離は問題なし。なので普通には使えます
ぼくのように神経質に数ヤードの誤差を気にする方にはA2やT8をおすすめします
ハザード表示がないのは残念
使うまで気づなかったんですけど、G3が計測できるのはグリーンまでの距離になります。つまりハザードまでの距離情報が全くありません。ここは正直残念なポイントです
総評:簡単で難しい操作が不要。機械操作が苦手な方におすすめ
とにかく機能を絞りに絞ってシンプルに仕上げたゴルフナビで本当に誰でも簡単に使えるモデルです
機械操作に不安がある方や、ラウンド中にやることが増えてしまうと集中力が落ちてしまうという方は是非チェックしてみてください
より高精度で機能も豊富なナビが良いなら同じくボイスキャディのA2やT8がおすすめです
関連ゴルフナビおすすめ人気ランキング|時計型タイプを徹底紹介【比較・口コミ】
関連ボイスキャディA3をレビュー|3万円以下とは思えない高機能ぶり!コスパ最強時計型ゴルフナビ【口コミ・評価】
関連【評価レビュー】ボイスキャディT9|最先端のテクノロジーを詰め込んだゴルフウォッチ【口コミ・評判】
関連ボイスキャディA2評価レビュー|カッコいい見た目とグリーンの起伏がわかるコスパ最強モデル
関連ボイスキャディT8評価レビュー|ゴルフナビとして神の領域に迫る完成度
関連【ボイスキャディT6評価レビュー】タッチパネル操作が快適な時計型ゴルフナビ
関連ゴルフ用レーザー距離計おすすめ人気ランキング|口コミ&評判と選び方
関連【評価レビュー】ボイスキャディ TL1レーザー距離計|全てが高次元でまとまった傑作【口コミ・評判】